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ワインのビンテージについての基礎知識

2012年09月21日更新

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はじめに

漫画やドラマで、年号とワインを組み合わせた表現を聞いたことがあるかと思います。

ソムリエ「こちらが1985年のシャトー・コス・デ・ストゥルネルです・・・。」
島 耕作「なるほど、開けてください」
女性「わぁ素敵!85年って飲んだことないわ!」

みたいな。ただ格好をつけてるだけでなく、ワインのボトルに書かれた年で味と値段が変わってきます。いったい何故なのでしょうか?

ということで、ワインの年(ビンテージ)に関する基礎知識のご紹介です。

何の年なのか?

ワインボトルに表記されている年数字は「葡萄を収穫した年」です。

年によって何が違うのか?

葡萄の出来・不出来が違います。

ワインは純粋に葡萄(と酵母)だけで作られるお酒で、ビールや日本酒と違って水を一切加えません

なので、原料となる葡萄の出来が味や香りに大きく影響してくるというわけです。葡萄の出来・不出来を決める要素は天候です。

良い影響を及ぼす天候

  • 晴れた日が多い
  • 昼夜の寒暖差が大きい
  • 1年の寒暖差が大きい
  • 雨が少ない

悪い影響を及ぼす天候

  • 曇り、雨の日が多い
  • 開花や収穫の時期に霜がおりる、雨が降る

一般的に日当たりのいい年のワインはパワーがあり、長期保存に向くとされています。

ただ、猛暑だった、フランスの2003年は「繊細さがない」とかいわれたりとかで、なかなか難しいですが・・・。

ビンテージの良し悪しは誰が決めるの?

気候と葡萄の実りかたで大体の評判は決まっていますが、毎年プリムールと呼ばれるワインの品評会があり、そこでの評判や取り引き額がビンテージの良し悪しを決めます。

味はそんなに違うの?

悪いビンテージからといって、不味いということはないです。

高級ワインは年によって、値段にかなりの差が出てきますが、これはワインを投機目的で買う投資家たちが値段を吊り上げるためです。

よいビンテージのワインは、長期保存ができ、長く保存するほど価値が上がるため(味にも深みがでます)投資の対象になりやすいのです。

逆に言うと、悪いビンテージのワインは安く購入できて、早く味に深みがでて飲み頃がやってくるため「一度、シャトー・マルゴー、飲んでみたかった。」というような方が買うのにぴったりとも言えます。

何年が良くて、何年が悪いの?

国と場所によって、葡萄の出来・不出来をまとめた表を「ビンテージチャート」といいます。「ビンテージチャート」で検索してみてください。

とりあえず使える、ビンテージに関する知識を使用例と一緒に紹介しておきます。

  • 2000年のボルドーは当たり年 使用例:「いやー、2000年はグッドビンテージだけあって、ACボルドーでもすごい果実味だねー。」
  • 2005年はボルドー、ブルゴーニュとも最高 使用例:「いやー、2005年はバブルの中国人とロシア人が買い漁ってたらしいよ。まいったまいった。」
  • 1990年のフランス全土で当たり年 使用例:「いやー、1990年のランシュバージュ。もうちょっと寝かしてもいいけど、飲んじゃいましょう!楽しみだなー。」

おわりに

長々と書いてきましたが、デイリーワインにビンテージは関係なし

これです。カリフォルニア、チリ、オーストラリア、ニュージーランドなどは、ほぼ毎年当たり年なので、デイリーワインのビンテージは気にしなくてOKです。

張り切って高いフランスワインを飲むときに、このライフレシピを思い出してください。普段は作られた年代なんか気にせず、楽しくワインを飲みましょう!

(Photo by http://www.flickr.com/photos/xoe26/3575146205/)

ワインに関するライフレシピ

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本記事は、2012年09月21日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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