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株式投資をするなら必見!損益計算書の読み方

2016年05月12日更新

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はじめに

損益計算書というのは、期間ごとの経営成績(もうけ具合)を表すものです。損益計算書を読み解くことで、会社が稼いだ金額はもちろんのこと、稼ぐためにかかった費用や本業で稼いだのか、副業で稼いだのかという点まで把握できます。かなり重要ですので、これはぜひ知っておきたい決算書です。

ここでは損益計算書の読み方をご説明します。

損益計算書の読み方

例) ひっきー株式会社の損益計算書  (単位:100万円)  
|~科目|~金額|~計算式|~利害関係がある人|
|---|---|---|---|
|売上高|20000| |顧客から|
|売上原価|15000| |取引先へ|
|売上総利益 【粗利益】(売上高-売上原価)|5000|=20000-15000| |
|販売費・一般管理費|3800| |従業員へ(給料)|
|営業利益(売上総利益-販管費)|1200|=5000-3800| |
|営業外収益|100| | |
|営業外費用|200| |債権者へ(銀行など)|
|経常利益[営業利益+(営業外収益-営業外費用)]|1100|=1200+100-200| |
|特別利益|50| | |
|特別損失|300| | |
|税引き前当期利益[経常利益+(特別利益-特別損失)]|850|=1100+50-300| |
|法人税などの税金|400| |国・地方公共団体へ|
|当期利益(税引き前当期利益-法人税などの税金)|450|=850-400|株主へ(最後に残った利益)|

損益計算書で注目すべき数値は、「売上高」と、売上高から費用などを差し引いた、「5つの利益(売上総利益・営業利益・経常利益・税引き前当期利益・当期利益)」です。

売上高

本業を軸に、業務での収入すべてを合計したものです。売上高の大きさは、その会社の事業規模を表します。営業収益と呼ばれることもあるようです。

売上総利益

売上高から、売上原価(仕入れなどの費用)を差し引いた(売上高-売上原価)おおざっぱな利益のことを言います。粗利益(あらりえき)とも言われます。

営業利益

売上総利益から給料や家賃、通信費、交際費など会社を維持したり、売上を上げるために使った経費を差し引いた額(売上総利益-販売費・一般管理費)です。いわゆる本業の利益がこれに当たります。

販売費

営業担当の給料や広告宣伝費などの営業活動に深い関係を持つ経費

一般管理費

役員や事務職員の人件費や家賃など、販売には直接関係がない経費

経常利益

営業利益に対して、配当や利息など本業以外の収支(営業外収益・営業外費用)で加減した額です。本業以外の利益を含めた会社の日常的な利益がこれに当たります。

税引き前当期利益

経常利益に対して、土地の売却益や退職金支払いなどの特別な理由による収支を加減した利益です。税引き前当期利益は特別利益・特別損失が大きい場合に大きく変動する利益です。

当期利益(純利益)

税引き前当期利益から、税金を支払った残り(税引き前当期利益-税金)のことを言います。いわゆる純利益がこれに当たります。株主の取り分は、利益の中から他の利害関係者が取ったあまりになります。

おわりに

損益計算書を期間ごとに並べることで、期間ごとの企業の力の推移を見て取れます(企業のホームページの中にあるIR情報や四季報などを使ってください)。企業の調子(現状)を見るのに最適な財務諸表です。

(photo by amanaimages)

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本記事は、2016年05月12日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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