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IR情報を使って企業研究する方法

2013年10月29日更新

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はじめに

就活生の皆さん、「IR情報」って知っていますか?

簡単に言えば、投資家向けに作成された「企業の財務・経営状況を正確に分かりやすく伝えるための資料」のことなのですが、実はこれ、就活で企業研究をする際にも非常に役に立つのです。

というのも、IR情報には、説明会やOB・OG訪問では分からないような、企業に関する客観的な情報が記載されていて、そこから現状を把握したり、将来取られる戦略を予測したりすることができるのです。

そこで、今回は就活に役立つIR情報を使って企業研究する方法について紹介したいと思います。

IR情報の見方

STEP1:IR情報を探す

まずはIR情報を探すことから始めましょう。

上場している企業であれば、HP上の「投資家情報(IR情報)」のカテゴリに多くの情報を掲載しているはずです。

非上場の場合は開示義務がないため、IR情報を掲載していないことが多いです。

STEP2:分かりやすい情報を見つける

IRには色々な情報が掲載されていますが、まずは説明会資料を見てみましょう。

決算の説明会資料は対外向けに作成されているため、比較的分かりやすい内容になっています。

「決算報告(決算説明会・決算発表)」の中の「年間決算の説明会資料(プレゼン資料・配布資料)」を開けば見ることができるはずです。

STEP3:見る際のポイント

説明会資料を見る際は、以下のポイントに注意して眺めてみましょう。

その中から、なぜ売上が落ち込んでいるのか/伸びているのか、今後売上が回復する見込みがあるのか/好調は長続きするのか、を読み取ることができれば言うことなしです。

  • 売上高

直近でどういう変化があるか見てみましょう。

  • 営業利益・経営利益

プラスかマイナスか、またどういう変化があるかを見てみましょう。

事業部ごとに数字が出ているのであれば、好調な事業とそうでない事業はどれかも分析してみましょう。

売上が昨年と比べて大きく変化がないのに、営業利益や経常利益が回復している場合、大幅なコストカットをした可能性もあります(リストラや子会社・資産売却等)。基本的に、売上が上がると利益も上がります。数字を見ていて疑問に思ったら、IR資料有価証券報告書を読みこんでみると理由が書いてあるので、見逃さないようにしましょう。
  • 好不調の要因

好調な(または不調な)要因を企業はどのように捉えているかを見てみましょう。

  • 翌年度の戦略

次の年度はどのような戦略を取ると考えているかを見てみましょう。

  • 業績ハイライト

業績ハイライトは、直近の売上や利益を棒グラフ等で分かりやすく伝えています。IR情報として掲載されている場合には、見ることをオススメします。

IR情報はあくまでも参考に

いかがでしたか。

IR情報を眺めることで、なんとなく企業の実態が把握できたのではないでしょうか。

しかし、大事なことは、IR情報に記載されている数字だけで判断せず、企業研究の参考にとどめておくことです。

IR資料の表面だけを読み取って理解した気になり、面接で「御社のここが悪い」と指摘してしまうのはもってのほかです。

さいごに

最初は抵抗があるIR情報も、何度も読むとコツが掴めてくるはずです。

まずは気になる企業のIR情報を眺めてみてはどうでしょうか。

企業の財務状況を調べるには、外部サイトの企業価値検索サービス「Ullet」もオススメです。企業同士の比較も出来ますし、周辺情報(ニュースや株主等)も知ることが出来ます。

本記事は、2013年10月29日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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