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卒業旅行を選ぶ際に考慮すべきポイント

2013年10月30日更新

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はじめに

バブル崩壊から数年が経ち、就職活動は氷河期に突入。

なんとか内定をもらうことができた著者は、憧れのヨーロッパに行こうと決めました。

本記事では、短期間ヨーロッパ周遊を選択した著者の体験談をご紹介致します。

卒業旅行詳細

旅行の時期

  • 1994年3月(当時22歳)
  • 10日間

行き先

  • ヨーロッパ主要5カ国(イタリア、オーストリア、ドイツ、フランス、イギリス)

旅行の方法

  • 団体ツアー:定員15名、添乗員あり

かかった費用

  • 約25万円

同行者:

  • 大学の友人(22才女性)

このツアーに決めた理由

初めてのヨーロッパなので、個人旅行ではなく、添乗員さんのいる学生団体ツアーにするというのが、絶対条件でした。

行先は、私が英国を希望。友人はドイツを希望。しかし、いくら探しても、「イギリス・ドイツ2カ国の旅」というパックはなかったので、二人の希望を満たすため、5カ国を巡るツアーにしました。

さらに、5カ国も行って、25万円という安さも魅力でした。

1カ国だけのツアーでも同じくらいの費用でした。

卒業旅行の反省点

観光だけでなく、移動も考慮に入れるべき

反省点は、やはり行く国を欲張りすぎたということです。観光しているよりも、移動が多い。しかも、10日分の旅行カバンを持っての移動です。慣れない海外での移動は、体力的にも精神的にもかなり辛いものがありました。

治安のあまり良くない駅もあり、夜行バスや飛行機での移動はまだしも、寝台特急となると、就寝時に誰が入ってくるかわからず、不安でした。

このような状況下では、当然一睡もできません。

やっと休めると思った各国のプチホテルも、本当に寝るだけ。しかも、明くる日の早朝には移動が待っているので、ホテルではくつろぐどころか、しょっちゅう荷物のパック詰めをしている状態でした。

滞在時間が短ければ、当然、観光の時間は限られます。有名な建物を観光バスの中から眺めて終わり、というのも何度かあり、残念な思いをしました。

食事の調達方法にも気を配るべき

格安だった理由は、昼食、夕食が付いていなかったからでした。つまり現地の食事は、各自で調達しなければならなかったのです。

当時はユーロがまたなかったので、国が変わるごとに通貨も変わります。円との換算もそのつど考えなければならず、頭は混乱。

お店は英語が通じる国ばかりではないし、看板もメニューも読めない、店のシステムもよく分からない。

途中で面倒になり、何度か食事を抜きました。炭酸水が苦手な私は、飲み水を得ることもできず、体調は日に日に悪化しました。

集合時間は、再度確認を

ハードな旅行だったので、帰国間際は、疲労困憊でした。

もう観光する気力もなく、集中力も途切れていたので、なんと、集合時刻の15時を、午後5時(つまり17時)と間違えてしまい、友人と二人でツアーの仲間たちに置いてきぼりにされました。

そんな恐ろしい事実を知らなかった私たちの前に、添乗員ではない、ツアー会社の担当者が凄い形相でホテルに現れました。そして、有無を言わさずタクシーに乗せ、ヒースローまで飛ばしてくれましたので、なんとか帰りの飛行機には間に合いました。

海外旅行での遅刻は、思わぬ余計な料金が発生します。助けを求めようにも、言葉が通じないので混乱を極めます。

集合時間は、しっかりと確認したうえで、必ず守りましょう。

海外旅行でも、日本の医療保険証は持っているべき

しかし、これで終わりではありませんでした。体調を崩していた私たちには、エコノミーに10時間以上揺られることは、耐えられない事でした。

そして、私よりも症状の重かった友人が、成田空港での簡易病院で点滴を受けたのですが、日本の保険証を持っていなかったので、実費で支払う歯目に。

海外旅行の医療保険はしっかり入っておいたのに、まさか成田空港で医療機関にかかるとは思わず、保険証は自宅に置いて来てしまったのでした。さらに、空港の病院は24時間体制ではないので、点滴が終わったら出て欲しいと言われてしまいました。

宿泊先を考える余裕もなく、二人でふらふらしながら新幹線で古里まで帰って来たのです。迎えに来た父親の顔を見た友人は、そういうタイプではないはずなのに、おいおい泣いていて、私も同じ気分でした。

おわりに

旅行からだいぶたってから、「あれは卒業旅行ではなく、人生の修行旅行だったね」と、同行した友人と話しました。

若かったから何とかなったものの、あんなハードな旅は二度とごめんです。これから卒業旅行に行く皆さんが、同じ失敗をしないことを祈っています。

(photo by FreeStocker)

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本記事は、2013年10月30日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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