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アメリカの現地校に編入するお子さんに教えるべきフレーズ3選

グローバル化によって、「アメリカに転勤になっちゃった!」という家族も増えつつあります。一緒に行くのはいいけど、一番心配なのは子供のことですよね。馴染んでくれるかな?負担をかけたくないな・・・、そもそも英語を教えなきゃ!でも、何から?

そんなことでお困りのあなたに、幼少時代にアメリカに在住していた筆者が実用的だと感じた英語フレーズを3つお教えしましょう。

筆者の渡航歴・スキル

  • 渡航歴:幼稚園~小学校時に5年間アメリカに滞在、現地校に通学
  • 英語スキル:10歳で英検2級
滞在時の経験から、子供の会話でよく使う単語や基礎知識(ジョークや昔話など)にも詳しいです。

教えるべきフレーズ

緊急性の高い順に並べましたので、1フレーズでも多く覚えた状態で初日を迎えましょう。

トイレに行ってもいいですか?

May I go to the restroom?(メイアイ・ゴートゥーザ・レストゥルーム?)

幼稚園のお子さんでも、とりあえずこれだけは覚えて初日を迎えましょう。アメリカの幼稚園や小学校はお昼以外は休み時間を明確に設けていない場合が多く、児童は手を挙げて先生の許可を得てトイレに行きます。勝手に席を立つと叱られますので、このようにして許可を得ます。

筆者はとりあえずこれを両親に教えてもらってから幼稚園に行きました。会話は全然できませんでしたが、これさえ言えばトイレに行かせてもらえたので「魔法の呪文みたい」と思いながら使っていた記憶があります。

痛い!

Ouch!(アウチ!)

トイレの次に覚えるべきなのは、痛みを伝える言葉です。ケガをしたとき、おなかや頭が痛いときにその箇所を指さして「痛い」と訴えることはとても重要です。それをきっかけに先生が子供を観察して、必要であれば保健室に連れて行けるからです。

筆者は言葉の通じないお友達と遊んでいるときによく使いました。子供同士の遊びって乱暴だったりしますよね。足を踏まれたり、誰かとぶつかったときに「痛い!」と言えず、しかめっ面しかできなかったのは苦い思い出です。きちんと「痛い!」と言えれば、相手も謝ってくれますよ。

失礼します。

Excuse me.(エクスキューズミー)

生理的・身体的な表現ができたら、礼儀の面でよく使うフレーズを覚えましょう。英語は日本ほど敬語の表現が発達していませんが、学校では目上の者に対する言葉づかいをきちんと指導します。なかでも一番使うのはExcuse me. です。 日本語でいう「失礼します」にあたり、先生の注意を引きたいときに使えます。「ねぇねぇ」と言う感覚で使えたら先生からの評価が上がりますよ。

先生の注意を引くことができたら、「鉛筆を拾いたいから席を立ちたい」「プリントができたので提出したい」など、その後の用件はジェスチャーでなんとかなります。

教室で使うときは、席についた状態で手を挙げた状態で言うのがマナーです。

現地校に子供を通わせるときの心得

アメリカへの赴任が決まると急にいろいろなことを決めなければならず、とても忙しくなるかと思います。お子さんも友達と別れたり、転校したり、全く知らない言語圏に放り込まれたりして、なにかと不安になることでしょう。

しかし、子供同士の会話内容は単純なので、大体のことはジェスチャーでなんとかなります。なので、英会話スクールに通わせていろいろ覚えなければならない、というわけではありません。

単純なフレーズを、個数を絞って覚えることができれば、子供はそこから意思疎通できる喜びを得ることができます。そこから少しずつ学校生活に必要なフレーズをお友達から見よう見まねで覚えようとしてくれます。

たとえば、筆者は3か月目くらいからお友達が「カム、カム」と言っていることに気づきました。腕も引っ張ってきますが、何が言いたいのかわかりません。家にかえって両親に「カムって言われるんだけど、どういう意味かな?」と尋ねて、やっとCome(来てちょうだい)と言っていることがわかりました。それからは自分もお友達と同じように使えるようになりました。

それからは、何か分からないことを言われたら、それを覚えて両親に意味を尋ねて自分も使うようになりました。そうして学校生活に必要な実用的な英語を身に付けるのはとても効率がよく、記憶に定着します。

大事なのは、確実な取っ掛かりがあることです。難しいことは後に回して、必要最小限の英語から始める方法はとてもお勧めです。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

筆者は幼かったことや、週5日のペースで現地校に通っていたこともあって、英語をとても早く吸収できました。そして1年でお友達とスムーズに会話ができるようになりました。

最近は日本人学校が発達し、また帰国後の学業の遅れを心配して全日制の日本人学校に通わせる親御さんも多くなったと聞きます。筆者にしてみれば、もったいないことだと感じます。

異国の言語圏に飛び込み、文化も教育も学ぶという機会は、誰でも体験できることではありません。また、学齢期が低ければ低いほど帰国後に進度の遅れも取り戻しやすいです。何より、幼い時に身に付けた言語力は一生の財産になります。

今回ご紹介したフレーズを胸に、アメリカでの新しい生活を始めるお子さんに、心からエールを送ります。Work hard and have fun!

(photo by 筆者)

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