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大事なのは全体把握!家計管理の考え方とポイント

2013年03月26日作成

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目次

はじめに

「毎月の支出を確認して、各消費項目は目標金額で抑えて、コツコツ貯金をしよう」と思っていても、レシートの整理や集計が面倒くさいのでつい後回しにしてしまいがちな家計管理。最初に張り切って細かく計画を立てても、途中で挫折してしまっては意味がありません。

ここでは、家計管理の考え方とポイントについてご紹介します。

家計管理とは

家計とは、Wikipediaで調べると以下のように記載されています。

家計(かけい、Family finances)とは、一家の経済生活のやりくりのすべてを総称していう。夫や妻の月々の収入から、家族の1ヵ月の生活のもろもろの支出、貯蓄、ローンの支払いなど。

(引用元:Wikipedia

つまり、家計管理とは、字のごとく、家計(一家の生計)の管理です。家庭の経営管理と言い換えてもよいでしょう。

家計の状態を把握するための家計簿は、1ヶ月単位の収入(夫の給与・年金・妻の収入・年金など入ってくるもの)と支出(食費・光熱費・水道費・被服費・交際費など)で記すことが多いです。

家計簿の月単位の収支結果を年ごとに累計して、キャッシュ・フローを考えるための基礎情報でもあります。

家計管理の考え方

精度よりも継続性を優先する

家計管理は、精度が高いことよりも、継続して全体を把握することが大事です。上述したキャッシュ・フロー表は、人生全体のマネープランを具現化したもので、ほとんどの項目を万円単位で記載しています。

【参考】具体的なマネープラン(キャッシュ・フロー表)はこちらをご覧ください。
何を優先する?マイホームを買うときのマネープランの立て方

そのため、「1円単位で正確に」「すべての支出を明らかに」「費目の定義をしっかりと」というのは重要ではありません。

家計管理で大切なのは、収入と支出のおおよその把握です。著しい増減があれば、その原因を明らかにし、翌月や翌年同月にその反省点を活かすことです。また、現状のままでは、将来的に苦しい・余裕があるという見通しを早く立てることが目的なのです。

先に述べたものであれば、「毎月の支出を千円単位で把握」「領収書のないものは一旦その他の支出とおいてしまう」「カフェ代が娯楽費なのか外食費なのか悩むぐらいなら、『カフェ費』とおく」というように、まずは継続して収支を把握することを優先します。

お金は手段であり目的ではないことを自覚する

しっかり家計管理をしてやりくりすることは大切ですが、よくある失敗や無駄遣い(エアコンをつけたまま外出した、何度言っても歯を磨くときに水を出したままにするなど)に目くじらを立ててはいけません。

もちろん、無駄遣いはしないにこしたことはありません。ですが、そもそも家計管理の最終的な目的は「家族が幸せに過ごすためにお金をうまく使うこと」です。節約のために家族がいがみあう状態になっては意味がありません。

例えば、毎日歯磨きのときに水を出しっぱなしにしたとして、

「約10L×約2分×2回×365日=約1760円/月(東京都水道局のWebサイトより)」です。1日あたり約60円のことでけんかをしていることになります。馬鹿馬鹿しいですよね。

このように、手段がいつのまにか目的にならないように気をつけることが必要です。

必ず定期的に見直しをする

どんな計画でも実行しなければ絵に描いた餅です。また、実行したままで振り返りをしなければ、そこから学んで発展することもできません。

具体的な方法は後述しますが、経営方法でよく使われる「Plan→Do→See→Check」のサイクル(PDSCサイクル)を家計管理でも用います。

  • 計画を立てる(Plan)
  • 実行する(Do)
  • 成果を確認する(See)
  • 成果を見直す(Check)
PDSサイクルやPDSAサイクル(最後のAはaction(改善))と言ったりします。

家庭は最も小さな経済活動単位です。経営手法のほとんどが、家計管理の方法や考え方に応用できます。

家計管理の具体的な方法(家計簿・キャッシュ・フロー表を活用する)

毎月の収支をあまり把握していない家庭がこれから家計管理をする方法をご紹介します。

STEP1:1ヶ月分の家計簿をつける(週・月で把握)

まず、一ヶ月分の収支の把握をしましょう。上述したように細かい費目にこだわらず、月で集計したときに1000円単位までわかっていれば大丈夫です。

領収書をもらうたびに、「住居費(税金含む)」「光熱費・水道費」「食費」「外食費」「こども費用」「医療費・薬局費」「生命保険料」「自動車費(税金・保険含む)」「その他」の袋に入れておき、月末に合計を集計してもかまいません。

家計簿の費目は最小限にしておくと、後の作業もスムーズです。

STEP2:家計簿の費目集計を入れてキャッシュ・フロー表(実績版)をつくる(年で把握)

  • 収入については、手取りの金額(費目は「夫の収入」「妻の収入」など)
  • 支出については、家計簿で作った最低費目(STEP1と合わせる)と「一時的な出費」を入れて、年単位で計画を立てます。

別途、現在加入している生命保険や医療保険の費用・加入者・契約者・保険料・保険金受け取り要件などを整理しておきます。

STEP3:ライフイベント表を作る

STEP4:ライフイベント表に基づいたキャッシュ・フロー表(計画版)をつくる

おそらく、ライフイベント表の内容をすべて実行しようとすると、慢性的な赤字になってしまうと思います。お金は結局以下の三つの対策しかありません。

殖やす 金融商品に投資する。ただし元本割れリスクがつきまとう
稼ぐ 夫が出世する、妻がアルバイトをする、副業するなど
抑える 支出の中身を吟味して抑える(ライフイベント自体を変更したり低額予算に変更する、保険の見直しをするなど

STEP5:キャッシュフロー表の内容を検討し、必要であれば修正版を作成する

このとき気をつけたいのは、収入を増やす(稼ぐ)ことも大事ですが、「限られた予算の中でお金を使い方にどう優先順位をつけるか」を家族で話し合うことです。

STEP6:家計簿の費目(毎月の食費や教育費等)に落としこむ

STEP5は年間計画・生涯計画なので、そのお金の使い方を毎月の予算に振り分けます。

STEP7:また家計簿をつける

目標金額に対してどれくらい増減しているのか、その要因はなんなのか、毎月メモをしておくといいでしょう。領収書の整理が一ヶ月まとめて行うと大変なので、週単位で行うことをオススメします。

特に、食費や雑費は毎日~数日の単位で購入していると、どれくらいお金を使っているか把握しにくいものです。週単位で予算を決めて購入し、その中でやりくりするようにします。

半年に1度は見直しましょう。

その他

便利な家計簿ツール(PCサイト・スマホアプリ)のご紹介

簡単な家計簿のつけ方・家計簿の見直し方法

おわりに

ここでは、家計管理の考え方とポイントについてご紹介しました。家庭という組織の最高財務責任者になったつもりで、経営計画を立ててみましょう。

書籍情報

書籍名 新レシート貼るだけ家計簿―計算・記入は一切不要!
筆者 主婦の友生活シリーズ
出版社 主婦の友社
発売日 2004/10/1
購入 Amazon
書籍名 貯金生活 chokin!家計簿
筆者 横山光昭
出版社 ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日 2009/10/3
購入 Amazon
書籍名 お金が貯まる人の「家計簿」
筆者 泉 正人
出版社 三笠書房
発売日 2009/6/19
購入 Amazon

|~書籍名|たりないお金―20代、30代のための人生設計入門|
|~筆者|竹川 美奈子|
|~出版社|ダイヤモンド社|
|~発売日|2009/7/31|
|~購入|Amazon|
(photo by amanaimages)

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本記事は、2013年03月26日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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