生活の知恵があつまる情報サイト

nanapi

Icon mentalメンタル

  1.  
  2.  
  3.  
  4. 完璧主義者が陥りがちな「何でも自分のせいにしてしまう思考」の修正方法

完璧主義者が陥りがちな「何でも自分のせいにしてしまう思考」の修正方法

2016年05月12日更新

 views

お気に入り

はじめに

仕事や家庭でうまくいかないことがあると、何でも自分のせいにしてしまう人がいます。明らかにどうしようもないことや、他人のせいであっても、「自分の考えや準備が足りなかった」「自分に至らないところがあった」と自分を責めてしまいます。

こういう思考状態は、「自分が完璧でなければ世界は回らない」というような、「空想する完璧主義者」が陥ります。この考え方を変えていくことが解決策となります。

それでは詳しく見ていきましょう。

「何でも自分のせいにする」思考とは?

「何でも自分のせいにする」思考とは、何か悪いこと、うまくいかないことが起きたときに、それが客観的に見て自分のせいかどうかに関係なく、責任感や良心の呵責から「自分のせいだから、何とかしなければ」と強い焦りの感情を感じ、さらにそれを「自分が悪いんです」と考えることで解消しようとする思考です。

たとえば、Aさんにあることを頼んでおいて、Aさんが指定日にそれをしなかったとします。あなたはとても困り、理由をAさんに問いただしたとします。この時、Aさんが「スケジュールに間違って登録していました」と言い訳し、「ちゃんと確認の連絡を入れてくださいよ」とまで言ったします。

普通の人であれば、Aさんが大事なお客様でもない限り、こういう対応をされると怒ります。そして、間違いをしたAさんを責めるものです。しかし、「何でも自分のせいにする」思考に陥っていると、「Aさんに再度確認することを忘れるなんて、自分はなんて愚かなんだ」「予想しなかった自分が悪い」と、自分を責める方向に行ってしまいます。

「何でも自分のせいにする」思考の人は、まるで自分は、これから起こることを全て知っている、完璧な神様のようにあらねばならないと考えてしまっていることがわかります。そしてさらに、自分がそうでないから、物事がうまくいかないのだ、と考えてしまうのです。この思考の問題点は2つあります。

「無いものねだり」をしていること

人間は神様にはなれません、というか、なってはいけません。人は必ず間違います。したがって、よくないこと、うまくいかないことは、どんなに注意しても必ず起こります。「何でも自分のせいにする」思考の人は、まずこの現実を受け入れる必要があります。

「自分がいなければ、世界が回らない」という勘違いをしていること

「人間は間違うので、いろいろうまくいかないけれど、みんなでカバーしよう」というのが、社会の常識です。あなたが自分のせいにしても、何の解決にもなりません。それよりも、「じゃあどうしたらいいか?」考えることが大人の対応です。

「何でも自分のせいにする」思考の修正方法

1. 人ではなく問題を責める

人は間違うので、人を責めてもしかたがありません。そうではなく、問題を責めます。

たとえば、自分が何かミスをしたとします。そのとき、「ミスをした自分が悪い」とするのが「人を責める」です。これに対して、「自分がミスをしたらうまくいかないというのは、仕組みが悪いからだ」とするのが「問題を責める」ということです。

こうすると、罪悪感にとらわれることなく、「ではどうしたらいいのか」という前向きな気持ちが生まれます。

2. 問題を言葉にする

問題を責める思考ができたら、今度はそれを言葉にします。話し合いなら、実際に喋る、メールでのやりとりなら、文章にします。他人と考えを共有することが大切です。

案外他人は、自分で考えるほど「あなたが悪い」とは思っていないものです。言葉にすることで、相手の考えも分かります。

こうすると、自分の感情ではなく、実際に自分がどう見られているのか、だんだん分かってくるようになります。

3. 「自分の問題はみんなの問題」と考えるようにする

人が集まって何かをするというのは、目的があってのことです。失敗して誰かを悪者にするために、は集まっているのではありません。だから、誰かの問題は本来、みんなの問題なのです。

もし、本当にあなたが悪いのだとしても、それもみんなの問題なのです。むしろ「問題は解決の契機。問題を起こしてあげたから、みんなで解決するチャンスだよ」ぐらいに思っても良いですね。

こうすると、周りの人たちの発言が、自分を責めているのではなくて、問題を解決しようとしているのだ、という風に捉えられるようになってきます。

アドバイス

社会に出て間もないとき、周りの人がみんな「いろいろ考えているすごい人」に見えてしまうことがあります。そして、「それに比べて自分はなんて考えが浅いんだ。でも、いつかこうならなければ」と考え始めてしまうと、この思考に片足をとられています。

大多数の人間は、都合が悪くなると、気軽に責任を他人に押し付けます。「何でも自分のせいにする」思考の人というのは、そういう社会の中で「食い物」にされてしまいます。「自分は間違うこともあるけれど、他のみんなも同じ。だからお互い様」という、強い自己を持つことが大切です。

おわりに

以上で何でも自分のせいにする思考の修正方法ご紹介を終わります。ぜひ参考にしてみてください。

(photo by amanaimages)

この記事で使われている画像一覧

  • 20130407202847 5161586f77ed0

本記事は、2016年05月12日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

編集部ピックアップ

期間限定のPRコンテンツをチェック!

もっと見る