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高校英語のライティングで「簡潔に説明する」ためのポイント

2013年11月02日更新

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はじめに

日常生活においてもそうですが、ダラダラと話の長い人は話の核心がよく分からず敬遠されがちです。要点を簡潔に分かりやすく伝えるということを意識すると、コミュニケーションが円滑になります。

英語のライティングでも同じことで、長いイディオムがあちこちにちりばめられた回りくどい文章は読み手に伝わりにくくなります。なので、今回は自分の意見などを簡潔に伝えるための英作文のコツについてまとめてみたいと思います。

文法表現を省略する

皆さんは、次の文章をどのように英作しますか。

<問題>「私は村上春樹が書いた(=村上春樹の)本を持っている。」

  • I have a book which was written by Haruki Murakami.

このように、名詞(この場合はa book)を修飾する部分を関係代名詞を用いて表現することも可能ですが、“which was”を省略して分詞として修飾させる方が文章がスッキリします。

<おススメ解答>

I have a book written by Haruki Murakami.

長いイディオムを短い単語に置き換える

高校英語では色々なイディオムを覚えなければならず、その中にはとても長ったらしいものもありますよね。少し使う分にはいいですが、そういうイディオムが英作文で頻繁に出てくると冗長な感じになってしまうので、多用は避けましょう。以下に、例を示しておきます。

  • know ~ like the back of one's hand(~をよく知っている)→know ~ well
  • make up one's mind(決心する)→decide

日本文の字面通りに考えない

これが、著者が最も強調したいポイントです。早速一問考えてみましょう。

1.<問題>「たばこを吸う日本人男性は多い。」

おそらく考え方として最も多いのは、「たばこを吸う」の部分を関係代名詞(who)で「日本人男性」にかけるパターンだと思います。

  • Japanese men who smoke are numerous.

もしくは「~する日本人男性のが多い」と考えて、“the number of~(~の数)”のイディオムを使う人もいるのではないでしょうか。

  • The number of Japanese men who smoke is large.

数の「多い・少ない」は、英語では“large / small”で表します。

これらの文も決して文法的に間違っているわけではないのですが、どうも文章的に堅いですし、時制の一致などにも気を付けなければならないので、あまりおススメしません。

「~する人が多い」というのは入試でも本当によく見かけるパターンですが、これは「多くの人が~する」と考えて次のように書くのが一番スッキリします。

<おススメ解答>

Many Japanese men smoke.

  • 「~する人が多い」→Many people ~....

同じく、「~する人は少ない」という文章も、関係代名詞や“the number of~”を使わずに、次のように書くと簡潔です。

  • 「~する人は少ない」→Few people ~....

2.<問題>「最近たばこを吸う女性が増えている。」

「増える」という言葉を見ると、“increase”を使わなければと思う人はきっと多いと思います。なので、解答例としては次のようなものが考えられます。

  • These days women who smoke are increasing in number.
  • These days the number of women who smoke is increasing.

“increase”を使うとどうしても文章が長くなりますし、増えている対象を「人」にするのか「数」にするのかによって用いるbe動詞(太字部分)が変わってくるなど、注意ポイントが多いです。

なので、著者がおススメなのは、“more and more(ますます多くの)”というイディオムを使った以下の書き方です。

<おススメ解答>

These days more and more women smoke.

  • 「~する人は増えている」→More and more people ~...

同じく、「~する人は減っている」という文章も、“decrease”や“the number of~”を使わずに、次のように書くと簡潔です。

  • 「~する人は減っている」→Fewer and fewer people ~....

勉強に関するアドバイス

英文ライティングにおいて、「日本語をそのまま(一言一句)英語にしよう」とするとどうしてもどこかで歪が生じ、読んでいて分かりにくい英文になってしまいます。なので、ポイントのところでも述べたように、字面通りに訳そうとするのではなく、「意味を変えない範囲でどういう表現に直せるか」を考えることがとても大切です。

おわりに

いかがでしたか。以上のポイントをふまえて、ぜひ簡潔で読みやすいライティングの腕を磨いて下さいね。

(image by 足成 ※文章の加工は著者)

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本記事は、2013年11月02日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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