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奨学金だけじゃない!教育ローンの基礎知識

2016年05月12日更新

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はじめに

進学の際の入学金・授業料・寄付金等を借りることができるローンが教育ローン(学資ローン)です。

ここでは教育ローンの基礎的な情報について説明します。

奨学金との違い

奨学金は学生本人が債務者となり、卒業後に返済をしていく借金です。

世帯主の収入や学力、健康状態、人物などの審査がある他、連帯保証人と保証人を立てる必要があります。

教育ローンは保護者が債務者となります。世帯の所得が審査対象です。公的なローンと民間のローンがあり、それぞれにメリットがありますので、順に説明していきます。

公的な教育ローン

公的なローンは日本政策金融公庫で借りることができます。教育一般貸付という融資になります。

詳しくはこちら(日本政策金融公庫-教育一般貸付)を参照して下さい。

利用できる学校の種類

  • 大学、大学院(法科大学院など専門職大学院を含む)、短期大学
  • 高等学校、高等専門学校
  • 専修学校、各種学校、予備校、経理学校、デザイン学校など
  • 特別支援学校の高等部
  • 外国の高等学校、高等専門学校、短期大学、大学、大学院など

  • その他職業能力開発校などの教育施設

留学の場合は6ヵ月以上に限ります。

用途

  • 学校納付金(入学金、授業料、施設設備費など)
  • 受験にかかった費用(受験料、受験時の交通費・宿泊費など)
  • 住居にかかる費用(アパート・マンションの敷金・家賃など)
  • 教科書代、教材費、パソコン購入費、通学費用、修学旅行費用、学生の国民年金保険料など
今後1年間に必要となる費用が融資の対象となります。
入学資金については、入学する月の翌月末までの融資となります。

申し込み条件

融資の対象となる学校に入学・在学する方の保護者で、世帯の年間収入(所得)が次表の金額以内の場合に申し込みが可能です。

子供の人数(注) 給与所得者(事業所得者)
1人 790万円(590万円)
2人 890万円(680万円)
3人 990万円(770万円)
「子供の人数」とは、申込者が扶養している子どもの人数をいいます。年齢、就学の有無を問いません。

上記の金額を満たさなくても、融資が受けられる場合があります。詳しくは日本政策金融公庫へお問い合わせ下さい。

利率

年2.45%(母子家庭の方は年2.05%)

利率は金融情勢によって変動しますので、借入金利(固定)は、記載されている利率とは異なる場合があります。

融資限度額

子ども1人につき300万円以内

返済期間

15年以内(交通遺児家庭または母子家庭の方は18年以内)

返済方法

※毎月元利均等返済(毎月の返済額が一定です。)の場合

返済の目安:(300万円を年2.45%の利率で計算した返済例)

返済期間 毎月の返済額
5年(59回払い) 54,100円
10年(119回払い) 28,500円
15年(179回払い) 20,100円
この返済額には(公財)教育資金融資保証基金の保証料は含まれていません。

※元金の返済を据置く場合

据置期間中の毎月の返済額は約6,200円(借入金額300万円、年2.45%の利率で計算した場合)になります。

※ボーナス月に増額して返済する場合

返済額を6ヵ月間隔で設定したボーナス月に増額する場合このようになります。

ボーナス月増額返済のボーナス返済分は最大で融資額の1/2です。

ボーナス返済分を融資額の1/4とし、300万円を年2.45%の利率で計算した返済例

返済期間 平常月の返済額(年10回) ボーナス月の返済額(年2回)
5年(59回払い) 40,600円 120,100円
10年(119回払い) 21,400円 63,600円
15年(179回払い) 15,100円 44,900円

借入ができない場合

保護者の失業などで融資を受けられない場合は、各都道府県の社会福祉協議会から教育支援資金を借り入れることもできます。お住まいの近くの社会福祉協議会へ相談してみましょう。

神奈川県社会福祉協議会の教育支援資金貸付はこちら

民間のローン

銀行などの金融機関や信販会社でもローンを組むことができます。公的なローンと比較してのメリット・デメリットは以下です。

メリット

・用途が広い

公的なローンは中学校卒業以上の子どもが融資対象なのに対し、幼稚園の費用から利用できることがメリットです。制服代・教科書代・塾へ通う費用にも使うことができます。

・保証人不要

保証人がいない場合、保証料を支払うより民間のローンの方が金利が低くなる場合もあります。

・融資額が大きい

公的なローンでは子ども1人あたりの融資上限が300万円ですが、民間のローンでは医学部・歯学部・薬学部など6年制大学や大学院へ進学する方のために1000万円まで融資を行う会社もあります。

デメリット

金利は2%台~7%台のところが多く、公的なローンよりやや高めです。

(photo by amanaimages)

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本記事は、2016年05月12日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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