生活の知恵があつまる情報サイト

nanapi

Icon hobby趣味・娯楽

  1.  
  2.  
  3.  
  4.  
  5.  
  6.  
  7. 四コマ漫画のストーリーの色々な見せ方

四コマ漫画のストーリーの色々な見せ方

2011年02月22日作成

 views

お気に入り

目次

はじめに

四コマ漫画の書き方を問いますと、即「起承転結」で書くべしと言われそうなものですが、実際には、この法則に当てはまらない作品も最近では増えているようです。

筆者が昔書いたペン入れしてない下書きマンガを例に使って恐縮なのですが、起承転結にとらわれないタイプの四コマ漫画と言うものが一体どんなものなのかについて、軽く紹介したいと思います。

設定

以下に転載しますのは、「ナンシー」と言うタイトルの四コマ連作マンガです。

主要登場人物は、元気な女の子(ナンシー)と彼女の保護者になった青年(川上先生)。他にも、ナンシーと遊びたがっているプレイボーイ青年(球異)とか正体不明のヘンな男(小野山)などが脇役で登場します。

四コマ漫画の場合、少ないコマ数で、設定を読者に理解してもらわないといけないので、登場人物にもあまり複雑なディテールは与えず、できる限り、見た目どおりのキャラ(母親なら母親、学生なら学生だとすぐ分かるような)にする方が好ましいです。

四コマ漫画に限らず、各キャラに独自の外見的特徴を与えたら、読者に見分けてもらいやすくなります。(この「ナンシー」ですと、球異のシルクハットみたいに)

四コマ漫画のパターンあれこれ

パターン1

(左が川上先生、右がナンシー)

普通に「起承転結」のあるストーリーにしたら、こんな感じになります。三コマ目で話がヘンな方向に向いた後、四コマ目でオチがつきます。

この四コマ目のオチは、笑いを誘うものだったり、風刺のきいたものにするのが通常です。

パターン2

ところが、最近の四コマ漫画では、四コマ目のオチで、読者を笑わせたり、うならせる代わりに、ほのぼのとした気持ちにさせてくれるパターンのものが増えてきています。

パターン3

実は「起承転結」ではなく、「起結起結」の二コマ漫画をうまくつなげても、四コマ漫画は成立します。

パターン4

ここまでですと、普通の四コマ漫画ですが、連作ものでしたら、そのまま次の四コマ漫画につなげてゆく事も可能です。

この後半の四コマ漫画には、明白な「転」がありません。この種の四コマ漫画が、最近は増えています。まっすぐオチる「起承承結」や、面白いカットを四つ並べただけの「結結結結」オチをつけない「起承転転」「起承承承」などです。

パターン5

それが、こんな感じです。

連作の四コマ漫画で、ある程度、読者に設定(そのマンガの作風や登場人物の性格など)が分かってもらえてると確信しましたら、その特徴を前面に押し出したネタでオチをつける事も可能になってくる訳です。

おわりに

以上のように、上手に四コマ漫画をつなげてゆけば、そのままシリーズものや長編マンガだって書けちゃう事になります。

最初っから長編マンガに挑んでいる人とかですと、今さら四コマ漫画なんて書く気もしないかもしれませんが、やはり四コマ漫画の書き方が全てのマンガの作り方の基本である事は間違いないのです。

長編マンガを書いていて、行き詰まった時は、一度、四コマ漫画に戻ってみて、基本を思い出してみるのもいいかもしれません。

筆者の、ヘタで、たいして面白くもない四コマ漫画に最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

本記事は、2011年02月22日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

編集部ピックアップ

期間限定のPRコンテンツをチェック!

もっと見る