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  5. なぜダメ男にこだわるのか?女心を知るための小説5選

なぜダメ男にこだわるのか?女心を知るための小説5選

2011年03月31日作成

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誰もが幸せになりたいと思い、女性であるなら「恋愛の延長にある幸せなゴール」を夢見るものです。

しかし、どう考えても幸せになるためにはその男では無理、と誰もが感じる男に入れ込み続ける女性は少なくありません。

そんな女性の心理、行動をたっぷり堪能できる小説を5本、選んでみました。リンクはすべてアマゾンのページに飛びます。

ダメ男にこだわり続ける女性が出てくる小説5選

『ノルウェイの森』 村上春樹

ノルウェイの森

世界的に大ヒットし、映画化もされている「ノルウェイの森」。主人公が大きく関わる2人の女性「直子」と「緑」。

相手の男には、確実に自分より大切なものがある。何度も何度もそのことを突きつけられるのに、なぜ忘れられないのか。何故受け入れてしまうのか。

『冷静と情熱のあいだ Rosso』 江國香織

冷静と情熱のあいだ Rosso

完璧な恋人がいても、その恋人のことを心の中で裏切り続けている「あおい」。どうしても、昔の恋人が忘れられないのです。

時間が経つほどに美化されていく、昔の恋。手に入らないものほど惜しいものです。「運命の相手」というのは、こういう過程を経て決まっていくのだなと妙に納得。

『冷静と情熱のあいだ Blu』では、その昔の恋人、「順正」の物語を読むことが出来ます。彼もまた、「あおい」を忘れられないでいたのです。

「ステキ」と思うか、「なんじゃそりゃ」と思うかで、あなたの恋愛傾向がわかるというものです。

『予告された殺人の記録』 ガルシア・マルケス

予告された殺人の記録

婚礼の夜に、「処女じゃなかった」という理由で実家に戻されてしまった花嫁。

彼女の処女を奪ったのは一体誰?そんなにその相手のことが好きだったの?・・・でも、アンヘラの気持ちは、一瞬夫だったバヤルト・サン・ロマンの物です。

これまた長い、長い間、相手に会えないことが気持ちをぐつぐつと熟成させていきます。

ただし、恋愛小説としての切り口だけで読むのは非常にもったいない小説ではあります。様式、構成、南米の色彩豊かな描写を感じながら、その世界にどっぷり漬かりながら読むのがおススメです。

『わたしが・棄てた・女』 遠藤周作

わたしが・棄てた・女

これが愛というのならば、なんと愛とは情けなく、くだらなく、人をみじめにするものなのだろうと口惜しささえ感じさせます。しかしもっと口惜しいことに、彼女の愛が読むものの心を無条件に打ったりもするのです。

くだらない愛情が魂の崇高ささえ感じさせる、なんとももどかしい小説です。主人公は愛情をささげられるほうの男の一人称なのですが、だめっぷりが群を抜いています。

『恋愛中毒』 山本文緒

恋愛中毒

思うように母からの愛情をかけてもらえなかった、そのすき間を恋愛で埋めようとするけれどもどうしても上手くいかない・・・・という話。

女性ストーカーの心理をうまく表現しています。携帯電話の充電が切れるまでリダイヤルし続けたり、相手の周囲にいる女性を排除しようとしたり、それもこれもすべて「愛されたい」という願望がなせる業なのです。

おわりに

一度、「その人」が心のよりどころになってしまうと、なかなか変更がきかない。やがて「その人」が自分の心を受け止めきれない人だ、思っていた人と違う、とどこかで気がついても、認めたくない、認めない。

不器用な女心は、もどかしかったり、愛しかったり、嫌悪感を感じさせたり、読者にも色々な感情を起こさせます。そこが面白いですね。

(image by amanaimages)

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本記事は、2011年03月31日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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