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田辺聖子の小説を読んで「心をデトックス」する方法

2011年02月28日作成

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田辺聖子さんの小説を読んだことがありますか。少し前ですと「ジョゼと虎と魚たち」が映画化され、話題になりました。

映画の「ジョゼ」には悲しい結末が待っていましたが、小説のラストは違います。悲しい結末ではありません。

田辺聖子の小説は、声を出して笑ってしまうほどユーモアに満ち、切なく、甘苦しく、おおらかで、ときには「う~ん」と低い声で頷いてしまうほど人生を達観した言葉がぽろぽろ出てくる、宝箱のような作品ばかりです。

優しい文体で書かれた、気軽に読める作品がほとんどです。どの作品を読んでも、あなたの心をほぐしてくれること間違いなし、ですが今回は、たくさん出ている田辺作品を、大まかに分けてみました。どれから手をつけたらいいかわからない、という方は参考にしてみてください。

目次

ハイミス恋愛もの

32歳~40前くらいの、独身の女性(昔は『ハイミス』といったそうです)の恋愛やこころ模様を丁寧に描いています。

30年ほど前の作品も多いのですが、今読んでも古臭い感じはまったくありません。結婚への執着の薄い、心身ともに自立した、さっぱりした性格の女性が主人公で、どちらかというと現代の女性像に近いかと思います。
- 『愛してよろしいですか?』
- 『風をください』
- 『言い寄る』
- 『私的生活』
- 『苺をつぶしながら』
- 『愛の幻滅』などなど…

夫婦・家族もの

関西の夫婦愛、家族愛が、かなりのユーモアと皮肉を盛り込んで描かれています。

噂好きな近所のオバサンや、実は少女のような心をもった人のいい40代の主婦や、「妻の話がつまらない」と感じている夫や、親の心子知らずでやりたい放題の息子などなど…。にぎやかに物語が展開され、「こういう人、いるいる!」と思わず口にのぼります。
- 『すべってころんで』

「世間で『ダメな人』と言われているが・・・実は」もの

田辺聖子は、世間でいう「ダメ男」「ダメ女」系の作品がすごく面白いです。

作品の中でも「あいつはダメなやつだ」ということを言われていますが、読んでいくと実はすごく気高い(?)精神の持ち主であったりします。読みはじめに抱いていた気持ちが、ラストでぐるんとひっくり返され、気持ちいいことこの上ない。

テレビばっかり見てたらあかんなあ、ちゃんと人を見る自分の「目玉」を持たなあかんなあ…と思わされます。

  • 『あかん男』
  • 『達人大勝負』
  • 『ムジナ鍋』
  • 『人間ぎらい』などなど…

おわりに

他にも「古典もの」や「カモカのおっちゃんもの」などありますが、とりあえず手にとりやすいテーマをもった作品をあげてみました。

あなたの心が、笑って泣いて、深刻な気持ちになるのが馬鹿らしくなって……、「さあ明日も頑張ろう」となってもらえたら、と思います。

本記事は、2011年02月28日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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