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仕事を選ぶ際に必ず考えておいてほしい3つのこと

2015年03月03日更新

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はじめに

毎年、就職活動と転職活動の相談をたくさん受けます。

で、その際には「会社選びはどうやったらいいですか?」とか「こういう業界、会社に行こうと思うんですがどう思いますか?」という質問が多く、その都度、回答もアドバイスもだいたい同じなもんですから、いっそのことnanapiに書いておくことにしました。

というわけで、就職・転職する際に必ず考えておいてほしい3つのことです。

あくまでも、私の考えなので一般的ではないかもしれないことを最初に言っておきますね。

1 進もうとしている業界や企業の将来性を見極める

実は、学生さんと話をしていてもっとも抜けている視点がこれです。本当?と思うかもしれませんが、本当です。

「○○という会社に入りたいのですがどう思いますか?」

と質問されることが多いのですが、私がその会社のことを知らないことが多いので学生さんにいろいろと質問するわけですが、

「その業界の将来性はどう?まだまだ発展する?」
「その会社は10年後、どうなっている感じ?」

といった質問でほとんどつまづきます。

就職を希望している会社の初任給は知っていても、その会社が3期連続で売上と利益が減少していてしかも業界内での順位を落としている、ということを知らなかったりします。またその会社が属する業界自体が危機に瀕していることを知らなかったりするのです。

会社の中にいる人ですら知らなかったりしますのでお気をつけあれ

このままではせっかく就職しても5年後にはリストラ、なんて可能性が高いですよ。

とにかく自分が進もうとしている業界や会社の「現在」や「これまで」の状況だけではなく、この業界が将来成長していくのだろうか、衰退していくのだろうということを必ず考えてください。とりあえず10年程度先を予測してみることをお勧めします。

では、どうやって予測したらいいんだよ、という人のために超簡単な方法をご紹介。

将来予測の方法

将来予測については、業界全体、会社単体の両方について予測しましょう。

■過去の数値から予測

過去の数値トレンドから将来を予測します。

  • 業界の場合は過去数年間の業界トップ5~10の企業の売上と利益を足した推移を表にしてみる。
  • 企業の場合は過去数年間の売上と利益の推移を表にしてみる。数字はYahooファインスやその会社のサイトに掲載されています。

■事実情報からの予測
必ず起こることに対して、マーケットが受ける影響を予測します。

  • 日本においては、少子高齢化は必ず起こる事象であり、中長期的に見た場合、非常に分かりやすいところではたとえば学校ビジネス、結婚関連ビジネスはマーケットが縮小し、高齢者向け医療マーケットは拡大する可能性が高い。
  • 中国経済が拡大することはほぼ100%確実であり、それにともない中国向けマーケットは拡大する

■メディアからの情報の予測
メディアに○○産業は拡大していく、△△産業は縮小傾向といった経済記事をベースに予測する。

■海外の状況の予測
アメリカやヨーロッパの状況をみると、日本の将来がわかることも多くあります。

予測の結果から何を導き出すか

10年後業界も成長し、会社も成長していると予測されるなら、就職先として安心できる可能性が高いです。

逆に、縮小傾向にある業界や会社に就職しようとしているなら、将来のリスクは高くなってきます。

しかし、だからといってそういった業界・会社がだめなわけではありません。自分がやりたいことと合致している、その会社が好きだということであればあえて飛び込む度胸も必要です。ただ、あらかじめ「リスクが高い」と知っておくことがとても重要なのです。リスクを認識できれば、備えることができます。

もっとも気をつけて考えたほうがいいが、今は好調だが数年でピークを迎え、その後縮小していくような会社です。見方を間違えると大変なことになります。

2 やりたいことでお金が稼げるというのは低確率

学生さんが希望する会社を選ぶ際に

「○○が好きだから、この会社に入りたいんです」
「△△をやりたいので、この会社に入りたいんです」

といった言い方をすることが多いです。もちろん間違いではないし、夢を実現するために就職活動先を選ぶことはすばらしいと思います。

ただ、ここでちょっと冷静になって考えてみてください。

「やりたいことをやってお金もらえる」

ことを実現している人は、実はとても少ないのです。

スポーツでたとえるならわかりやすいです。

みなさんの友人が

「ゴルフが好きなので、プロゴルファーになりたいんです」

と言っていたらどう思います?

「え!?とりあえず頑張れよ。でも、大丈夫か?本当になれる?ちょっと冷静になれば?」

というのが正直な反応かと思います。

私は、学生さんから

「○○が好きだからこの会社に入りたいんです」

といわれると、まさに「僕はプロゴルファーになりたいんです」と言われたような気持ちになるんです。

そんな方へのアドバイスは簡単。わかりやすくするためにゴルフの例で話をすると

  • プロゴルファーを目指すなら、夢を実現するために死ぬほど練習してください
  • 無理だったとしてもゴルフはお金を払えばできるよ

といいます。
夢を追うなら、とにかく必死に努力が必要。その覚悟はしなさい。でも、やりたいことをやるなら、お金をもらってやるだけじゃなくて、払ってやるという選択肢もあるんだよ、と。

そんなのずるい!変だ!と思いますか?いいえ、私は変だと思いません。

やりたいことでお金が稼ぐにはとてつもない努力と才能が必要です。スポーツだったらわかりやすいのに、ビジネスになると途端にわからなくなっちゃうんですよね。

夢を追って最後まで実現できないくらいなら、稼げるところで稼いで、自分の夢を実現するために使いましょうよ。

3 やりたいことがわからないなら成長産業、成長企業に身をおけ

「将来やりたいことがわからないんですがどうしたらいいでしょう」

というのも、非常に多い質問です。

その場合の私の返答は

  • やりたいことは考え続けてください
  • とりあえず、見つかるまでは成長している業界、成長している会社に身を置いてください。

です。

成長性の見極めは1を参照のこと

理由は以下の通り。

  • やりたいこともわからないのに、しかもせっかく入った会社でリストラなんてあったら目も当てられない。

  • 成長している会社は、縮小している会社よりも経験上比較にならないほど楽しい。

というわけで、1で書いてある予測をして、いい会社を選んでみてくださいね!

おわりに

「会社を選ぶどころか入るだけで精いっぱいなんだよ!」

という方もいるかもしれません。就活では特に、内定を1つもらうのも大変なようです。

そんな場合でも、自分が入社する会社の将来を認識しておくことは絶対に重要です。「この会社は近々だめになるから、転職のためにスキルアップしておこう」といった心構えができます。これは就活における志望動機にもつながります。

というわけで、最低限将来予測だけは必ずやっておいてくださいね。

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本記事は、2015年03月03日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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