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攻撃的な人と長く付き合うコツ

2016年05月12日更新

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はじめに

はじめから喧嘩腰、攻撃的な人というのはどこにでもいるものです。できればそういう人には近づかないことがいいのですが、仕事や商売の関係でどうしても付き合わなければならない時ってあります。

しかも短時間ではなく長期間に渡るお付き合いをしなけばならないときは、それなりの覚悟が必要です。

趣味を合わせる

若い頃、非常に攻撃的で、闘士の塊みたいな人と、仕事の関係で3年間付き合ったことがあります。こちらは喧嘩は好きでないし、かと言って従属的なお付き合いは嫌なので、摩擦を起こさず対等に付き合う方法はないものかと考えた末、趣味を合わせることに気がつきました。

囲碁を共通の話題に

彼は囲碁、麻雀が得意で、いずれもプロ級の腕前でした。幸か不幸か私は囲碁は全くわからないし、経験もなかったので、それを逆に使って、まず囲碁のルールから教えてもらうことにしました。この時点では師弟関係みたいなもので、相手が上位です。相手は上機嫌でした

彼の碁は、性格丸出しで非常に攻撃的で、皆殺しにしないと気が済まないという打ち方をします。

だから彼とはまともに勝負するのではなく、新聞の囲碁欄の切り抜きを持ち出して、彼なりの解説を求めるようにしました。何しろこちらはルールさえよくわからないのですから、彼の解説を聞いてもよく理解できませんでしたが、それでいいのです。

教え方は優しくも、親切でもありませんでしたが、戦いさえしなければ、新聞に掲載されている囲碁について語り合う、共通の囲碁仲間です。

もちろん彼はそれで満足するはずもありませんが、実力の差ははっきりしているので、碁が原因で喧嘩に発展することはありませんでした。

ちょっとやくざっぽいところがあって、問題児ではありましたが、結果的には、私は彼から無料で囲碁の手ほどきを受けることができたのです。3年後、彼は私の元を去っていきました。私は彼から囲碁の知識を得て、失ったものは何一つありませんでした。

お互い、一歩引いての付き合いだったので、信頼関係は全くありませんでしたが、それでも3年間、ただの一度も喧嘩をすることもなく、問題児とのお付き合いを終了する事ができました。私の元を去ったあと、彼からは、電話もはがきも来ませんでした。もちろんこちらも出しませんでした。

相手の長所に教わる

喧嘩腰、攻撃的な人でも、それを長所としてこちらが受け止めれば、結構いろいろなものを提供してくれるものです。

私の場合は、彼を囲碁の師匠として受け止め、絶対彼とは対局しないという姿勢を貫いたことで、摩擦を起こさずに済みました。もちろん初めの頃は、9目置いて何局か対戦しましたが、解説を受けながらの対局でしたので、勝負というレベルにはほど遠いものでした。

この経験から、相手が持っている優れた技術を、こちらが素直に教わるという関係を保つことができれば、それなりにうまく付き合えることがわかりました。

ただ、こちらが相手と同程度の力があったとしたらどうでしょうか。対局の度につかみ合いの喧嘩になっていたかもしれません。だから相手の趣味合わせるといっても内容によりけりです。こういう場合は、どちらかが問題にならないくらいの実力差があることが大切です。

おわりに

囲碁に限らず、将棋にしろ、麻雀にしろ、花札、トランプにしろ、勝負ごとというのは喧嘩の種を内蔵しているものですから、これで相手と付き合うのは、できれば避けた方がいいでしょう。

私の場合は実力差が大きかったために、トラブルを避けることができました。むしろ得たものの方が大きかったというのは、そう滅多にないかも知れませんが、相手との力の差をうまく利用するのもコツのうちです。

(photo by amanaimages)

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本記事は、2016年05月12日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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