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大災害に備える備蓄の方法

2015年03月12日更新

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はじめに

あまり考えたくないことではありますが、地震をはじめとして大災害に襲われる可能性は常に存在します。

本稿では、そんな大災害の時に被害を軽減できる備蓄についていくつか紹介します。

備蓄はムダか?

時々、「大災害のときは建物そのものが潰れて取り出せないから備蓄をしても無駄だ」という趣旨のことを言う人がいます。しかしそれは大きな間違いです。

確かにマンションそのものが倒壊してしまった、というような場合はそうかもしれません。しかし、その周りには何倍も傾いただけで止まったマンションなどがあるはずなのです。

そして、そんな大災害の場合は道路や通信は寸断され送られてくる援助物資は限られています。お店の在庫はすぐに無くなり、補充されません。

仮に援助物資が送られてきても、輸送力が足りずに必要な場所に届かないかも知れません。

もし、多くの人が備蓄をしていればどうでしょう。災害の中心地、すべてを失ってしまった人に重点的に援助物資とそれを運ぶための輸送力を振り分けられます。結果、多くの命が救われる可能性が上昇します。

備蓄は決してムダではありません。

何日分を備蓄するべきか

Y2K(コンピュータの西暦2000年問題)の際の政府広報では3日分の備えを呼びかけていました。アメリカ政府も、国民に3日分の備蓄を推奨しています。

社会インフラが影響を受けたとき、最初に満足な援助が期待できるのが、3日目以降、というのが目安のようです。

飲料水は1日1人あたり2リットルが基準とされています。上記の3日分の備蓄を考えると、最低限、1人あたり6リットルを備蓄しておきたいところです。

主食

保存上はモミ付きの玄米がベストです。ただし玄米は堅いのでよくかむ習慣をつける必要があります。

精米を手でやる場合は2リットルのペットボトルに米を入れて棒で何度も突いて糠(ぬか)をとります。これはかなり大変な作業だそうです。

糠は栄養分があるので味噌汁に混ぜるなどして摂ると良いそうです。

アルファ化米

保存食や登山用に、炊かなくても美味しく食べられるアルファ化米というのがあります。様々な味付けがなされているものもあり、保存食のバリエーションを出すのに重宝します。

スパゲティ

スパゲティは保存が利く食料なので備蓄向きです。

ゆでる際、80度ぐらいで麵をいれ、沸騰したら火を止めてしまい、所定の時間待つとアルデンテ(ちょっと堅めの湯で具合)に仕上がります。

乾パン

非常食の定番ですね。様々なトッピングにあうので主食の増量に重宝します。すぐに食べることができ、ご飯のようにすぐ悪くなってしまわないのも保存食向きです。

その他食料

缶入りの野菜ジュース

野菜類は備蓄できないのでどうしても缶詰などになります。野菜ジュースや野菜スープの缶入りのものを用意しましょう。

調味料

粗塩、砂糖、蜂蜜など、保存のきく調味料もあると重宝するそうです。

味気ない乾パンにちょっと蜂蜜が添えられているだけで、避難生活がすこし快適になります。

エネルギー

暖を取るためと調理するために使います。カセットコンロや固形燃料などです。これらはキャンプ用品店などでそろえることができます。

電力

太陽光で充電池や携帯電話に充電できるソーラー充電器があると、電力が途絶しても携帯電話で連絡を取ったりラジオで情報を入手したり出来ます。

明かり

エネルギーとは少し違いますが、明かりも必要です。最近は省エネの観点からも大分普及してきましたが、LEDライトとそれ以外のライトの性能の差は歴然です。
LEDライトは明るく、寿命が長く、消費電力が小さい。

筆者は2011年3月の東日本大震災で1週間程度停電した地域に住んでおりましたが、LEDライトはその間、夜の明かりを提供し続けてくれました。
懐中電灯が豆電球式のものの人は是非LEDのものに代えたほうがよいでしょう。

その他注意点

一度に全部買わない

一念発起、備蓄するぞ!と意気込むのは良いのですが、一度に備蓄品を買うのは上策ではありません。消費期限も一度にきてしまうからです。

何回かに分けて購入し、消費期限が近づいたら普通に消費すれば無駄なく備蓄することができます。

保存方法

外箱などは不要な上にかさが増えるので取り外してしまいましょう。

最低限の包装とし、その上から消費期限や調理方法を油性のマジックで書き込んでおきます。

それらを丈夫なダンボールなどに入れて冷暗所に保存します。取り出すときのことを考えてあまり奥まったところはよくありません。

一度使ってみること

食料ならば一度食べてみること、そのほかの用具については一度使ってみるといざというときに困りません。

緊急時に口にする保存食はなるべく美味しいほうが精神的にも良いのです。

参考文献

民間防衛 新装版―あらゆる危険から身をまもるたった一人のテロ対策

どちらも災害というよりは戦争に対する備えについて書いた本ですが、備蓄に関しては多くが共通しています。

さいごに

大災害に備えた備蓄について紹介しました。

ここに書いたすべてを実行するとなるとなかなかたいへんだと思います。しかし、少しずつでも実行すれば、その分だけ、あなたとあなたの家族は、災害時の不便さ、ひもじさから遠ざかります。

普段から少しずつ、備えてゆきましょう。

本記事は、2015年03月12日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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