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過去問だけで漢検2級に合格する方法

2012年11月30日作成

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筆者が漢検に出会ったのは、中学二年生の頃です。「高校受験のために何か資格を持っていた方が有利」ということで、英語が苦手な筆者は漢検を選びました。もともと漢字が好きということもあったので、勉強自体を苦痛に感じることはありませんでした。中学在学中に準2級まで取得し、高校一年で2級を取得しました。

そこで今回は、2級受験を考えている学生のために筆者が実践していたお金をあまりかけず、時間もあまりかけずに合格するための勉強方法をお教えします。あまり時間のない社会人の方にもできると思うので、ぜひ実践してみてください。

用意するのは、過去問集と辞書とやる気

漢検のテキストは、本屋さんに行くと専用の棚が作られるほどにたくさん出版されています。分厚いモノから、すぐに解き終わりそうな薄いモノまで種類も様々です。

「自分に最適なのはどれ?」

と思った時には、やっぱり直接手に取って中を見るのが一番でしょう。しかし、

  • 「分厚い本はやる気が出ない」
  • 「あんまり厚い本だと、途中で挫折しそう」

と思ってしまう人や、時間のない人にオススメなのが、漢検過去問題集2級です

これ一冊でOK。他に高いテキストを用意する必要なんてありません。過去問題集以外のテキストは、漢字を網羅しようとしているせいか決まって分厚いものになっています。それではやる気は出ませんよね?

私が過去問題集をオススメするのは、出るか出ないかわからない漢字まで覚える時間があるなら、過去問で傾向をつかんで欲しいからです。

そうすることで、同じ漢字が何年おきで出題されるかなどが見えてくるようになります。それに過去問題集は薄いですから、見ただけでやる気を削がれる心配もありません。

この過去問題集と、自宅に置いてあるであろう辞書を使ってください。辞書が自宅にない場合は、ネットを使うよりは最寄りの図書館などに出向いて調べるようにしましょう。

直接ページをめくって自分で探したりすることで、より記憶に残りやすくなります。

過去問を有効利用する勉強方法

では、ステップに分けて勉強方法をお教えしましょう。

STEP1 とりあえず、解いてみる

過去問題集を手に入れたら、何も見ずに実際に解きましょう。まず、第1回目だけで十分です。

この過去問題集は巻末にマークシートがついていますが、特に使う必要はないと思います。

よっぽどマークシートに対する心配事などがない限りは、使う必要はありません。

マークシートを使う際は切り離してコピーして使うことをオススメします。

STEP2 答え合わせ後、わからなかった漢字を調べる

初めから高得点が取れるわけではありません。むしろ、高得点が取れるようなら勉強せずに受験していいのではないでしょうか。できないのが当たり前、できなくてもへこまない!

重要なのは、次に解いたときに間違わないことなのです。解いて答え合わせをしてそのままにせず、きちんと間違った漢字を調べておきましょう。

この時オススメしたいのが紙辞書。画数、部首から自分で調べ、ページをめくる苦労をすることで記憶に残りやすくなります。

電子辞書でも読みや部首で調べるならいいでしょうが、漢字を書き込んで検索はなるべく避けましょう。

書き込むことで覚えるのも重要ですが、漢検の問題は読んで書ければ合格というわけではありません!!部首の問題なども出ますから、なるべく読みや部首で検索をするようにしましょう。

STEP3 繰り返し解く

この過去問題集は、全13回分収録されていますが全部解く必要はありません。時間がないのなら、全部に目を通したりしなくていいのです。

面倒くさがりな筆者は5回分しか解かずに合格しました。全部こなそうと思うと大変ですから、最低5回分を3周やりましょう。

「3周やるなら、13回やってもたいして変わらないじゃないか」

そう思うかもしれませんが、大きく違います。3周するということは、同じ問題を3回解くということ。それはつまり、1回目でできなかったところが2回目でできるようになる=自信につながるのです。

「やった、この漢字おぼえられた!」

そう思うと、さらなるやる気や自信につながります。だから、3周してほしいのです。

3周しても試験期間まで時間があるようだったら、先の問題に手を出さずに4周、5周と繰り返してみてください。解答を見るとわかりますが、漢字検定だって同じ問題を出したりするのですから。

やる人はいないと思いますが、1回目を解いた直後に2回目をすぐにやっても意味はありません。そりゃできて当然、という期間で繰り返すことはあまり意味がないので、ちょっと忘れてきたかな…と思った時に2回目を行ってください。

STEP4 3周したら、自分の苦手分野をノートにまとめる

何度も解いているうちに、自分が苦手な分野が分かってくると思います。四字熟語や対義語、類義語、部首などその人によって苦手分野は様々でしょう。

3周終わったら、ぜひその苦手分野をノートにまとめてください。

試験当日には、過去問を解きなおしたりするような時間を取ることは難しいです。

「だったら、解答だけでも…」

と解答集や解答を見ても、問題が分からなければ無駄に焦るだけでしょう。それでは逆効果です!

事前に苦手な所を、見出しをつけてノートにまとめておくと空き時間での勉強もできますし、試験当日にもすぐに見直すことができます。そのため、まとめるときは小さめのノートを使用しましょう。

個人的には、A5サイズのノートがオススメです。

ノートにまとめるときは、罫線2本分ぐらいを使って大きく丁寧に書きましょう。また、この時ばかりは過去問題全13回分の解答をさらうことをオススメします。

とはいっても、かぶっている答えもたくさんありますので、それほど大変な作業ではありません。

自分が特によく間違える漢字は、赤ペンで書いておきましょう。また、まとめを作るときは黒のボールペンを使うことをオススメします。ボールペンの方が覚えやすいといわれているし、はっきりと書くことができます。

まとめの例

少々見にくいですが、筆者が実際にまとめて使っていたノートを例として紹介します。

特によく間違えていた読みと書きの本題をピックアップしたものです。こうして罫線2本分のスペースを使って書くことで、細かい部分までしっかり確認することができます。ボールペンは0.4を使用しています。

こちらは、対義語を全13回分抜き出したものです。対義語は矢印、類義語はイコールをつけて書くことでわかりやすくなります。

出題されている漢字と解答になる漢字、その両方を書いておくことでどちらが出ても対応できるようになります。

このように、まとめるときは自分なりの工夫を凝らし見やすく、わかりやすくまとめてください。

おわりに

この勉強法を実践し、だいたい1ヶ月~2ヶ月間、1日2時間程度の勉強で合格することができます。

しかし、それもすべてはあなた次第です。どれだけ集中して一生懸命勉強をするか。そこにかかっているのです。

1日2時間の内訳は、1時間が過去問を解く時間、残り一時間で回答の確認をするのがいいでしょう。漢検2級の受験時間は1時間ですので、勉強を開始するときから意識し、時間配分の練習なども繰り返し行いましょう。

少しでも漢検合格を目指す方の参考になれば幸いです。

(photo by 著者)

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本記事は、2012年11月30日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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