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[買い物難民]の意味と基礎知識

2010年11月22日作成

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2010年新語・流行語にノミネートされた「買い物難民」の意味と基礎知識について解説します。

「買い物難民」の意味

「買い物難民」とは、商店街の衰退や大型店の撤退などで、その地域住民、特に車の運転ができない高齢者が、近くで生活必需品を買えなくなって困っている状態を指します。

2008年、帯広畜産大教授の杉田聡氏が、買い物に苦労する高齢者を「買い物難民」と著書で定義したのが始まりだと言われています。

買物難民―もうひとつの高齢者問題

「買い物難民」の基礎知識

買い物難民の原因

買い物難民の原因は、前述のように商店街の衰退や大型店の撤退です。

すなわち、不況や競争の激化により、地元の商店街は「シャッター通り」すなわちほとんどの店舗が閉店・閉鎖という状態になりました。

また、都市部の地価が高いため、大型店は郊外に店を構える傾向にあります。

郊外へ買い物に行くには、公共の交通機関か自家用車を使うしかありません。

しかし、高齢者の場合、重い荷物を持って交通機関を利用するのは困難です。

こうして、車の運転のできない高齢者は、郊外の大型店で日用品を購入するために、タクシーを利用するしかないという事態が生じているのです。

買い物難民の対策

買い物難民の対策としては、宅配サービスの拡充や、店舗までの交通手段の提供が考えられます。

一部の公共団体では、買い物難民対策として、食料品店がない地区に生鮮食品店を試験開店したり、民間事業者へ補助金を付与したりといった動きが見られます。

ただ、公共団体からの補助金で開始された民間の宅配サービスで利用者数が伸び悩むなど、まだ買い物難民対策は、十分な効果をあげていません。

今後は、公共団体と民間事業者とがさらに協力し合い、高齢者に対して利用できるサービスの周知を図るなどして、買い物難民対策の実効性を上げていく必要があります。

おわりに

いかがでしょう。「買い物難民」の意味と基礎知識についてご理解いただけたでしょうか。

当記事が、あなたが現代用語に対する理解を深める一助になれば幸いです。

本記事は、2010年11月22日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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