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  6. 5分で学べる!国語・文法「文節と文節の関係」

5分で学べる!国語・文法「文節と文節の関係」

2013年01月17日作成

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「文節と文節の関係」について、まずは、実力チェック問題から。

【問題1】 次の文の中で、「主語」と「述語」をそれぞれ抜き出しなさい。(ない場合は、「なし」と答えなさい。)
    (1) 私には、遊ぶ時間も大切です。
    (2) 遊ぶ時間も大切だと思う。
    (3) なんて大きいんだ、その鼻は。

【問題2】 次の文の中で、「修飾語」(太字の部分)が修飾していることば(文節)を抜き出しなさい。
    (1) 「若く」美しい女性が、選ばれた。
    (2) 「日本には」大きな山がたくさんあるそうだ。

いかがですか。正解だけでなく、その理由も自信を持って答えられますか。以下の文章を読めば、5分で自信を持って答えられるようになると思います。一緒に学びましょう。

目次

「文節」について

「文節」とは、「文」を意味が分かる程度に、できるだけ細かく分けたものです。「ネ」を入れながら、読むと分けやすいです。

この日本には大きな川もたくさんあるそうだ。

上記の文を、「文節」に分けてみましょう。

「この」「ネ」、「日本には」「ネ」、「大きな」「ネ」、「川も」「ネ」、「たくさん」「ネ」、「あるそうだ」「ネ」。

今回は、この「文節」という単位のお話です。(つまり、「単語」ではないということです。)

「文節」の5つの働き(用法)

「文節」には、5つの働き(用法)があります。

①「主語」

「何が」や「だれが」にあたる、主題を示した文節を主語といいます。

【例】 日本には 大きな 「川が」 ある。

②「述語」

「どうする」「どんなだ」「何だ」にあたる、主語について説明する文節を述語といいます。

【例】 日本には 大きな 川が たくさん 「ある」

③「修飾語」

他の文節をくわしく説明する文節をいいます。

【例】 「日本には」 「大きな」 川が 「たくさん」 ある。

上の例だと、修飾語は3つあります。

④「接続語」

前の文や、文節を続ける働きをする文節をいいます。

【例1】 ・大きな 川が 「あるので」、 日本は 水が 多い。
【例2】 ・大きな 川が ある。 「だから」、日本には 水が 多い。

⑤「独立語」

「主語」・「述語」・「修飾語」のいずれにもならない、独立性の強いものをいいます。
ふつう、文頭にきて、「呼びかけ」、「感動」、「応答」などの意味があります。

【「呼びかけ」の例】 「ねえ」、早く、行こう。
【「感動」の例】   「まあ」、今日は 大雪だね。
【「応答」の例】   「はい」、私が 変な おじさんです。
「文節」の働きは、「主語」「述語」「修飾語」「接続語」「独立語」の5種類

「主語」と「述語」の関係

「主語」と「述語」の見つけ方を紹介します。

STEP:1 「文節」に分ける

まずは、「文節」に分けます。これをしないと、答えるときの単位(かたまり)をすべてまちがえてしまうからです。

STEP:2 「述語」を見つける

ほぼ99%、文末(文の一番最後)にきます(「倒置法」や「省略」をのぞく。)ので、見つけやすいため、主語よりも、まず「述語」を探します。

STEP:3 「主語」を見つける

「述語」が見つかったら、その述語に対して、「何が」そうなのか。「だれが」そうなのか。と考えて、「主語」を探します。

冒頭の問題の答え合わせです。

【問題1】 次の文の中で、「主語」と「述語」をそれぞれ抜き出しなさい。(ない場合は、「なし」と答えなさい。)
    (1) 私には、遊ぶ時間も大切です。
    (2) 遊ぶ時間も大切だと思う。
    (3) なんて大きいんだ、その鼻は。

(1)の文を、まず「文節」に分けます。「私には」 「遊ぶ」 「時間も」 「大切です」。次に、「述語」を探します。文末の「大切です」が述語です。最後に「主語」を探します。述語に対して、考えます。つまり、「何が」大切なのか?と。「私が」大切ですか?それとも「遊ぶ」が大切ですか?あるいは「時間が」大切ですか?

このように「が」をつけて、「何が」(「だれが」)大切なのか、を考えて主語を探します。もちろん、「時間が」大切なので、主語は「時間も」と答えます。

同様に、(2)も文節に分けて、述語から探します。述語は「思う」です。次に「主語」を探します。「だれが」思うのですか?「遊ぶ」が思う。「時間が」思う。「大切だ」が思う。と考えて、正解は、「なし」です。省略されていますが、たぶん、「私が思う」のでしょう。

最後に(3)の答え合わせです。この文は、「倒置法」で言葉の順番が入れ替わっています。本来は、「その鼻は、なんて大きいんだ。」というのが自然です。したがって、述語は、「大きいんだ」で、主語は「鼻は」となります。文節に分けるので、「その鼻は」だと「×」になります。「その」は「修飾語」です。

「修飾語」と「被修飾語」の関係

他の言葉をくわしく修飾(説明)する言葉を「修飾語」、反対に修飾される文節を「被修飾語」といいます。

試験の際は、「修飾語」に線が引いてあって、「どの言葉を修飾していますか」という形で問われることが多いです。

「修飾語」は、他の文節に、一つ一つ、つなげて読んでみる。

意味が一番「すうっと」通じるものが、その答えと考えてよいでしょう。
では、冒頭の問題を使って実際にやってみます。

【問題2】 次の文の中で、「修飾語」(太字の部分)が修飾していることば(文節)を抜き出しなさい。
    (1) 「若く」美しい女性が、選ばれた。
    (2) 「日本には」大きな山がたくさんあるそうだ。

(1)の文を文節に分けます。「若く」、「美しい」、「女性が」、「選ばれた」ですね。次に太字の「若く」に注目します。下にある「文節」に一つ一つつなげて読んでみます。

  • 「若く」→「美しい」
  • 「若く」→「女性が」
  • 「若く」→「選ばれた」

どうでしょうか。つなげて読んでみたときに一番意味がすうっと通じたのはどれでしたか。そうです。正解は「美しい」です。

(2)の問題は、どうですか。まずは「文節」に分けます。「日本には」、「大きな」、「山が」、「たくさん」、「あるそうだ」となります。次に、問題となっている「日本には」に注目し、下にある「文節」に一つ一つつなげて読んでみます。

  • 「日本には」→「大きな」
  • 「日本には」→「山が」
  • 「日本には」→「たくさん」
  • 「日本には」→「あるそうだ」

どうでしょうか。正解は、「あるそうだ」です。これができた人はセンスがある人です。でも文法の苦手な人は、「山が」でもいいのではないか、と思う人もいるかもしれません。そんな場合の、裏技があります。

「修飾語」で迷ったら、「修飾語」をできるだけ下に移動させてみるとよいでしょう。できるだけ下に移動させて、もうこれ以上「下」には移動できない、一番下の位置の直後(下)に来ている言葉を修飾していることになります。

「日本には」を下まで移動させてみます。

1) 「日本には」 「大きな」 「山が」 「たくさん」 「あるそうだ」 (←言える!)

2) 「大きな」 「日本には」 「山が」 「たくさん」 「あるそうだ」 (←??)

3) 「大きな」 「山が」 「日本には」 「たくさん」 「あるそうだ」 (←言える)

4) 「大きな」 「山が」 「たくさん」 「日本には」 「あるそうだ」 (←まだ言える)

5) 「大きな」 「山が」 「たくさん」 「あるそうだ」 「日本には」 (←もう言えない)

したがって、「日本には」は、「あるそうだ」を修飾していると言えます。

おわりに

どうでしょうか。理解できましたか。あとは、自身の問題集を使って練習をしてみて下さい。

(photo by amanaimages)

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本記事は、2013年01月17日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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