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新生活を始めたらして欲しい不動産チェックポイント~水周り編

新生活を始めるにあたって、ぜひ最初に行って欲しいのが不動産チェックです。

賃貸住宅で、借りて住み始めた「最初の状態」のことを「原状」と言います。賃貸住宅に住んでいる人は、不動産を返すときに「原状回復義務」が発生します。

しかし自分に責任がないことまで、責任を負う必要はありません。

新生活の最初にぜひ行っておいて欲しい「不動産のチェックポイント~水周り編」をご紹介します。

「原状回復」とは

「原状回復」とは、賃貸住宅を返すときに住んでいた人が行うとされていることで、「住み始めるときの状態(原状)に戻してから返還すること」という意味です。賃貸住宅に住んでいる人は「原状回復」の義務を負います。

「水周り」は、実際に水道が通ってからでないと分からないものなので、契約時には分かりようがありません。それだけに「住み始めてからのチェック」がポイントです。

水周りトラブルは契約時に分からなくても当然なので、パニックにならずに冷静に不動産仲介会社に連絡しましょう

写真に撮影しておきたいチェックポイント

肉眼で見たときよりも、撮影した写真で見たほうが分かりやすいこともあります。水のトラブルの痕跡は「色」に出やすいからです。水がこぼれたり、あふれたりした場所は、不自然に色が濃くなったり、かびやすくなっているからです。

まずは、手当たりしだいにデジカメで室内の水周りを撮影してみましょう。

水道の蛇口

水道の蛇口まわりに黒カビが発生していることがあります。見た目が汚い蛇口は、きっちり蛇口が締まらない可能性が高いものです。

入居前は水道が停止しているので水漏れチェックは事実上不可能です。実際に住み始めて水道局に連絡し、水道が使えるようになって初めて気づくのです。パッキンの交換でカンタンに直りますし、ゴムパッキンそのものは安いものです。

しかし、締りの悪い蛇口は、ポタポタたれるのを放置しておくと水道料金がかさみます。早めに不動産仲介会社に連絡して、修理してもらいましょう。

台所の下

台所の配水管が壊れてしまうと悪臭が広がってしまいます。あまりにも傷が多いと不安です。配水管と床との接点が、きちんと接着されているかも確認しましょう。

天井

雨漏りしたことのある部屋は、壁紙の色が変色しています。なんとなく黒ずんだ線が天井から床に向かってのびている痕跡があれば、なんらかの原因で水が通った証拠です。

バスルームとトイレ

バスルームとトイレも、実際に水道が通らないとわからない場所です。水道が通ったら、「きちんと流れるか」「詰まっていないか」をチェックしましょう。スムーズに排水されずに排水口に湯や水が滞るようなら、すぐに不動産仲介会社に連絡しましょう。

洗濯機置き場

洗濯機置き場の床が傷んでいると、洗濯機を動かしたときに洗濯機が踊る(暴れ動く)原因になります。洗濯機が「踊る」と、配水管が外れる原因に繋がります。

配水管が外れて水があふれると、「洪水」になります。気づくのが遅れれば下の階に被害が及ぶ事故に繋がります。保険に入っていても「洪水」の被害は精神的にも大きいです。

洗濯機置き場の「床」「壁」を撮影しておきましょう。

おわりに

神経質になる必要はありません。不動産仲介会社は、すべてを把握した上で契約をしている可能性もあるものです。

住み始める最初が肝心です。すぐに連絡することは当然ですが、可能な限り「早いうちに原状の記録をとっておく」ようにも心がけましょう。

(イラスト by 筆者)

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