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大学受験のための英単語帳活用法「バームクーヘン方式」

2012年07月12日作成

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筆者は、日頃大学受験の予備校で英語を教えていますが、生徒から来る相談で一番多いものが「英単語の覚え方」です。よくよく話を聞いてみると、どうも生徒たちは「単語帳の使い方」がうまくないことが多いです。

そこで、今回は筆者自身が実際に受験生だった頃をはじめ、現在生徒に取り組ませて成果を出せている、英単語帳の使い方についてお伝えします。

目次

キーワードは「バームクーヘン方式」

少しずつ生地をかけながら焼いていくバームクーヘンのように、単語の暗記も「少しずつだけど何回も回す」ことが大事です。はじめからまとめて全部やるのは、逆効果なのです。

また、手間がかかるバームクーヘンと同様、単語の勉強も短期間で効果がでるということはありません。長期的に考えて、最終的に目標とするところまでいけるよう、計画を立てながら頑張りましょう。

それでは具体的なやり方を説明していきます。

STEP1:1冊単語帳を用意する

「単語帳は何を使えばいいのか」という質問がよくありますが、正直言えば「何でもいい」です。しかし、あれもこれも、というやり方ではうまくいくことはありません。単語が覚えられない!という人ほど色々手を出してしまっています

単語帳ではなくとも、学校の教科書の単語を覚えようとすることも単語帳1冊分とカウントしてください。そうするとかなりの人が、「複数の単語帳」を抱えている状態になっていませんか?

単語帳は受験用に市販されているもので結構です。大差はありません。好きに決めていいです。もしも手持ちの単語帳がすでにある場合は、それを使うことを最優先しましょう。

STEP2:まずは「見出し語」を覚える

最初の数周は「見出し語」だけ ”薄く” 覚えよう!

単語帳であれば、まずは「見出し語」があります。太字や赤文字で強調されている、一番核となる単語です。

最近の単語帳は見出し語以外にも派生語や類義語、関連する単語や例文などが充実しているのですが、これを最初に覚えようとすると逆効果になることもあります。

確かに最終的にはそれらも全て覚えなくてはならないのですが、「はじめから」覚え切ろうとする生徒は最初の1周がかなりきついものになってしまい、続かないのです。

最初の数周は「見出し語のみ」というレベルでいいです。とにかく1周、「薄く」やってみてください。

最初から書いて覚えることは避ける!

「薄く」できない原因としてあと1つ、最初からあまりにも書いて覚えようとしてしまうということがあります。1周目でわからなかった単語を、覚えようとして「書きまくる」のです。

これも最初の数周はやらなくていいです。どうせこれから何周もするんです。5周くらいやれば書いていなくてもかなりの割合の単語が覚えられているはず。

それでも覚えられていない単語を、その時になってはじめて書きまくった方が、少ない労力で済みます。

STEP3:「関連語」も含め覚える

最初の何周かを終えて、見出し語が覚えられてきたら、その時はじめて関連する単語に手を出しましょう。

これまでに覚えたことに関連することは覚えやすいものです。見出し語を覚えられているのなら、関連する語も覚えやすくなっています。

逆に見出し語すらまだ怪しいと感じるのなら、関連語に手を出すのはまだ早いと思ってください。

STEP4:「5周」を目指す

まずは「5周」を目指す

全てを見る1回分を「薄く」やっているので、周回を重ねるのは楽になっています。その分、何周もすることを目指します。何周すべきかは個人差や開始する時期によるので決められませんが、目安としてはまず5周してみてください。

5周すれば8割程度は覚えることができているはずです。

あくまで目安です!

1冊の単語帳が8割程度覚えられていれば、模試や過去問で結果が出始めます。もちろん5周だけでは足りないというのなら続行しましょう。

引き続き、本番直前まで繰り返し覚え続けよう!

もういいかな?と思うレベルになっても、止めてしまうのはダメ。受験本番のその日まで、ペースは調節しながらも続けていってください。止めると、忘れてしまいます。

逆に言えば、過去問や模試で結果を出したいなと思う時期までに5周できるよう、計画を立てると良いでしょう。

おわりに

ここまで書いてきたことをざっくりとまとめてみると、

  • まずは見出し語だけに絞って、とにかく何周もしよう
  • 見出し語が覚えられてきたら、関連語に手を出そう
  • (目安として)5周するまでは結果はみえてこないと考えよう

といった感じになります。

英単語の暗記は、なかなか短期間で成果を出すことは難しいです。時間をかけて、じっくりと取り組んだ人が結果を残しますし、逆に言えば、きちんとやれば必ず結果が出る分野です。

信じて頑張っていってくださいね!

本記事は、2012年07月12日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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