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改善の方向性を示す!上手に人を褒める方法

2013年03月27日作成

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目次

はじめに

褒められて嫌な気持ちになる人はいません。どんなに大人になっても、褒められれば嬉しいものです。ところが、人を褒める行為は案外難しいものです。

適当に褒めても「本心じゃないだろ!」と言われてしまったり、かえって余計に喧嘩になる場合もあります。人を褒める時に気をつけることを、著者の経験からご紹介します。

「褒める」行為の効果的な使い方

例えば、子どもが危険な場所で遊んでいたり、旦那が夜遅くまで飲み歩いていて帰って来なかったり、部下が指示を聞かず仕事が進まない時など、叱ることも大切ですが、「褒める」行為がとても有効に作用します。

相手の行動を修正したい時こそ、褒めましょう。

「してみせて、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ。」

という、山本五十六が遺した名言があります。叱られて行動を修正すると、人は嫌な気持ちになり、つい反発したくなります。褒められて行動を修正した方が、人は動くのです。

行動を修正する褒め方のポイント

行動を修正する褒め方とは、どういったものでしょうか。また、気を付けるポイントはどんなことでしょう。

ポイント1:改善の方向性を示す

旦那が飲み歩いていて帰らない時、つい小言を言いたくなりますが、そこはぐっとこらえ、「夜遅く帰るな」と言うのではなく、「早く帰ってきてくれたら嬉しい」と伝えることにより、行動を改善する方向性を示します。

行動を改善する理由として「夜遊びは世間的に良くない」「お金がもったいない」などという一般的な言葉で理由付けを行うと、旦那の反論を食らう可能性があります。

事前に「○○すると嬉しい」と伝えておくことで、「○○してくれてありがとう」と結果に対する褒め言葉へと繋がるわけです。

ポイント2:過程を褒める

例えば、子どもがテストで赤点をとりました。その結果だけ見ると、つい叱ってしまいたくなりますよね。

しかし、結果が出た後で過去のことを言っても、それは取り戻しようがない事実であり、本人の努力ではどうしようもないのです。

それよりも、「○○日は遅くまで勉強していたね」と良かった点を短く褒め、「それを毎日続けてみよう」と改善の方向を示すことで、やる気へと繋がることが期待されます。

ポイント3:時には物で釣る

トークン・エコノミー法という、いいことをしたらおもちゃの100円をあげ、それが1000円たまったら好きなことをしてあげる、というような行動強化の方法があるそうです。

この方法は、大人でも嬉しいものです。いいことをすればいいことがあることを示すには、欲しい物をあげるのが一番わかりやすいと思います。褒めても効果がない時は、こういった方法も非常に有効です。

いつまでも物やお金で釣っていると要求がエスカレートします。一定の改善が見られたら言葉で褒めるようにしましょう。

注意点

褒める時に注意することは、出来るだけ具体的に褒めることです。

例えば、「偉かったね!」「すごかったね!」という言葉だけでは、一体何が偉かったのか、褒められた側からすればよくわからないことがあります。

「褒める」ことは「望ましい方向に導く」ことですから、何が良かったのか、褒められた人にわかりやすくするようにしましょう。

相手を尊重する

D・カーネギー著「人を動かす」という名著があります。こちらの本には、

「人を動かす唯一の方法は、その人の好むものを問題にし、それを手に入れる方法を教えてやることだ。」

と書いてあります。それはつまり、自分の望む方向を示し、その通りに行動した時に適切に褒める、ということに他ならないのではないでしょうか。

自分の都合の良くない時に人は怒るのではないか、そればかりでは人はついてこないのではないか、と人は常に思っています。相手を尊重することが大切です。

おわりに

配偶者、子ども、部下などが自分の望まない行動をする場合、文句を言ったり注文をつけたくなったりするものです。時には怒ったり泣いたりして言うことを聞いてもらうことがあります。

しかし、それでは相手の心の中にマイナスの感情が残り、お互いの関係がうまくいかなくなることも考えられます。

「褒める」行為を生かせば、「褒められる」行為は「嬉しいから次も同じことをしよう!」という、プラスのサイクルが出来ます。「褒める」スキルを使いこなして、良い関係作りを心がけましょう。

(photo by amanaimages)

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本記事は、2013年03月27日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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