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  6. 中学社会「公民」の「主権国家と国連」における学習ポイント

中学社会「公民」の「主権国家と国連」における学習ポイント

2016年05月12日更新

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はじめに

中学校で習う公民の授業には、「主権国家と国連」という分野があります。ここでは、そのポイントについて説明します。

主権国家とは

主権国家とは、植民地や保護国と違って、主権を行使できる国家のことをいいます。

ここでいう「主権」とは国民主権のような、国民が決定権を持っているというようなことではなく、国家の最高独立性のことをいいます。

つまり、他の国の干渉を受けずにその国がその国のことを決めることが出来る、ということです。他の国の干渉を受けないことを、内政不干渉の原則といいます。

また、他の主権を持つ国と対等の権利(主権平等の原則)を持っています。主権の及ぶ範囲が国家とされていて、国は、領土・領海・領空の3つで成り立っています。

主権国家の意味と、主権が及ぶ範囲について覚えておきましょう。

国際法

国際法は、条約や国際慣習など、国と国の間の色々な問題について、国際的に定めた原則のことをいいます。これは、各国の同意がなければ成立せず、また強制力もなくなります。

国家や国際機構の行動、稀に個人に対しても、法的に規律されます。

条約は、二カ国間でのものと、多国間でのものがあり、同意した加盟国同士でのみ効力があります。多くの国が参加する条約には、条約を管理する機関が設けられることもあります。

慣習国際法は、不文であることから、全ての国家の同意がなくても成立します。平和時の公海における航行権や、外交官特権がこれにあたります。

国際法の及ぶ範囲と、仕組みを理解しましょう。

国連のしくみ

国際連合とは、第二次世界大戦の後に設立されて、国際平和と安全の維持を目的としています。

同時に主権国家の集合体でもあるので、加盟国の主権は平等です。

1.国連総会

基本的に全ての加盟国が参加する、国連の議会のことをいいます。

国際連合憲章に定められた問題を話し合って、加盟国や安全保障理事会に勧告することができます。

具体的には、平和・安全の維持や、性・言語・宗教によって差別が起こらないように人権と基本的自由を実現するように援助することです。また、政治や経済においての国際協力を促進することも国連総会で話し合われます。

国連総会の役割を覚えておきましょう。

2.安全保障理事会(安保理)

安全保障理事会は、実質的に国連の中で一番大きな権力を持っていて、事実上の最高決定機関といえます。

また、国連の主要機関の中で、法的に国連加盟国を拘束することができます。

安保理は、国際平和と安全の維持に対して重大な責任を持つことが、国連憲章に明記されています。

安保理は5つの常任理事国と、国連加盟国の中から選ばれる10の非常任理事国から成り立ちます。非常任理事国の任期は2年で、加盟国の中から選挙で選ばれます。

常任理事国は、アメリカ・イギリス・中国・フランス・ロシアの5つです。常任理事国は、第二次世界大戦で勝利した連合国と認識されています。

安保理の意思決定は、理事国9カ国の賛成票がないと、決定できません。ただし、重要事項にあたる実質事項の決定においては、常任理事国には拒否権があり、1カ国でも拒否権を発動すると、決定することが出来なくなります。

安保理の常任理事国・非常任理事国の役割について覚えておきましょう。

3.専門機関

経済・社会・文化・教育・保健などの分野における専門の国際機関で、国連と連携関係にある機関です。

国際労働機関や、国際民間航空機関などがこれにあたります。現在は15の専門機関があります。

国連と連携関係にあるとはいえ、従属関係ではないので、国連に加盟していない国であっても、専門機関には加盟することが出来ます。

専門機関には国連に加盟していなくても加盟できることと、専門機関の役割について覚えておきましょう。

さいごに

国連についての学習は、一見難しいようにも見えます。

しかし、世界の国々が、国際平和や安全のために協力し合っているということをおさえておくと、分かりやすくなります。

(image by amanaimages)

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本記事は、2016年05月12日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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