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Twitterアカウントを7か月運用して1万フォロアーを獲得した具体的な9つの流れのまとめ

私はつぶやきレシピ(@tsubuyakirecipe)というTwitterアカウントを運営しているのですが、2010年11月15日に1万フォロアーを達成しました。

まず、前提として、つぶやきレシピは2010年3月17日に出来たサービスで、まだ7か月しか経っていません。企画した私は有名ブロガーでもないタダの一般人です。

そんな私でも1万フォロアーを達成することが出来たため、多くの人にノウハウを伝えることで、このノウハウを知った方の中から今後より面白いサービスが出て来るようになるのではないか、と考えています。

本記事は、つぶやきレシピ編集部のご協力により、2010年に執筆されたものです。

企画段階にやったこと3つ

(1)目新しいコンセプトを考える

最初にやったのは目新しいコンセプトを考えることです。単語と単語を組み合わせ続け、今まで聞いたことのない目新しい組み合わせを考えるのが大切です。

目新しいキーワードはマスコミに載りやすいキーワードですので、私は毎回、単語と単語を組み合わせ続け、単語の海を泳ぎます。

企画をしている時に出てきた組み合わせが、「Twitterの文字数制限」というキーワードと「レシピ」という組み合わせでした。

その組み合わせで「140文字以内のレシピサイト」という軸が出来上がりました。これまで書籍などではそういった事例がありましたが、サイト上では少なかったのです。

(2)ターゲットユーザー数を推測する

さらに、そもそもレシピが好きそうなユーザーはTwitterをやっているのかを調べました。

そうすると、2010年3月当時、以下のようなフォロアーを集めているアカウントが見つかりました。

例:

  • スターバックス(818640フォロワー)
  • モスバーガー(42784フォロワー)
  • カトキチ(16717フォロワー)
  • レシピッター(12832フォロワー)
  • 素材舎(13480フォロワー)

などです。(数字は2010年3月当時)

この状況を見て、サイトを作ることを決めました。最低、1万人~81万人まで食に関心のあるユーザーはいることが分かったからです。

(3)目標をマジックペンで紙に書いて、社内の目立つ場所に張る

目標を設定してマジックペンで紙に書きだし社内の目立つ場所に張りました。その際に誰か責任を負うかということといつまでに達成するか、を明示しなくてはいけません。

最初は0人しかいなかったので、不安で仕方がありませんでした。ただ、「とにかく1年間で1万人だ!」と感覚だけで宣言し、自分のTwitterIDを明示したのでした…。

初期プロモーション段階でやったこと3つ

(4)プレスリリース

広告予算が無いうちのような会社において、広報は非常に大切です。そこで、プレスリリースを使い、ニュース性のある話題にしていく必要がありました。

4月1日のエイプリルフールの日は、エイプリルフールに便乗しているサイトまとめ2010年版に掲載されることを狙いました。

この企画は毎年やってるっぽいので、各社毎年企画されるといいのではないでしょうか。ただ、文章は長いので、一時的にアクセス数は増えますが、a hrefの番号が100番以降になりがちなため、SEO効果は高くないかもしれません。

しかし、こういったまとめページは有難い限りので便乗しました。来年もなんか考えます。

次は地域系メディアです。地域系のニュース媒体さんは、本当におすすめです。誠実ですし、Yahoo!ニュースさんと提携していたりします。

そのため、地域ニュースとYahoo!さんダブル掲載、なんてことがあります。お勧めです。

140字以内でレシピを披露-「つぶやきレシピ」フォロワー増やす(町田経済新聞さん)

また、戦略をオープンにするというのも手かもしれません。うちは、弱小メディアなので、考えたことをガンガン公開していくとニュース性が出ると考えています。当時に考えていたことを全部話したのが以下の記事になります。

140文字以内のレシピサイト「つぶやきレシピ」の狙い

(5)コンテンツ更新体制を整える

メディアの価値はやはり情報の質、ということはソーシャル時代と言えども、変わるはずがない、というのは個人的に思っていることです。そこで、コンテンツを定期的に更新する体制は非常に重要でした。ライターを雇い、専念してもらっていますが、その更新計画は朝・昼・晩の1日3回にしました。

その更新時間は5:30,12:30,17:30の3回にしています。これは料理を作りたくなるタイミングの時間です。その時間に配信することで、「あ、そろそろ料理作らなくちゃ」という行動になることを意識しています。その結果、つぶやきレシピを元に献立を決めたことがあると答えた方が62%になりました。

(6)飲食系に興味がありそうな人を2000人分フォロー

最初はフォローを増やすためには、フォロー返しという文化を知る必要があります。一定の割合で、こちらがフォローをすると、フォローを返してくれます。

そのため、フォローをし続ければフォロアーも増えるのです。そこで、まずは飲食系に関心のありそうな方をフォローし続けました。

しかし、意外とはまりやすいのが「2000人の壁」です。Twitterはスパムフォローを防ぐために、2000人以上フォローしようとする場合は、ある条件を満たさないとフォローできなくなるのです。

それがフォロアー1860人という数字です。実はTwitterには「2000またはフォローされている数の1.1倍のどちらか大きい値+1がフォロー数の上限」というルールがあるのです。

やはり、コンテンツイズキングなのです。フォロー返しを狙うというのはあくまで花火を起こすテクニックであり、本質的にはコンテンツが大切ということは変わりません。

要はおもしろくもない・役に立たない情報を垂れ流して、フォロアーを獲得することは難しいということです。

一部、役に立たない情報なのにフォロアーを多く集めている事例はあります。それは綺麗な女の子の顔が載っているだけのスパムアカウントです。投稿内容は明らかにアフィリエイトだったりするので、役に立たないものばかりですが、その場合の「コンテンツ」はもちろん、アカウントの写真なのでしょう!

運用段階でやったこと3つ

(7)媒体資料を作る

媒体資料と言うと、広告バナーを売りたい人のためのように思われる方もいるかと思いますが、ユーザーの属性を把握することはユーザーに愛されるサイトで居続けるために必要なことだと個人的には考えています。

そこで、ユーザーに対して、アンケートを実施しました。アンケートのフォームは以下のようなサイトで無料で使うことが出来ます。

  • アンケートツクレール :http://enq-maker.com/
  • Google ドキュメント :http://www.google.com/google-d-s/hpp/hpp_ja_jp.html
個人的には1社で管理をする時はアンケートツクレールで充分ですが、複数社にわたって、プレゼントキャンペーンなどをする際は、Google ドキュメントがいいのではないか、と思っています。もちろん、もっと高精度のものが必要なときはフォームを制作するのが良いでしょう。

''さて、ここで驚いたのがレスポンスの速さでした。開始30秒後に1件連絡があり、2時間で10問分のアンケートが回収出来たのです。
''
ネットリサーチ会社さんに100人10問をアンケートすると、10万円程度かかり、納品はどんなに早くても次の日なので、無料で即時回収出来たのは驚きでした。

ここで頂いた意見を元に、ユーザーが喜びそうな企画を考えます。すべては顧客に聞け、ってところです。

(8)コラボレーションしてみる

Twitter上で知り合った方とコラボレーションして一緒に企画をやってみるというのも、媒体資料があるとスムーズです。

つぶやきレシピでは、昼ドコさんというランチ情報掲載サイト運営社とコラボレーションして、「あなたのレシピを銀座のお店でメニュー化してもらおう!」というキャンペーンをやりました。

昼ドコさんに銀座のお店を紹介してもらい、つぶやきレシピで参加ユーザーを集めたのです。この時もプレスリリースをし、日経ウーマンさんに掲載して頂きました。

140字のレシピコンテスト開催(日経ウーマン様)

このコラボレーションの一環で、このnanapiさんでも、何度か調理に関するコツを書かせて頂きました。

(9)1000ずつ増える度に目標の紙に書き込む

運用している時に大切だなあ、と感じたのが小さな目標をクリアしていく喜びを感じることでした。そこで、有効だったのが、フォロアーが1000ずつ増える度に目標の紙に書き込むというものです。

これをすることで、目標に近づいていることを客観的に理解することが出来ます。何より、書き込んでいるとき、テンションが上がります。これは非常に重要で、喜べば、新しいアイディアも生まれやすいのです。

以上、企画・プロモーション・運用という9個の流れを経て、1万フォロアーを達成しました。皆様がTwitterアカウントを運用される際の参考になればいいな、と思っております。

(2010年11月16日現在)

(image by 筆者)

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