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紅茶の歴史を知って、紅茶をもっと楽しむ方法

2011年03月07日作成

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紅茶といえば「イギリス」のイメージが強いですね。では初めて紅茶が作られた国、紅茶を飲んだ国はどこだかご存知でしょうか。

紅茶をもっと身近に感じ、好きになるために、紅茶の歴史を知っておきましょう。ここでは紅茶うんちく歴史編を書かせていただきます。

紅茶はどこから来たのか

紅茶はイギリスから始まったお茶ではないのですよ。

お茶が生まれたのは中国

「お茶」という物は最初、中国の雲南省辺りの山岳地で生産され始めたようです。中国では、もう6世紀くらいには一般に飲料として飲まれていたというのですから、その歴史は深いですね。

さて「紅茶」は、というと、17世紀辺りに中国・安徽省で烏龍茶を進化させて作ったといわれています。

イギリスでは17世紀以前から「お茶」を飲む習慣ができていましたが、その当時のお茶は実はまだ紅茶ではなく烏龍茶でした。

「紅茶」の習慣はポルトガルからやってきた

1662年、イギリスの国王チャールズ2世は、ポルトガルの王女・キャサリンを妃に迎えます。イギリスでもこの当時からお茶は飲まれていましたが、飲料としてではなく薬としてでした。

ところが、このポルトガルから来た王女は高価なお茶と高価な砂糖を大量に王室に持ち込みました。そして、お茶に砂糖を入れて飲むという贅沢を始めたのです。

これがイギリス王室と貴族の間に広まっていったのでした。

イギリスはお茶の自国生産へ

18世紀に入り産業革命が起きると、イギリスは紅茶を中国からの輸入に頼るのではなく、自国で生産しようと考え始めます。

東インド会社事件やアヘン戦争を経て中国との衝突が多く、イギリスは経済的にも紅茶の輸入に苦しんでいました。

そして、紆余曲折の末、当時イギリスの植民地だったインド東部・アッサム地方で茶葉の新種を見つけ、そこで栽培する事に成功したのでした。

そうして紅茶は市民の間にも広まっていき、イギリスの独自文化となっていったのです。

日本人と紅茶

日本に紅茶が入ってきたのは明治になってからです。これは中国からではなくて、すでに紅茶が独自文化となっていたイギリスから持ち込まれました。

定着しない紅茶文化

当然、日本人も昔からお茶を飲んでいましたが、紅茶に関しては明治時代に少量入ってきたものの、一部の上流階級で珍しい物として嗜まれていただけで定着する事はありませんでした。

大阪万博から少しずつ

あまり定着することもなく、戦争によって輸入禁止にさえなってしまった紅茶でしたが、昭和45年の大阪万博から少しずつ庶民に定着してきます。

そして昭和47年の紅茶輸入自由化によって、ようやく広く飲み始められるようになったのです。

おわりに

現在はコーヒー党・紅茶党などと言われ、緑茶やコーヒーと並んで広く飲まれている紅茶ですが、日本で文化として定着するには随分と時間が掛かったのです。

どこの国でも「上流社会のたしなみ」として始まった紅茶。あなたも今日からは、ちょっと貴族の時間を楽しむ感覚で紅茶を楽しんでみるのはいかがでしょう。

本記事は、2011年03月07日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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