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身体が不自由なお子さんと接するときに、心にとめておくべき3つのポイント

2013年04月22日更新

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はじめに

あなたは、身体が不自由なお子さんと接したことがありますか?

今はなくても、今後、友達のお子さん、親戚のお子さん、自分の子供の幼稚園や学校のお友達として接することがあるかもしれません。

今回は、何かしらの障害を持ち、身体を思うように動かせないお子さんと接するときに心にとめておくべきポイントをお伝えしたいと思います。

過剰な手伝いはしない

身体の不自由なお子さんの周りにいる大人がついついしてしまいがちなのが、「過剰な手伝い」です。

例えば、足の不自由なお子さんが、床の上でハイハイのような姿勢で一生懸命隣の部屋に行こうとしているけど、なかなか進めないとしましょう。

このとき、「大変そう」「かわいそう」ということで、抱っこして連れて行ってあげたとしたら、それはその子にとって良いことでしょうか?

もし、そのお子さんがトイレに急いでる、もしくは、他の子たちと一緒に遊びたいのに一人だけ出遅れているというようなことであれば、それは良いことだと思います。

でも、そのお子さんが自分の意思で、隣の部屋に好きな玩具を取りに行こうとしていたとすれば、それは「過剰な手伝い」です。

達成感を得られるように手伝う

身体の不自由なお子さんというのは、色々なことをうまく行えず、達成感を得る機会が少なくなりがちです。

そこに大人の「過剰な手伝い」が加わることで、上の例で言えば「自分で隣の部屋まで行った」という達成感を得る機会をさらに奪っているのです。

適切な手伝いというのは、そのお子さんが達成感を得る助けとなる手伝いです。

そのためには、あくまでも動きの主体はそのお子さんだということを意識しなければいけません。

自分は動きやすいように支えてあげたり、どうしてもできない部分だけ手伝って、最後はお子さん自身に頑張らせるといった接し方を心がける必要があります。

人間にとって「できた!」という経験をたくさん積むことは、様々なことへチャレンジしていくための、原動力になります。

そう思うと、何でもやってあげることは、決して優しさとは言えないということが分かると思います。

動かすのではなく支える

では次に、手伝う時のポイントですが、動きを手伝おうと思うと、ついついその動き自体を手伝ってしまいがちです。

例えば、足に障害を持っているお子さんが、足を上手にあげられなくてズボンに足を通せないとしたら、あなたはどうやって手伝いますか?

やりがちなのが、あげられない足を持ち上げてあげること。

でも、そもそも足を持ち上げられないのはなぜでしょう?

足の筋力がないからという場合ももちろんありますが、実は、障害の影響でバランスを上手にとれず、そのため足があげられない場合が多いのです。

もしあなたが、ぐらぐらする板の上に立っていたとして、片足で立つように言われたとします。バランスが悪いので、なかなか足をあげることができません。

このとき、「ほらもっと足をあげて!」と足を持ち上げてもらうのと、板の上で支えている足を一緒に支えてもらうのでは、どちらが足をあげやすいかは想像できると思います。

もし、身体の不自由なお子さんの動きを手伝うのであれば、どのような姿勢であっても、まずは支えてあげることが基本です。

もしそれでも動きが出てこないようであれば、支えつつ動きを手伝ってあげましょう。

おわりに

身体の不自由なお子さんと接するときに、心がけてほしいポイントについて説明してきました。

手伝うときには「身体が不自由だから、これができない」というネガティブな見方ばかりではうまくいきません。

「ここを手伝ってあげれば、これもできる」というポジティブな見方をすると、どう手伝えばいいのかが見えやすいと思います。

さらにもう一つ。「こんな手伝いをしたら移動しやすくなった」というような身体的な結果にばかり目をとらわれてはいけません。

「移動しやすくなって、その結果何ができるようになったのか」が大事なのです。

子供にとっては遊びが仕事です。「こんな工夫をしたら楽しく遊べるようになった」というように、日々の生活が楽しくなるための手伝いができるといいですね。

(photo:by著者)

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本記事は、2013年04月22日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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