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効率的な仙台観光のコツ

2013年01月25日作成

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はじめに

伊達政宗公墓所 瑞鳳殿

2012年11月、二泊三日で学会参加と観光を兼ね、同じ勉強をしているの先輩二人(男性)と、私の三人で行きました。また、仙台郊外の葛岡霊園に知人のお墓があるので、それも目的の一つです。

初日は早朝の新幹線で東京を出発し、新幹線の中で駅弁を食べているうちに、仙台に到着しました。「はやて」で、1時間40分です。8時前には到着し、そこから地下鉄で移動、その日は午前午後学会に参加しました。

夕方学会が終了後、ホテルにチェックイン。仙台は何度も行ったことがあり、いつもは駅前のホテルモントレ仙台か、駅に隣接したメトロポリタン仙台に泊まるのですが、今回は秋の学会シーズンということもあり、どちらも取れなかったので(8月の時点で、既に予約が一杯)、このホテルリッチモンドプレミア仙台駅前に泊まりました。

駅から5分、仙台のメインストリート、青葉通りと上杉愛宕通りの交差点、さくら野百貨店の向かいにあります。一階に和食の「WA-SHOKU波奈仙台」があるビルで、5階がフロント、6階以上が客室になっています。

ここはビジネスホテルなので、チェックインの際に精算します。事務的ではありますが、精算マシンが数台あり、そこでの精算です。鍵はカードキーで、6階から上の客室に上がる時は、セキュリティのため、エレベーターにもカードキーを入れる仕組みになっています。

なお、早めに予約したので、プレシャスシングルを格安で押さえることができました。部屋は広め、インターネット(有線LAN)が使え、大きめのデスクがあるので、仕事にも便利です。

隣のビルの一階にコンビニもあり、フロアには自販機と電子レンジもあります。

朝食は、「宿泊ゲスト専用プレミアラウンジ」で。焼きたてのパンが美味でした。昼はラウンジとして、宿泊ゲストはコーヒーが無料でいただけます。

仙台は、秋の学会シーズンや連休は混むので、非常にホテルが取りにくくなります。秋の旅行なら早めに予約を心がけてください。

今回の大凡のスケジュールです。

初日の夜は、仙台駅「牛たん通り/すし通り」の「気仙沼あさひ鮨」へ(後述)。翌日は朝5時起き、タクシーで葛岡霊園へお墓参りに行き、朝9時から午前中一杯学会に参加しました。

お昼は国分町で牛たん定食を食し、午後からは、「るーぷる」を使って観光に。この日の夜は、関西から学会に参加していた先輩と二日連続「気仙沼あさひ鮨」へ。話が弾んですっかり遅くなりました。

翌日は「仙台朝市」(後述)の食堂で朝食をとり、干物などを購入してから、仙台駅地下フロアの「名店街」でお土産(半分以上は自分へのお土産なのですが)に、仙台麩、仙台味噌、笹かまぼこなどを購入、買ったものは全部宅急便で送り、お昼過ぎの新幹線で、東京への帰路につきました。

伊達政宗コース 観光とグルメ

1:るーぷる(環状観光バス)を使う

仙台駅前から、るーぷるという観光バスが出ています。仙台の観光スポットをぐるりと回ってくれます。一日乗車券が600円です。

仙台駅→瑞鳳殿(伊達政宗公墓所)→仙台市博物館→青葉城跡→青葉山植物園→東北大学理学部自然標本館(恐竜の骨などあり)→宮城県美術館(大きな展示会あり)→大崎八幡(国宝)→仙台メディアテーク(定禅寺通り)→市役所→仙台駅(片道運行で、この逆のルートはありません)

という順番です。私は主に歴史的建造物を見るので、仙台駅→瑞鳳殿→仙台市立博物館→青葉城跡→大崎八幡、という「伊達政宗コース」(著者命名)で行く事が多いです。

なお「るーぷる」の一日乗車券を持っていると、瑞鳳殿、市博物館では割引、大崎八幡は入場無料ですが、一日乗車券を事務所で見せると、大崎八幡の美麗な絵ハガキをもらえます。

「るーぷる」仙台駅前乗り場

チケットはこの近くの券売所で購入できます。ホテルで売っているところもあり。20分〜30分間隔おきに運行されています。

瑞鳳殿は、伊達政宗公の墓所。松島の瑞巌寺は伊達家の菩提寺で、政宗公のご遺骸は、ここに埋葬されています。

昭和20年に戦災で焼失しましたが、1979年に再建されています。政宗公から三代の当主の霊廟があり、いずれも桃山様式の美しい色彩の建物です。資料館があり、再建時に発掘された、政宗公の骨格や、遺品などが展示されています。

なお、瑞鳳殿入り口からは坂道と石段の上り坂なので、歩きやすい靴を履いていきましょう。

瑞鳳殿へ向かう参道から

9時開館ですが、10時過ぎると観光客が押し寄せるので、静かに観たいのだったら朝イチがお勧めです。

なお、政宗公の陣羽織をモチーフにした、紫地にカラフルな水玉模様の半被を着た、ボランティアのガイドさんから説明を聞くこともできます。

正面からみた瑞鳳殿

5月の政宗公の命日前後にはこの扉が開いて、政宗公座像が公開されます。

仙台市博物館は、東北大学の入り口付近、青葉城の三ノ丸跡にあります。数年前に、展示方法を全面的に変えて、とても観やすくなりました。

常設展では、縄文時代からの仙台の歴史からはじまり、やはりメインは伊達家関連物です。なお、政宗公の兜は弦月(三日月)で有名です。

普段はレプリカが展示されていますが、たまにホンモノが展示されていることがあります。政宗公は1612年、ローマに向けて、慶長遣欧使節団を派遣しています。

この使節団の仙台藩士、支倉常長が有名ですが、使節団が帰国した1620年には、キリシタン禁止令が出されていました。支倉常長と、慶長遣欧使節団、東北の隠れキリシタンの資料が数多く展示されています。

休憩するなら、仙台市博物館のレストラン「三ノ丸」がおすすめ。

青葉城跡は、観光スポットとして有名です。先の震災で、石垣が崩れ、るーぷるの走行ルートが変更になっています。

伊達政宗騎馬像が有名で、ここから仙台の街を一望できます。運がいいと、伊達武将隊と遭遇することができます。見所はこれくらいでしょうか。

なお、食事もとれますが、高めです。食事は市内のほうがお勧めです。

るーぷるで移動すると、非常に混み、るーぷるに乗れないこともあるくらい混むので、青葉城だけは、タクシーで観光したほうがいいかもしれません。

大崎八幡。国宝で、現存する最古の桃山時代の建造物です。

本殿は写真撮影禁止となっていますが、先も書いたように、るーぷるの一日乗車券を見せると、絵はがきをもらえます。

現在も十分に美しいのですが、建立当時の豪華絢爛さを考えると、溜息がでるほどの社殿です。社殿裏に馬舎があり、運がいいと神馬に会うことができます。

参道までの階段が長いので、足腰に自信がなかったら、タクシーで、裏側から上がってもらうこともできます。

大崎八幡の大鳥居

るーぷるのバス停はこの前です。

大崎八幡の参道

震災で倒れた石灯籠を修理しているところ

大崎八幡を出ると、定禅寺通りのメディアテーク前に止まります。メディアテークは、総合文化施設で、図書、映像など様々なメディアが集まっており、市民の憩いの場となっています。

また、定禅寺通りのケヤキ並木には、12月中旬から大晦日まで夜間のライトアップ、「光のページェント」が開催されます。ライトアップされたケヤキ並木がとてもロマンチックです。

定禅寺通 ケヤキ並木の間に遊歩道があり、散歩を楽しめます。まさに杜の都です。

ここからは、地下鉄でも、るーぷるでも、市営バスでも仙台駅に戻ることができます。散歩がてら、仙台のアーケード(仙台はアーケードが多いのです)をぶらぶらするのもいいでしょう。

ざっとまとめてみましたが、るーぷるで 瑞鳳殿→仙台市博物館→青葉城跡→大崎八幡を回って5時間位です。仙台市博物館か、青葉城跡のどちらかに行くのなら、3時間半位で回ることができます。

2:仙台グルメ

仙台名物と言えば「牛タン」ですが、その他にも美味しいものが沢山あります。仙台駅の新幹線ホームの階、向かって盛岡方面に「牛たん通り/すし通り」があります。ここには仙台の牛たんのお店が並んでおり、新幹線に乗る前に牛たんを食べようという観光客で、いつも混んでいます。

牛たんのお店でおすすめなのは「喜助」か「太助」「べこ政宗」「利休」ですが、「牛たん通り」以外にもお店があるので、そちらのほうがお勧めです。

仙台の牛たん定食は、牛たん焼き、テールスープ、南蛮(青唐辛子)の味噌漬け、白菜などの浅漬け、麦飯というのがセットになっています。お昼時は定食のみで、回転が早いのが特徴です。雰囲気的に、ゆっくり会話を楽しみながら食事、というより、食べることに専念したほうがいい感じです。

「牛たん通り」で食べるなら、朝10時からやっているのでこの時間を狙うといいでしょう(牛たん屋さんで、モーニングをやっているところもあり)。

「牛たん通り」の奥は「すし通り」です。「牛たん通り」に比べ、お寿司は敷居が高いのか、比較的空いています。ランチタイムは混みますが、リーズナブルに海の幸を楽しむことができます。

私は仙台に泊まる時は、夜に行きます。何店舗かありますが、私がいつも行くのは、一番奥右手側の「気仙沼あさひ鮨」です。

元祖ふかひれ鮨のお店です。魚は気仙沼で揚がったものを使っており、東京では食べられないような、珍しいものもあります。なお、気仙沼本店は「花寿司の幸」(女鮨職人の奮闘記)の舞台にもなっています。

カウンター席を予約して、板さんと話をしながら好きなものをつまむ、という贅沢をしても、東京のお寿司屋さんよりも、ずっとリーズナブルです。

牛たんは「牛たん通り」以外で食べましょう。お寿司は「すし通り」がお勧めです。

仙台駅ビル、エスパルの地下はお土産を買うにはもってこいの場所です。名物をざっと挙げると、笹かまぼこ、白松ヶ最中、牛タン、ずんだ餅、仙台長茄子漬けなど、甘いものもそうでないものも揃っています。

また、仙台のお酒でしたら「浦霞」が有名です。駅ビル内で地元でしか買えない地酒を売っています。仙台の駅ビルの方々が、田植えから手にかけたお米で作った「仙台驛政宗」は、仙台駅限定発売です(仙台駅ビル内のレストランにも置いているところあり)。

もうひとつ、仙台は駅弁です。新幹線待ちのせわしい時に、時間を気にしながら「牛たん通り」に並ぶよりも、駅弁を買って余裕で新幹線でいただくほうがいいでしょう。

伊達武将隊弁当

ホテルに連泊する場合、朝食付きだと毎日飽きることがあります。そのような時は、仙台駅前の「メトロポリタン仙台」のモーニングがお勧めです。私の中では「ホテルのモーニングベスト3」に入っています。

仙台朝市

駅前の「仙台イービーンズ」後ろにある「仙台朝市」。仙台の台所と呼ばれており、特に海の幸は豊富です。柳カレイの干物、金華山沖でとれる金華サバの干物を買って、クール宅急便で自宅に送りました。野菜や漬け物、乾物なども豊富です。

お土産

萩の月」は「オフィスで喜ばれるお土産」の上位にはいるそうです。勿論私も大好きなので、購入しました。

笹かまぼこ、自分用には鐘崎の「いぶり笹」を買いました。小型の燻製かまぼこの中に、チーズ、わさびチーズ、サラミソーセージが入った三種類があります。お値段は高めですが、おつまみにはぴったりです。
白松が最中」も甘いモノ好きには人気があります。濃厚な胡麻餡がお勧めです。

「ずんだ餅」。すんだ餅のメーカーはいくつかありますが、甘さが少し違うようです。母の好物なので、これも購入しました。お土産用には冷凍で送ってくれます。「今すぐに食べたい!」という場合は、駅1階にある「ずんだ茶寮」で、カップに入ったものをどうぞ。

3:松島(番外)

2012年11月には松島には行かなかったのですが、2010年の11月、やはり学会と観光を兼ね、同門の先輩と、後輩3人と私(男3名女1名)で、車で仙台に行きました。

仙台のホテルモントレ仙台に3泊4日、最終日に松島に寄りました。朝9時にホテルをチェックアウトして、松島までの高速に乗ります。途中から視界が開け、海が見えると「わあ~」という声が上がりました。

最初は国宝、瑞巌寺(伊達家菩提寺)へ。本堂も素晴らしいですが、宝物館にも様々な美術品が展示されています。お守りや数珠ブレスレットなど、お土産もセンスのいいものが揃っています。

私は数珠ブレスを購入しました。参道には甘酒屋、お団子屋などの露店が並んでおり、緋毛氈の茶屋風のお店がそれっぽい雰囲気を醸し出しています。少し寒くなったので、甘酒を買いました。

その次は「みちのく伊達政宗歴史館」へ。ここは政宗公の生涯を、蝋人形を使って紹介しています。瑞鳳殿から発掘された、政宗公の頭蓋骨から、公の声をコンピューター合成したものを聞くこともできます。

「スターウォーズ」の、ダース・ベイダーのヘルメットは、政宗公の兜がモデルなのだそうです。お昼はここで軽食。観光バスが寄るところなので、お土産物コーナーは割と広く、お酒がたくさんありました。

その後は「マリンピア松島水族館」へ。中型水族館ですが、マンボウやイロワケイルカ(パンダイルカ)ビーバーなどがいます。フードコートがあるので、ここでも軽く休憩しながらお茶を。

そして、松島に行ったならこれは欠かせない、というのが「観光船による松島湾内クルーズ」です。

私は「仁王丸」(中型観光船)に乗りました。一階の普通席は観光客で寿司詰め状態でしたが、二階のグリーン席はゆったりしていて眺めもよく、空いていました。客室内は暖房が効いていて快適、船内のアナウンスをのんびりと聞きながら、変わった形の岩や島を眺めます。

二階は売店もあり、デッキにも出ることができ、カモメにエサをあげることができます。男性陣はカモメにエサをやるのに夢中になっていました。

観光船は二階グリーン席に座りましょう。600円のグリーン席料金がかかりますが、ネットでの予約割引、マリンピアのネット予約割引、みちのく伊達政宗歴史館のネット割引クーポンをフル活用すれば、グリーン席料金は捻出できます。

おわりに

仙台は東京からも近く、観光スポットへの移動も比較的便利です。杜の都の名のとおり、緑の木々にかこまれた、都市と自然が調和した美しい都市です。東北の海の幸にも恵まれています。

イマイチと言えば、東京にもあるチェーン店が進出してきて、見たことがあるようなお店が増えていること、また「ずんだ茶寮」が東京駅にもできたので、仙台でしか食べられない、というありがたみが少し減ったことでしょうか。

なお、タクシーで少し遠出をする場合、運転手によっては、遠回りすることがあります。葛岡霊園にタクシーで行った際、一番遠回りされた時は、仙台駅から往復で8,000円近くかかったことがあります(普通は往復で5000円程度です)。市街地へ行く場合は、あらかじめネットなどで、タクシー料金の概算を出しておいたほうがいいかもしれません。

東北旅行は東北の復興にも繋がります。仙台の旅をどうぞエンジョイして下さい。

(photo by 著者)

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本記事は、2013年01月25日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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