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  8. 初心者から中級者に駆け上がる!将棋の戦法「矢倉囲い+棒銀」

初心者から中級者に駆け上がる!将棋の戦法「矢倉囲い+棒銀」

将棋が趣味だけど初心者だから中級者・上級者にはどうしてもかなわない。なんて悩んでいませんか?コンピュータ相手やお父さん相手に練習していてもなかなか上達しない、筋がないから…。そんなときにちょっとうまくなれる指し方や方法があったら興味を持ちますよね。そこで上達のための基礎となる、初心者でも分かりやすい「矢倉囲い」と「棒銀」を組み合わせた戦法をご紹介します!「矢倉囲い+棒銀」の基本から戦術を学んで、中級者へ一気に駆け上がってみませんか?

2013年03月25日作成

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将棋の囲いや戦法は複数あり、人により得意とする物がありますが、初心者でも分かりやすく整理しやすい矢倉囲い棒銀を組み合わせた戦法をご説明します。

矢倉と棒銀の概要

矢倉囲い、棒銀とは

矢倉囲いは玉を守るための物、棒銀は攻めるための形です。初心者に限らず、矢倉囲いも棒銀も、上級者でも使う定番の戦法の1つです。

今後の将棋の上達においての基礎にもなりますので、知っておく事をおすすめします。

まずは、矢倉囲いと棒銀の型をご説明します。上手の左側の赤枠部分が矢倉囲い、右側の赤枠が棒銀にあたる部分です。銀、角、金2枚で玉を強固に囲い、銀と飛車で攻めるという陣形です。

守りの駒が多く、攻めの駒が少ないようですが、序盤では一般的に金・銀を守りに多く使います。

矢倉囲い+棒銀の強さ

矢倉囲いは各々の駒の連携が強く、玉にピッタリよっている非常に固い守りです。飛車は基本的に一番強い攻め駒なので、飛車のいる側は主戦場になる事が多いです。なので玉はその反対側に囲っておくのが守りの基本です。

その矢倉で、左側によせた玉を固く囲い、右側から銀と飛車を中心に、守りの角が攻めにも利いている、攻守ともに強い陣形です。この時の角は守りの位置にいますが、攻めにも関わっています。詳しくは後述します。

弱点もある

どんな戦法も一長一短ありますが、矢倉囲いの弱点は、横からの攻めに弱いことです。特に飛車を利用して八段目、九段目辺りを、飛車と銀の組み合わせで攻めらると弱いです。

上図のように相手の2九竜と、6九銀の連携で、こちらの7八金が責められています。これは矢倉囲いをしていると良く見かける攻め方です。

「玉は金で守るもの」です。囲いの要は金なので、それがはがされると、囲いは一気に弱体化します。これで相手の持ち駒に金か銀でもあったら、玉はかなり危険な状態にあると言えます。

矢倉囲い+棒銀での戦術

矢倉で玉を囲ったら、飛車と銀で相手を攻めるわけですが、良くある局面を例に取って、具体的な戦術をご説明します。

STEP1:陣形を整える

上図を見てください玉を矢倉で囲って、棒銀で攻める準備が出来た状態です。

矢倉囲いにおいて、角は守りの一部ですが、棒銀の先端に向かって利いているので、攻めの役割も兼ねています。その時の状況によって、ここからズバッと攻めあがって行く事も出来ます。

また玉頭を攻められた場合に、先発の銀がやられても、さらに裏から角が利いている状態となり、玉頭がとても強固です。準備万端の状態です。

相手の駒組みはその時により様々ですが、ここまでのこちらの駒組みはスムーズに行えると思います。

矢倉・棒銀の陣形は、銀・飛車・角で攻める

STEP2:銀で切り口を作る

分かり易くするために、こちらの手番を太字で表します。

上記ステップ1の図から、3五歩と突きます。

以後、同歩、同銀、3四歩打、と続いて上図になります。

STEP3:銀を犠牲にして戦線を破る

ここで3五の銀を逃げず、2四歩と突きます。

ここで相手が3五歩と銀を取って来たら、2三歩成です。

銀は取られましたが、2三歩成が相手は痛いです。同金と取ったら同飛車成です。銀を取られはしたものの、陣地を破って飛車成を作れたら、こちらが優勢です。

参考

STEP3で、相手が3五の銀を取って来なかった場合はどうなるのか。つまり、こちらが突いた2四歩を同歩と取って来た場合です。それが下図です。

ここから、同銀、同銀、同飛車、2三歩打、2八飛車、となって下図の状態です。

敵陣を破ってはいないものの、飛車の前がすっきりして銀を持ち合ってまずまずの状態です。

おわりに

必ずしも上記の例の様に上手く行く訳ではないですし、その時により駒の位置は様々ですが、ちょっとした将棋好き程度の相手なら成功する可能性は高いです。

まずはこの戦法で何度も打ち、中級者、上級者への道の足がかりになれば幸いです。

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(photo by 筆者)

この記事で使われている画像一覧

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本記事は、2013年03月25日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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