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公民「地域主義・地域紛争」分野のポイント

2013年10月30日更新

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はじめに

中学校で習う公民の授業に、「地域主義・地域紛争」という分野があります。未だに、世界の各地で紛争が起こったり、それに対応するための国際組織があったりします。

平和な世界にするためにはどうしたらいいのかを考える上で、重要なポイントになってくる分野です。

地域主義(リージョナリズム)

地域主義とは、各地方の独自性や特徴を尊重、重視する考え方のことです。

世界には、色々な文化を持った地域がたくさんあります。それをまとめて統括してしまうのではなく、昔からの文化や独自性を尊重して重視しながら、色々な地域と交流したり、協力したりしています。

国家内の地域主義を詳しく説明すると、まず政治の面では、地方分権や地方自治に結びつきます。文化の面では、少数民族の文化の保護や、言語の保護、伝統の保存などが積極的に行われます。

少数民族の伝統などは、意識的に保存しないとなくなってしまうものが多くあります。また、地域の伝統や文化も同じです。それらを守っていき、伝えていくことがこれからさらに大切になります。

地域主義に対して、経済的・社会的な目標の達成において、国家権力を支持する政治運動や傾向のことを国家主義といいます。また、地球をひとつの地域として、世界の一体化を進める思想をグローバリズムといいます。
地域主義の意味と、なぜ地域主義が大切なのかを理解しましょう。

地域ごとの国際組織

世界の色々な地域には、それぞれに国際組織があります。

EU(ヨーロッパ連合)

EUは欧州連合条約によって設立されたヨーロッパの地域統合体です。

加盟国はオーストラリアやフランス、ベルギーなど、ヨーロッパの27カ国が加盟しています。加盟国は、自由、民主主義、人権の尊重などの理念を掲げているヨーロッパの国々であることが定められています。

加盟国では、通貨単位(ユーロ)が共通していて、加盟国同士の移動の際には、パスポートの手続きなどが簡単になっています。

ASEAN(東南アジア諸国連合)

東南アジアの10カ国による、経済・社会・政治・安全保障・文化での地域協力機構のことをいいます。

加盟国はタイ、フィリピン、インドネシア、シンガポール、マレーシア、ブルネイ、ベトナム、ミャンマー、ラオス、カンボジアです。

ASEAN加盟国は日本の重要な貿易相手です。日本から色々なものを輸出して、また、輸入しています。

APEC(アジア太平洋経済協力会議)

日本や東南アジア諸国、アメリカ、カナダなど、太平洋を囲む国々が協力して、貿易や投資の自由などの、経済協力を進めています。また、色々な分野での技術や経済の協力も進めています。

貿易の自由化などは、それぞれの地域の活性化にも繋がります。

それぞれの国際組織の役割を理解しましょう。

地域紛争

世界にはまだまだ地域紛争が多くあります。

紛争の理由は様々で、宗教の対立や、経済的な理由、民族性、国際関係など、理由はたくさん挙げられます。中でも多いのは宗教的な対立による地域紛争です。

今までにも、そして今現在も、まだ地域紛争が続いている地域もあります。最近でいうと、イラク戦争なども地域紛争のひとつにあげることが出来ます。

紛争は、罪の無い多くの人が亡くなってしまう、悲しいものです。紛争をなくし平和な世界を作るために、私たちはどうしたらいいのか、考える必要があります。

国連平和維持活動

世界で色々な紛争が起きていますが、その時に平和的な解決を目的として活動するのが、国連平和維持活動(PKO)です。

PKOは「国際の平和および安全を維持」するためにあります。紛争があった場合、国際連合が平和維持軍を派遣して行う活動です。

平和維持軍の活動は、休戦や停戦をしている国に行って、監視をしたり、兵力を引き離したりすることです。また、紛争が起こった後の支援なども活動の一つです。

これまでにも、数々の紛争地域での活動を行い、平和を維持してきました。

さいごに

世界にはたくさんの地域があり、地域ごとに宗教や文化が違います。宗教や文化が違うと、そこに対立が起こることもあります。

みんな違うことを認められるような世界になれば、紛争などで命を落とす人も少なくなるはずです。そのための活動があることや、地域で協力する活動があることを覚えておきましょう。

(Photo by 足成)

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本記事は、2013年10月30日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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