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オリンピック:柔道競技の基礎知識

2012年06月25日作成

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目次

はじめに

オリンピックで行われる競技種目「柔道」についての基礎知識を紹介します。

どんな競技?

試合人数

1対1の計2名で行われる個人競技です。

オリンピックでは、以下の階級が実施されます。

  • 男子

60kg級、66kg級、73kg級、81kg級、90kg級、100kg級、100kg超級

  • 女子

48kg級、52kg級、57kg級、63kg級、70kg級、78kg級、78kg超級

概要

正方形の試合場の中で2名が柔道着を着て組み合い、技をかけることでポイントを稼ぎ相手を倒すスポーツです。技には投げ技、抑え込み技、関節技など90種類以上あり、試合状況に応じて巧みに使い分けながら相手を攻略していきます。

日本の国技の1つであり、日本人にはとても馴染み深いスポーツである一方で、世界的にも広く普及しているスポーツです。

敗者復活戦を伴うトーナメント方式で開催され、各階級ごとに銅メダリスト(3位)が2人になるのが特徴です。

主なルールと禁止事項

技の種類や完成度、違反行為によって、6種類の判定が設けられています。

  • 一本

相手を制しながら「強さ」「速さ」「背中が大きく畳につくように」の3条件が揃うように投げたとき。または、相手が発声あるいは合図で「参った」を表現するか、抑え込み技で25秒抑え込んだとき。

投げられた相手がブリッジをして「背中が畳につく」のを避けたとしても、背中がついたと同等にみなされます。
  • 技あり

相手を制して投げ、一本の3条件のうちどれか1つが部分的に欠けたとき。または、抑え込み技で20秒以上、25秒未満抑え込んだとき。

「技あり」2回で「一本」になります。
  • 有効

相手を制して投げ、一本の3条件のうちどれか2つが部分的に欠けたとき。または、抑え込み技で15秒以上、20秒未満抑え込んだとき。

「有効」を何回とっても「技あり」や「一本」にはなりません。
  • 効果

相手を制しながら「強さ」「速さ」 をもって、片方の肩、尻、大腿部が畳につくように投げたとき。または、抑え込み技で10秒以上、15秒未満抑え込んだとき。

「効果」を何回とっても「有効」「技あり」「一本」にはなりません。
  • 指導

標準的ではない組み方をしたときや、場外に出たときなど、軽微な違反行為をしたときに出る罰則。「指導」を受けた回数に応じて、相手にポイントが与えられる。

1回目は「効果」、2回目は「有効」、3回目は「技あり」、4回目は「反則負け」となります。
  • 反則負け

脚を内側から刈ったときや、頭から地面に突っ込んだときなど、危険を伴う重大な違反行為をしたときに出る罰則。相手に「一本」と同等の得点が与えられる。

勝敗の決着方法

勝敗の判定

1試合の制限時間は5分間で、時間内に「一本勝ち」もしくは「総合勝ち」を収めた選手が勝利となります。

一本勝ち(その時点で試合終了)

  • 「一本」を取ったとき
  • 「技あり」を2回取ったとき(「合わせて一本」とコールされる)

総合勝ち(その時点で試合終了)

  • 「技あり」を1回取り、相手が「指導」を3回受けたとき(「技あり」計2回による「一本」と同等)
  • 相手が4回目の「指導」を受けたとき
  • 相手が「反則負け」を受けたとき

優勢勝ち(試合時間終了後に決定)

時間内に勝負が決まらないときは「技あり」「有効」「効果」の取得数で「優勢勝ち」を決定します。まず「技あり」の数で判定し、同等ならば「有効」の数、それも同等なら「効果」の数というように優劣を決めます。

ゴールデンスコア方式延長戦(3分)

両者の得点に優劣なく試合時間が終了した場合は「ゴールデンスコア方式」による3分間の延長戦を行います。制限時間内に、「効果」以上の得点を獲得する、もしくは「指導」が与えられた時点で勝敗が決定します。

判定(延長戦でも勝敗が決さない場合)

延長戦も優劣なく試合時間が終了した場合は、主審および副審による「判定」により「優勢勝ち」を決定します。

競技の流れ

  • トーナメント

全選手は2つのブロック(A・B)に分けられます。

各ブロックごとにトーナメント方式で試合を行い、ベスト4までを決定します。

  • 敗者復活戦

ベスト4の選手が決定した時点で行われます。ベスト4の選手と直接戦って敗れた選手が出場できます。

各ブロックの敗者復活戦を勝ち上がった、計2名の選手が3位決定戦へと進出します。

  • 準決勝戦

各ブロックのトーナメントを勝ち上がったベスト4の選手で準決勝戦を行います。

勝った2名の選手は決勝戦へ、負けた2名の選手は3位決定戦へと進出します。

  • 3位決定戦

敗者復活戦を勝ち上がった2名と、準決勝で負けた2名の選手が戦います。ここで勝利した2名が3位(銅メダリスト)となります。

Aブロックに所属する選手はBブロックの選手と戦い、同じブロック同士の選手が戦うことはありません。

つまり、準決勝で敗れた選手と、1回戦や2回戦でその選手に敗れた選手が再戦することはありません。
  • 決勝戦

準決勝戦を勝ち上がった2名の選手で決勝戦を行います。

勝った選手は1位(金メダリスト)、敗れた選手は2位(銀メダリスト)となります。

日本における柔道

2010年の世界選手権で史上最多数の金メダルを獲得し、柔道母国としての意地を見せている日本。

オリンピックのメダル総獲得数は2位のフランスとほぼ倍の差をつけ圧倒的首位です。

前回の北京五輪では、金メダル獲得数が男女競技として行われて以来最低数という苦い結果に終わりましたが、2010年の柔道世界選手権では男女合わせて10個の金メダルを獲得しました。

ベテラン勢に加え、女子57kg級を初制覇した松本薫選手など新しい世代のレベルアップが証明され、更なる活躍を期待されています。

世界の柔道

オリンピック競技における過去の獲得メダル数では、第2位がフランス、第3位が韓国、第4位が中国と続きます。

中でも中国は前回の北京オリンピックで金メダルを3個獲得し、4個獲得の日本を追随する勢いです。

一方、2010年の世界選手権ではフランス、韓国、ギリシャなどが健闘しており、オリンピックに向け各国レベルをさらに上げて臨んでくると考えられます。

参考

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本記事は、2012年06月25日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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