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この時代だからこそ観て欲しい!喜劇王チャップリン映画5選

2012年12月02日作成

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チャップリンと言えば、偉大なる喜劇王であり、サイレントムービー時代の帝王です。

バスター・キートンやハロルド・ロイドも有名ですが、その中でもチャップリンは群を抜いて素晴らしい作品を数々残しています。

純粋で、ユーモアと愛に溢れた映画から、チャップリンらしからぬシリアスな作品まで、映画好きならチェックしたいチャップリン映画をご紹介します。

目次

『キッド』(原題:The Kid)1921年公開

監督・脚本・主演(サウンド版では音楽も)チャーリー・チャップリン、助演ジャッキー・クーガン(子役)。

ある日、放浪者(チャップリン)が道ばたで捨て子を拾うところから始まります。そのまま見過ごすつもりが、通りがかった警官に見られ、結局、彼は自分の家でその赤ん坊を育てることになります。

みどころ

チャップリン映画の魅力の一つでもある、食事風景。

パンケーキを何枚も重ねてキッドと分け合うシーンなど、笑いを誘います。

それがまたものすごく美味しそうに見える!そして、生計を立てるために、詐欺まがいの商売をキッドと二人で始めます。

このやり取りでのシーンも見逃せません。そして、子供を捨てた母親が登場し、チャップリンとキッドを引き離そうとするシーン。

チャップリンとキッドがお互いの存在を必要としていて、泣き叫ぶキッド、車を追いかけるチャップリンの迫真の演技に号泣です。

The Kid - Trailer

『黄金狂時代』(原題:The Gold Rush)1925年公開

チャップリン映画としは、「最高傑作」と言われているこの映画。

タイトル通り、時代は金鉱探し真っ盛りの時代。雪山へ金鉱を探しに行くチャップリン、そこで出会った一人の男と共に、雪山の上の小屋で生活を始めます。

その小屋内での二人のところどころで見せるユーモアたっぷりの数々の展開には笑わせられます。

そしてこの作品はチャップリン映画としては、完璧なハッピーエンドのラストになります。

みどころ

チャップリンが金鉱探しから、一度下山し、ある酒場でジョージアという女性に一目ぼれします。

大晦日の日にチャップリンの部屋でパーティを開こうと計画をするのですが、当日、ジョージアは現れません。

夢の中でチャップリンは用意してあったパンにフォークを刺し、足にみせかけて見事なダンスを披露します。このシーンは有名なので見たことある!という方もいらっしゃるかと思います。

そして、なんといっても山小屋での食糧難に陥った際に取ったチャップリンの行動!チャップリンの片方の靴をお湯で煮て食べます。革靴なので食べられると思ったのでしょうね。

それをフォークとナイフで丁寧に切り分け、靴底の部分をチャップリンが食べるのですが、靴がとても美味しそうに見えて仕方ないです。

Gold Rush (Trailer)

『街の灯』(原題:City Lights)1931年公開

当時、時代は既にトーキーに入っているにも関わらず、サイレントを貫き通したこの作品。

チャップリン映画の中でも、著者はこの作品を一番お勧めします。

街中で花屋を営業している女性は盲目でした。その女性に一目ぼれした放浪者のチャップリン。たまたまお金持ちの人物の車のドアの音と重なり、盲目の女性はチャップリンをそのお金持ちと勘違いしてしまいます。

この辺がチャップリンらしい演出でうまいです。そして、お金持ちと勘違いされてしまったチャップリン、なんとかして彼女の眼の手術代を稼ごうと必死になります。

みどころ

手術代を稼ぐために、ボクシングに挑戦するチャップリン。このボクシングシーンは「ワンシーン・ワンカット」です。

つまり編集やカットがされずにカメラを長回ししているという手法。見ごたえあります。

さて、この映画の最大のみどころと言ってもいいのが、やはりラストシーンです。ようやく手術代が稼げたチャップリン。彼女の眼の手術も無事に終わり、目が見えるようになります。

とぼとぼと歩く放浪者のチャップリンを目にした彼女は声をかけます。そして一輪の花を手渡しするのですが、その時に手と手が合わさりハッと気づくのです。「あなただったのね」と。チャップリンはうんうんとうなずき、目が見えるようになった?とジェスチャーで答えて笑顔で終わるのですが。

このエンディング以降、二人が決してハッピーにはなれるとは思えない、なんとも複雑で切なさが残る終わり方です。号泣します。

Charlie Chaplin - City Lights ラストシーン

『モダン・タイムス』(原題:Modern Times)1936年公開

時代はトーキー。しかもまだチャップリンはサイレントにこだわり続けます。

工場で働くチャーリーは、ひたすらねじ回しを続ける単純作業の繰り返しの末に発狂し、トラブルを起こします(巨大歯車に巻き込まれる有名なシーン)。

仕事もうまくいかず、うろつくチャーリーは一人の浮浪少女と出会います。そこで、二人は自分たちの家を建てようという夢に向かって新たに前進していきます。

あれこれと転職はするものの、かならずそこで何かトラブルがおこり、最終的に二人は自由な旅に出かけることになります。

みどころ

なんといっても、サイレントにずっとこだわり続けていたチャップリンがこの作品で初めて声を発するところです。著者は、チャップリンの声を初めてこの映画で聴いた時に鳥肌が立ったことを覚えています。

チャップリンらしく、英語ではなくインチキ外国語で歌うのですが、チャップリン自身の歌声を聴くことができるという点ではこのシーンは見逃せません。

ラストに流れる「スマイル」という曲も有名です。おそらく一度は聴いたことがあるかと思います。チャップリン作曲。

Modern Times (1936) Theatrical Trailer

『独裁者』(原題:The Great Dictator)1940年公開

チャップリンが監督・製作・脚本・主演を務め、アドルフ・ヒトラーとナチズムの風刺を主なテーマとしたアメリカ映画。

チャップリンの最初のトーキー映画。公開当時、ナチスではヒトラーが独裁主義を行っていたというのにも関わらず、それを痛烈に風刺したチャップリンの凄さに圧巻です。

ちなみにヒトラーとチャップリンは同年同月の4日違いの誕生日です。

みどころ

独裁者ヒンケルと床屋のチャーリーは顔がそっくり。つまりチャップリンは二役をこなしています。

ヒンケルが地球のバルーンをもて遊ぶシーンは独裁者特有の傲慢さを見事に表しています。最後にバルーンがパーンと破けるというのも皮肉さを物語っています。そして最大のみどころは、やはりヒンケルと間違われたチャーリーが国民に対しての演説を行うシーン。

この演説シーンは長いですが、絶望感に浸る人々の心に希望を与える素晴らしい演説です。この演説シーンだけでも見る価値は十分あると言っても過言ではありません。

The Great Dictator 1940 Official Trailer (Nominated Oscar / Best Picture)

『殺人狂時代』(原題:Monsieur Verdoux)1947年公開

チャップリンが放浪者チャーリーという姿から、一変して殺人者となるシリアスな映画。

お金儲けのために殺人を続けるアンリ・ヴェルドゥ(チャップリン)が、死刑台に送られるまでの顛末を描いた作品。コメディタッチな部分はあまりなく、とても考えさせられる作品です。

みどころ

死刑台に向かう時にアンリ・ヴェルドゥ(チャップリン)が放つ一言にがつんとやられます。"One murder makes a villain; millions a hero."「一人の殺害は犯罪者となり、百万の殺害は英雄となる」。このシーンでのセリフはかなり奥が深いです。

Monsieur Verdoux - Part 12 死刑台に向かう際の有名なシーン(5:23にみどころに書いた有名なセリフが聴けます)

おわりに

喜劇王チャップリンの映画は、笑いあり、涙あり、哀愁あり、後にシリアスに転向と様々ですが、こんな世の中だからこそ、是非見て欲しい作品がたくさんあります。

その中でも特に「コレは見ておけ」という作品を選んだつもりです。

本記事は、2012年12月02日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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