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元保険会社支払担当が語る!!保険金を受け取るまでの流れ

2013年11月01日更新

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はじめに

損害保険は万が一のためにかけているものです。しかし、保険金は事故を起こして初めてもらえるものです。事故を起こすことは日常の中では稀な出来事かと思われます。

本記事では筆者の事故を起こした体験(学生時代に起こした自動車加害事故)を、実際に支払担当(火災保険:対物事案)をしていた経験を交えながら、保険金を受け取るまでの流れを紹介したいと思います。

もし事故を起こしてしまったら…

STEP1:保険会社・代理店へ事故報告

事故が起きたら懇意にしている保険代理店、もしくは直接保険会社へ電話をします。急ぎの場合や代理店に連絡がつかない場合は直接保険会社へ連絡されることをおススメします。

大抵の保険会社は24時間いつでも事故受付をしてもらえます。連絡先はHPや保険証券と一緒に発送されている契約のしおり、もしくは保険約款に記載されています。

最寄りの営業支店に連絡してもOKですが、事故受付センターではないためスムーズな対応ができないことが予想されます。なるべく代理店か事故受付センターに電話しましょう。

対人・対物・対車の時はまず真っ先に相手方の無事を確認し、それから警察・場合によってはへ連絡しましょう。ひき逃げ・当て逃げは絶対にやってはいけません。
この時点では事故受付が完了しただけです。事故担当者より連絡が来るまでは、修理に取り掛からないようにしましょう。どうしても急ぎで修理したい場合は先に被害箇所の写真を撮ってからにしましょう。

STEP2:保険会社担当からの指示を仰ぐ

担当が決定次第、保険会社より連絡が入り、そこから担当者より免責金額・注意事項の説明や指示が出されます。

対物事案の場合、多くは修理見積書と損害箇所の写真の用意を依頼されます。そして2,3日で保険金請求書と返信用封筒が保険会社より送付されてきます。

保険適用外事故の場合は、この際に説明がなされます。この時、盗難事故や、保険契約者の話だけでは判断がつかない事故の場合は調査会社等を通して調査が入る旨も説明されます。

加害事故の場合は示談代行特約をつけているなら保険会社から相手側に連絡をしてくれますが、保険会社に全てを丸投げにせず、被害者宅へ直接赴き、菓子折りを持って行き誠意を見せた方が心象はよくなります。

STEP3:必要書類を保険会社へ提出

必要書類が揃い次第、保険会社へ書類を郵送します。書類到着次第約1週間ほどで担当者が保険金を算出し、保険会社より再度連絡が入ります。

保険会社の提示した金額でよければ、その1週間以内に保険金請求書にて指定した口座に保険金が着金します。

損害保険は「被害を被った場所」にいくら修理金額がかかるかで支払われます。過剰修理など修理金額が妥当でない場合や、保険金の支払われる方(再調達価格か時価額)によっては見積もり金額が満額支払われない場合があります。

実際に保険金請求をしてみてよかったこと

修理金を保険金で全て賄えた

冒頭にも書いた通り、筆者は学生時代に自動車の加害事故を経験し、相手方より20万円以上の請求が来ました。

もちろん、当時の著者には到底支払えるものではありませんでしたが、保険を使うことによって全額賠償することができました。

結果的に次年度の保険料は等級ダウン事故のため上がってしまいましたが、相手方への賠償金額のことを考えれば、保険を請求して支払ってもおつりが来るくらいでした。

示談交渉をせずに済んだ

事故当初の著者は事故を起こしてしまった、という事態に慌てふためいて冷静な状態ではありまんでした。

被害者の方もご立腹であったため、さらにパニックになってしまい、加害者にもかかわらず菓子折りを持ち謝りに行くことすら気が重かったです。

しかし示談特約をつけていたので、被害者の方に菓子折りを渡しに行って以後はすべての対応を保険会社が請け負ってくれました。保険会社が間に入ってくれることで、心理的負担を感じることはありませんでした。

おわりに

以上が著者が経験した保険金請求の流れとなります。自動車保険の場合、等級ダウン事故だと次年度の保険料が上がってしまいます。

しかし、高額な修理費を自腹で払うくらいなら、保険金を使って払ってしまった方がかけている意味もあるというものだと思います。

もったいぶらずに何か事故を起こしてしまった!と思えば保険会社や代理店に相談することが肝要ではないか、と思われます。

(photo by 足成)

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本記事は、2013年11月01日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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