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これさえ覚えておけば大丈夫!美術館マナー

2010年10月13日作成

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久しぶりの美術館。さぁ芸術を堪能するぞー!という矢先に「あのぅ…すみません…」とあらわれる監視の人。

「線から先には入らないようにお願いします。」なんて、こんなこと言われたら、ガッカリしちゃいますよね。ええ、わかります。

今回は、美術館で監視員を×年やってきた経験をもとに多くの美術館に共通する、気を付けたい8つの点をお伝えします。

はじめに 監視員ってなにをみてるの?

「他のお客様の邪魔になっていないか」「作品の保護」大抵がこの2点です。

ポイントは「作品保護」。

美術館の作品は売り物ではない…この世に1点しかないものもたくさんあるため、万が一のことがあったら「弁償してください」ではすまないのです。

では具体的にどのような行為が注意されるのか見ていきましょう!

美術館で気をつけたい8つのこと

その1: 飲食=×…でも例外あり

作品にうっかりこぼしてしまった!ってなったら大変です。

ガムも、多くの美術館では禁止されているようです。万が一、大げさにいえば転びそうになる…などで口から出てしまい、その先に作品があったら…。ということでしょう。

体の調子が悪いなど、どうしても水が飲みたい、のどあめを舐めたい場合があることを大抵の美術館は想定しています。その際は監視員に申し出てください。

その2: ボールペン、サインペンなどインクのでるペン=× 

インクって落ちないんです。これも作品を保護するため。

ほぼ全ての美術館でえんぴつを貸し出しを行っています。ペンしか持ってない!という場合は申し出てみてください。

シャープペンシルは館によって可だったり不可だったりします。
例えば、世田谷美術館では全てのお客様にえんぴつでメモをとるようお願いしていると聞きました。

その3: 写真撮影=日本の美術館の多くが×。たまに○。

ちなみに動画の許可をしている美術館はみたことがありません。

作品には「著作権」があり、それも守られているものです。「もぅ著作権がきれているのでは?」と思われるかもしれませんが、実は著作権は美術館や作品の持ち主が持っていたりします。

けれど写真撮影、実は可のところと不可のところがあるんです。

撮影が可能なのはその美術館が持っている作品。特に海外の美術館には撮影可能な施設が多くあります。

例外として森美術館の「アイ・ウェイウェイ展」などのように作家が撮影の許可を出しているところも稀にあります。美術館の入り口で撮影が可能か、確認しておきましょう。

撮影可能な展示を行っている美術館でも、企画や出展作品によっては撮影出来ないこともあります。

その4: 作品やガラスケースに触る事=ほとんど×

基本的に触れることはできません。どんなに「さわってー」とでも言うように横たわっていても、それが美術館で展示されている作品ならばさわることはできません。

ガラスケースも、ケースが実はあまり丈夫ではない、(中には汚れてしまうという館も)との理由で触れることを許可しない美術館もあります。

現代美術において、時々、触っても可能、触ってもらいたいという作品があります。その際は、大抵係の人が案内をしています

その5: 作品にすっごく近づくこと=△

冒頭でもある「線から先にはいらないでください」ということですが、やっぱり作品に万が一触れられては困る、ということから禁止されています。実は作品の近くを指さす事も実は監視員はハラハラした気持ちで見ていたり。

板橋区立美術館など、作品をアップでみられるレンズを貸し出している美術館もあります。

その6: 携帯電話=×

公共の場、電車やバスと同じなので通話は禁止しています。もし急な場合は、通話可能な場所まで監視員が案内します。

メールも多くの美術館が禁止しています。メールをしていて他のお客様にぶつかってしまったら危ないからですから。

その7: 荷物=大きなもの、濡れたもの、食べ物、生花、ペットは×

作品にぶつかりそうな大きな荷物や、傘など長いものは持ち込みを遠慮する場合があります。

また食べ物は汁漏れなどの心配、生花は花粉が作品についてしまうのではということから遠慮している館もあります。

多くの美術館では無料(荷物引き取りの際にお金が戻ってくるところ含め)のところが多いです。

その8: 話声の大きさと内容に気をつける

作品の感想を述べるのは大声でなければ大丈夫なのですが、特に作品や美術館と関係のない会話は小さな声でも耳につく、という意見も聞いた事があります。

最後に

以上の8つを守れば注意されることはあまりないと思います。

もし「あれ?これっていいのかな?」て思ったら気軽に聞いてみましょう。

邪魔されずじっくり芸術を楽しみたい、恋人にかっこわるい姿を見せたくないデートで…

参考にしていただければ幸いです!

今回掲載したこと以外にも、その美術館独自のルールがある場合もございます。多くは入口に注意事項があるので一読されることをオススメします。

(image by amanaimages)

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本記事は、2010年10月13日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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