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「相手への配慮」を忘れずに!イスラムの国マレーシアで気をつけたいマナーのポイント

2013年11月01日更新

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はじめに

急速な勢いで発展を遂げているマレーシア。近年は観光客だけではなく、多くの日本企業の進出も目立ちます。

マレーシアの人々はみな明るくて気さくな人たちばかりですが、国民の65%はイスラム教信者ですから、良好な人間関係を築くためにはイスラム教ならではの習慣とマナーを知っておいたほうがいいと思います。

そこで今日は、マレーシア独特のマナーについてご紹介したいと思います。

知っておきたいイスラム教のルール

1日5回の礼拝

決められた礼拝の時間にモスクやスラウと言われる礼拝室でお祈りをささげなければなりません。大きなオフィスビルやショッピングセンターには必ずスラウがあります。

豚と犬は不浄なもの

豚や犬に触れることはよくないとされており,豚肉を食べることも禁止されています。

飲酒,喫煙の禁止

マレー料理のレストランなどではお酒をおいていなかったり、禁煙だったりするところが多くあります。

女性の肌の露出禁止

服装はわりと自由になってきているようですが、トゥドゥンと言われる布を頭にかぶっている女性を多く見かけます。

左手は不浄なもの

左手を使うのはトイレでお尻を洗浄するときなどです。

イスラムの暦ラマダンの月は飲食禁止

つまり断食です。とはいっても、飲食を断つのは日が出ている間です。日の入り後は、むしろ食べられることに感謝しながらたくさんの食事をとるのが習慣だそうです。

ラマダンの時期は毎年少しずつずれます。

マレーシア滞在中に気をつけるべきマナー

では、観光やビジネスシーンでは、いつ、どのように気をつけなければならないのか、具体的な例をご紹介していきます。

例1:スーパーマーケットで

スーパーマーケットは安くお土産を購入できるスポットです。たくさんの商品を買い物カゴやカートに入れながらお買い物していると、なにやら仕切られた小さな売店のような空間を発見することと思います。

そこはHALAL(ハラール)とよばれるコーナーで、豚肉を使った製品が売られているコーナーです。

豚肉を不浄とするイスラム教の人々は、豚肉や豚肉製品に触れてはいけないため、このように売り場が分けられています。もちろんレジも別です。

ハラールコーナーには自由に入ることができますが、気をつけなければならないのが、買い物カゴやカートを一緒にしてはいけないことです。

ハラールコーナー以外で使用している買い物カゴをハラールコーナーに持ち込むことはできませんし、ハラールコーナーで買った豚肉製品入りの買い物袋をカゴに入れることもいけません。

例2:レストランを選ぶ際

ビジネスでマレーシアを訪れる方は、マレーシアのビジネスパートナーと一緒に食事に出かけるということも多いでしょう。そのときに気をつけたいのはレストラン選びです。

マレーシアは多民族国家の国ですから,豚肉を提供しているレストランも数多くあります。ですから、レストランにはHALAL(豚肉を使わないお店)、NON-HALAL(豚肉を使うお店)の表示が義務付けられています。
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イスラム教の方はノン・ハラールのお店での飲食はできません''のでお気をつけください。

豚肉料理を注文しなくても,豚肉を扱うキッチンで料理されたものは食べることが許されません。豚肉が入っている冷蔵庫に保管されている食品を食べることもいけませんから,必ずハラールのお店を選ぶようにしてください。

ビジネスパートナーがインド系の方の場合は牛肉が禁止です。マレー系,インド系に共通してよく食べられているお肉は鶏肉です。

例3:会社を訪問する際

会社を訪問する際にアポイントメントを取るのは常識だと思いますが、マレーシアでは特に相手のお祈りの時間を尊重するため、事前に伺いを立てておくことが大切だと思います。

また、ラマダン(断食)の時期の訪問は慎重になります。急に会社を訪問されても、相手はお茶や食事などの接待にお付き合いすることができません。

例4:モスクを訪れる際

マレーシアには美しいモスクがたくさんありますし、中を見学することもできます。もちろん、モスク内では肌の露出は禁止です。布を貸してくれるモスクもありますが、できるだけふさわしい服装で訪問しましょう。

また、出血している人(生理中の女性)は入れません。

例5:その他の注意点

  • 握手やおつりを受け取るときなどは右手を使いましょう。
  • 頭は大切な部分。赤ちゃんや子どもの頭もなでてはいけません。
  • 人差し指で相手や物を指してはいけません。

最後に

多くの民族が共存するマレーシアでは、お互いがお互いのルールやマナーを受け入れ、尊重するという姿勢が見られます。

「相手への配慮」、この気持ちを忘れずに旅をされたら、マレーシアの人々も笑顔で受け入れてくれることと思いますよ。

(photo by 筆者)

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本記事は、2013年11月01日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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