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  7. 時に優しく時に切ない、家族の「絆」が心に響くマンガ

時に優しく時に切ない、家族の「絆」が心に響くマンガ

2015年03月12日更新

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はじめに

「未来の古典を約束された超人気シリーズ」、帯にそう堂々と謳われているマンガをご存知ですか?

第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。海の見える町に暮らす4姉妹が織り成すリアルな家族の絆の物語、そうそれは『海街diary 1~3巻』(吉田秋生、小学館)!

ストーリー

しっかり者の長女・幸(さち)と酒好きで年下の男に弱い次女・佳乃(よしの)、いつもマイペースな三女・千佳(ちか)。鎌倉の祖母の残した家で暮らしていた3人のもとに、幼いころに別れたきりだった父が残した“異母妹”を迎えることになり…。(小学館コミックより引用)

1巻:蝉時雨のやむ頃

海街diary 1 蝉時雨のやむ頃

『家族』をテーマにした優しく暖かい物語。姉妹それぞれに事情を抱え思い悩む心情や人間関係がシンプルに描かれています。寄り添うように描かれる鎌倉の情緒的な風物がまた良いのです。

軽妙で楽しい姉妹のやり取りの中から、家族って?血の繋がりって?そんな深遠なテーマへの答えが垣間見られるような。

2巻:真昼の月

海街diary 2 (フラワーコミックス)

<収録作品>花底蛇(かていのじゃ)/二人静(ふたりしずか)/桜の花の満開の下/真昼の月

家族の絆、姉妹の絆、様々な感情が影響しあって日常を小さく揺さぶる出来事が起こる。家族には難しい面と素晴らしい面と両方あるけれど、鎌倉の風景の元、全てが大らかに受け入れられ、そうして毎日は繋がっていく。

3巻:陽のあたる坂道

海街diary 3 陽のあたる坂道 (フラワーコミックス)

<収録作品>思い出蛍/誰かと見上げる花火/陽のあたる坂道/止まった時計

中学生の淡い恋ごころ、障碍を抱えて生きていくということ、死、別れなど重いテーマが扱われていますが、4姉妹の心根の清らかさと強さに鎌倉のどこか懐かしい夏の風景があいまって、重苦しさは感じさせません。

「喪失」を受け止め、それでも明日へ向かって歩いていく・・・心の奥深いところに優しさが沁みこみ、色々あるけど人生ってまんざら捨てたもんじゃないかも、なんて思えてしまいます。

おわりに

家族の絆を軸に、生死や人を愛することなど人生の根本にまで思いをめぐらせ、しばし感慨にふけってしまう・・・

語り口や絵のタッチは軽妙で時にコミカルなのですが、大人なあなたにこそ1人でゆっくり過ごせる時間に読んで欲しい心に優しい物語です。

本記事は、2015年03月12日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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