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インドの気候はhot・hotter・hottest?インド旅行のポイントを紹介!

「インドにはhot, hotter, hottestの3つの季節しかない」というのはインド人のジョークですが、インドは南北にも東西にも広大な国、行く場所と時期によっていろいろな特色があります。また、暑さ寒さと季節の関係は、日本の感覚と少し違うのも事実。

以下では筆者がインド各地を各シーズンに旅行した際の印象と、旅行先の地域を選ぶ際のポイントをお伝えします。

日本の春(3月~6月)

インドが1年で最も暑い季節。

首都デリー、タージ・マハールで人気のアグラ、ラジャスターンの玄関口ジャイプルなど、多くの日本人観光客がGWに訪れる西北部は、日中の気温が50℃近くなることもあるほどの灼熱地獄。

特にタージ・マハール観光の際は、敷地内に日差しを遮るものがないこと、白大理石の地面の照り返しも激しいことを考慮して、万全の日差し対策で挑みましょう。

また、最近人気の出てきている南インドも最も暑い時期。ただし南インドは年中日本の真夏並みの暑さなので、いつ行っても同じなら都合のつくときに行く、という考えの方にはいいかもしれません。

この時期おすすめの地域

インド人観光客も避暑に訪れる、ヒマラヤのふもとの観光地は、まさにこの時期がシーズン。

下界とは10度も20度も気温が違います。ダラムサララホールスピッティなどはデリーからだと汽車とバスを乗り継がないといけないため、時間に余裕のある人向けですが、白々と雪を戴くヒマラヤの山々を眺めながらの移動は、それだけでも旅行の思い出になります。

インド最北部のラダック地方・レーなら、デリーから飛行機で1本。これらの北部インドはチベット民族の文化が色濃い地域で、あなたの中のインドのイメージが覆されるかも。

東部なら、コルカタから汽車で真っ直ぐ北上してダージリン、そのまた北のシッキム地方もおすすめ。ヒマラヤ山系の霊峰カンチェンジュンガを間近に眺めながら、特産品のダージリンティーを1杯、というのも素敵です。

日本の夏(7月~9月)

日本の夏休みのこの時期、インドは雨季。北部では豪雨による土砂崩れが相次ぎ、山道が寸断されることもしばしば。

筆者はこの時期、ガンジスの源流・ガンゴットリーに向かう途中、土砂崩れのせいでバスを捨てて、何キロも歩くはめになりました。聖地ヴァラナシではガンジスが増水、ガートと呼ばれる川沿いの沐浴場に降りることもできません。

南部のビーチリゾートではサイクロンが吹き荒れ、海に入るのは危険。東部の大都市コルカタでもガンジスの支流ハウラーが氾濫し、街中でひざ下がどぶ水に浸かった、という話も。

こう書くと、旅行には向かない時期にも聞こえますが……。

この時期おすすめの地域

そこはヨーロッパ大陸がすっぽり入るくらい大きな国、雨季でも楽しめる旅行先があるんです。

イチオシは中央インドのデカン高原に近いハンピ。巨岩がごろごろ転がる平原に、貴重な寺院遺跡群が点在する神秘的な観光地です。雨季でも青空が見られる日が多く、かと言って酷暑期よりはかなり過ごしやすい。

インド人の旅行シーズンからも外れているため、汽車やバス、宿の手配もしやすく、思いのほか快適な旅行が楽しめます。

西部インドのラジャスターン地方も、雨季とはほぼ無縁の乾燥地帯のため、天気に左右されることなく行動できます。ただし、酷暑期ほどではありませんが、砂漠に囲まれたこの地方の暑さは相当なもの。

魅力的な街が広大なエリアに点在するラジャスターンですが、くれぐれもタイトなスケジュールを組んで体調を壊したりしないように気を付けてください。

日本の秋~冬(10月~2月)

間違いなくインド旅行のベストシーズンです。雪に閉ざされる北部インドをのぞいたすべての地域で、気候は冒頭の「hot」にあたる時期。

デリーなどの西北インドは、朝晩は結構冷え込みます 

どこでも好きな地域に繰り出してください!

……と言いたいところですが、この時期のインドは結婚式・レジャーシーズンにあたり、交通手段やホテルの手配が非常に難しくなります。

ツアーで行くなら別ですが、この時期個人旅行を計画する人は、汽車のチケットはなるべく早く手配する、ホテルも移動日の夜など、重要な日の分は前もって予約しておく、などの注意が必要です。

おわりに

一度の人生ですべてを見ることはできない、と言われるくらい広いインド。

一度で何か所も、と欲張らず、いろいろな季節に足を運んでみてはいかがでしょうか。

(image by 筆者)

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