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地形図の読み取り方と断面図作成の方法

2013年10月29日更新

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はじめに

地形図は大人でも読み取りが不慣れだったり、読み取りが出来ない人がいると思います。著者は地形図の専門家でも先生でもないですが、それぞれのポイントについて紹介いたします。

方位の読み取り方

1. 地図帳は「上が北」で「下が南」

最近出版された、学校の授業に用いる地図帳や、市販の道路地図帳の殆ど全ては「上が北」で「下が南」になっています。つまり「右が東」で「左が西」ということです。

2. 矢印マークが有る場合

地図とは地図帳にかぎらず、様々な本に利用されています。地図の中に矢印があったりします。

この場合は「矢印の指し示す方向が北」という意味です。

矢印の先にアルファベットのNが付いているなら、それはNorth(北)のことです。

3. 矢印がない、小さい地図には注意

例えば、本の中に小さな地図が掲載されている場合ですが、その地図上に矢印が無い場合、「上が北」が当てはまらない場合があると思います。注意が必要です。

日常生活で重要な5つの施設の地図記号の覚え方

  • 1. 郵便局…郵便ポストの形をしています。
  • 2. 銀行…膨らんだモチのような形です。
  • 3. 警察署・交番…なぜかバツ印です。
  • 4. 病院…十字架の形をしています。
  • 5. 史跡・名勝…地元の観光名所です。

水準点・等高線・縮尺

1. 水準点

地面を観察していると、所々にコインのようなものや、埋め込まれた柱のようなものがあります。これが水準測量の際に基準となる水準点です。

水準点には国土地理院が管理する「~等水準点」と、地方自治体が管理する「~級水準点」があります。重要なものなので大切にしましょう。

2. 等高線

地図上でバームクーヘンの断面のようになっているのが等高線で、地表面の高さを表しています。最高点が「山頂」であり、山の頂上を取り巻くようにして等高線は描かれます。

3. 縮尺

地図帳の四隅のどこかに、必ず縮尺が付記されています。

「0__5__10____20km」

という風にです。

この縮尺を使ったことがある人はあまりいないかもしれません。地図帳の縮尺の10キロの長さを、手元の定規で測ると2センチメートルだとします。すると地図帳上で定規で20センチメートル測れば、それは100キロの距離を示すということになります。

断面図作成の方法

友人同士でこれから登山をしようと計画した場合、当然ながら、事前に出発点から到達点(山頂)までのルートを調べます。その際に山の断面図で標高と勾配を知ることが出来たら、登山計画がより一層、円滑に立てられるはずです。

ここでは出発地点から目的地点までの、直線上の山の断面図を作成することにします。

STEP1:パソコンのペイントソフトを開く

使い慣れたものにしてください。著者は「ホームページ・ビルダー」付属の「ウェブアートデザイナー」を使用します。このソフトは、使い勝手が単純明快、書いた線の移動・変形が容易、いくらでも重ねられる等の利点があります。

STEP2:インターネットで国土地理院の地図を開く

国土地理院の地図「電子国土ポータル」は、等高線がしっかり描かれているので見やすいです。

STEP3:出発地から目的地までの地形をプリントスクリーン・貼り付け

地図画面を表示したら、キーボードの「printscreen」を押す、又は「Fn」を押しながら「PrtSc」を押します。すると地図がコピーされているので、そのままペイントソフトの画面上に貼り付けます。

STEP4:出発地点から目的地点まで、直線のラインを引く

選び出した地図上で、断面図を作りたい位置に、次のようにラインを引きます。この青いラインが断面図を抽出する位置です。画像番号「1」「2」

STEP5:グリッドを用いてライン上に等間隔に印をつける

一定間隔で、できるだけ正確な印をつけるには、グリッド機能を用いることです。山の断面図を正確に描くのに必要な作業です。ウェブアートデザイナーだと次の画像のようになります。画像番号「3」

STEP6:標高を記録する

この地図の場合、山の起伏を表す等高線は10m間隔です。地図から標高を読み取って、次のように数字を記録していきます。画像番号「4」「5」

STEP7:表を作り、標高を記録する

パソコンに「マイクロソフト・オフィス・エクセル」を導入していれば、後の作業は「表に標高データを打ち込んで、表を折れ線グラフ化して完成」と簡単ですが、導入していない人のために、ペイントソフトで表を作っていく方法を取ることにします。次のように自力で表を描き、標高を低い所から順番に記録していきます。

この表の場合、左端の1番目が最も低い測定ポイント、右端の21番が山頂になります。

STEP8:各地点の標高をグラフに反映する

縦軸は山の高さを示し、横軸は山頂までの距離を表します。各標高に当てはまる位置に点を打ちます。

STEP9:完成

全ての点を線で結んで、山の断面図は完成します。

おわりに

地図を用いた、地名・地形の調査は、狭い範囲を調べるには簡単でも、広域的に調べたり、断面図の作成を行うとなると、それなりに根気と時間と工夫が要る作業になると思います。参考にどうぞ。

(Photo by 著者)

この記事で使われている画像一覧

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本記事は、2013年10月29日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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