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親の早すぎる最期を看取るための心構え

2013年12月20日更新

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はじめに

ほとんどの人にとって、「いつか来る日」である親の最期について、ふだんから考えておくことは、自分の「生」を考える上での大切なことだと言えるでしょう。

おおむね平均寿命を全うして亡くなる場合はともかく、まだ50代や60代という人生の途上で亡くなる場合は、本人にとっても家族にとっても無念です。

残された時間がいくらかある場合には、最期まで「子としてのつとめ」をしてあげることが必要です。

親の昔話に耳を傾けてあげる

元気なときには、「また同じことばかり繰り返して」と言って、あまり相手にしなかった親の昔話に、耳を傾けてあげましょう。

特に自分(子ども)が生まれたときには、どんなことがあったか、どんな子どもとして育ったかを訊いてあげるのがよいでしょう。

そのほか、男親なら仕事の話、女親なら結婚前の恋愛話など、ふだんは聞かなかった話を聞いてあげるのも良いものです。

なるべく普段と同じように接する

死を意識した人間にとって、家族の嘆き悲しむ姿を見るのはとても辛いものです。

ただでさえ、漠然としか見えない来世への希望を整理しようとしているときに、「死なないで」「生きて」「なんとか頑張って」という言葉は聞きたくないでしょう。

なるべく普段と同じように、平静に接してあげましょう。

そのことを通して、病人である親は、「死んでいく許可」をもらったことを感じ、残された時間を大切に使うことができるのです。

意識がなくなったときは

最期は、人事不省に陥って意識がないように見えるかもしれません。でも、意外と手と耳だけはきちんと意識しているものなのです。

嘆き悲しまずに、耳元で話しかけてあげましょう。

もし死んでいく親本人に信仰があれば、阿弥陀如来でもイエス・キリストでもよいですから、話してあげましょう。

「もうすぐ、阿弥陀様が(イエス様が)迎えに来るよ」
「お婆ちゃんにもうすぐ会えるよ」

手も握っていてあげましょう。手の感触を病人は感じているものです。

愛する家族と自分はしっかり繋がっているというメッセージが伝わります。

看取ったあとは

看取ったあとは、実は、旅だった親の問題ではなく、この世に残った家族の問題になります。

葬儀を無事に済ませたら、誰でもよいですから悲しみを吐き出せる人を見つけましょう。

こういうとき、意外と親戚はアテにならないものです。しっかり指導をうけたカウンセラーや精神科医などに相談して、メンタルケアをしていきましょう。

親の死という事実を受け入れて、乗り越えるには、結構長い年月がかかるものです。

そして、この世にいてもあの世にいても、家族は「生きて繋がって」いるのです。

そのことを心の中心で感じることができるまで、希望を持って自分の人生を歩むことが大切です。

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本記事は、2013年12月20日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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