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庭に植えたい!マサキを美しく育てる方法

庭に植えたい植物は多いですが、「庭木」にも「生垣」にも似合うものとして、「マサキ」を紹介します。

「マサキ」は、漢字にすると「正木」です。漢字一文字だと「木へんに正」と書いて「柾」という文字でマサキと読みます。

ポイント1 美しくて強い

美しくて強い木です。

葉っぱは濃い緑色ですが、葉っぱの縁取りが黄色くなります。正式には「黄覆輪柾」、読み方は「キフクリンマサキ」です。 この品種が、生垣に好まれて栽培されています。

春の新緑は、それはもう見事な美しさです。

 性質

新芽は上へ向かって伸びる性質があります。伸びた先を剪定することで、伸びを抑えて葉っぱを密生させる効果を得られます。

背丈の高い生垣には重宝します。

 強さ

強い木です。生命力に、あふれています。

万が一、毛虫が大発生してしまっても、殺虫剤で虫を退治しておけば、木が弱まる心配がありません。木によっては殺虫剤で弱って枯れてしまうものもあるので、マサキの強さは園芸には嬉しいものです。

自然の恵みの雨水だけで栽培可能です。特殊な肥料も必要ありません。ただし、害虫対策は必須事項です

ポイント2 ミノウスバが心配

マサキの新芽を虫に食べつくされてしまうと、まるで冬の落葉樹のようになってしまいます。マサキの葉っぱを食べてしまう虫の代表が毛虫です。それも蛾の幼虫です。蛾はミノウスバと呼ばれています。

ミノウスバの被害が心配です。ミノウスバは、いわゆる「蛾」です。蛾の幼虫が発生してしまうと、あっというまにマサキの葉っぱを食べてしまいます。

ミノウスバの幼虫が発生するのは、新芽の「おいしい季節」です。これは新芽が色鮮やかで美しいときでもあります。

万が一、大発生してしまったならば、ホームセンターなどのの園芸担当者に相談して、「殺虫剤」と「正しい使用方法」を聞いてください。

できるだけクスリには頼りたくないものですが、葉っぱを食べつくされて枯れてしまっては、回復しようがありません。

害虫対策としての忌避効果は、ポイント3で説明します。あくまでも効果は翌年から現れるので、「今年」の被害には、迅速に対応しましょう。

ミノウスバの幼虫(毛虫)が大発生すると、葉っぱを食べている音が明確に聞こえてきます! 姿を見かけただけならともかく、葉っぱを食べている「音」が自分の耳で聞き取れたなら、即座に殺虫対策を考えましょう

ポイント3 育て方

枯らさなければ、必ず復活して、美しさを取り戻してくれます!

ニームを利用して忌避効果を高めて、もしも毛虫を見かけたら早めに取り除きましょう。

ニームを初めて撒く年は、それ以前(一年前)に植えつけられている蛾の卵から毛虫が発生してしまいます。いきなり撲滅は不可能です。

しかし、1年間かけてニームを撒き続ければ、蛾が卵を植え付けにこなくなり、虫が発生しにくくなります。自然な形で害虫が発生しにくくなるので安全です。

STEP1 ニームで忌避効果

忌避効果の高い「ニーム」を活用します。市販されている「ニームオイル」を希釈して、マサキの「葉っぱ」「枝」「幹」「根元」に、かけます。

1回あたりの量は少なくても構いませんが、こまめに撒くことが重要です。

忌避効果の「結果」が、明確に出るのは翌年です。一年間かけて、じっくりとニームを浸透させましょう。翌年からは、虫が新しく寄り付くことが少なくなります。

ニームは殺虫剤ではないので、毛虫を全滅させることはできませんが、忌避効果によって、まったく毛虫が寄り付かない木にすることは可能です。

殺虫剤だと、どうしても人体への影響が心配です。かといって毛虫の放置も、子供やお年寄りには悪影響があります。敏感肌のひとなら、大人でもかぶれやすくなります。

そういう意味では、ニームは天然材料であり、人間や家畜や益虫(ミミズなど)には無害です。毛虫も寄せつけなくなります。安心して使用できますし、安全な暮らしに役立ちます。

STEP2 毛虫は割り箸で取り除く

毛虫を見かけたら、割り箸でつまんで、ビニール袋に入れて、袋をしばって、可燃ごみで捨てます。マサキから毛虫を取っても、そのまま庭に放置していたら、また戻ってきて葉っぱを食べてしまいますし、虫の大発生の原因になりかねません。

見かけたら、割り箸で取り除くのがベストです。

STEP3 上から作業

マサキは、「上」から作業するのがポイントです。作業とは、つまり「葉っぱ」や「枝」を、ハサミでカットすることです。「剪定」と言います。剪定は「せんてい」と読みます。

このとき「上」が一直線に見えるように、高さをそろえます。「上」をカットすることで、マサキの葉っぱが、隙間を埋めるように密生しますので、とても美しくて見栄えの良い生育になっていきます。

マサキを上手に育てるなら、「忌避効果」を利用しましょう!

おわりに

冬から春のうちに、しっかりと忌避効果を高めておきましょう。備えあれば憂いなし、です。

ニームによる忌避効果と、マサキは、とても相性が良いので、『毛虫が出なくなった』ということも不可能ではありません。

しかもニームそのものがマサキにとっては栄養源になるため、ニームで忌避効果を高め続けていると、自然にマサキも元気に育っているというわけです。

(Photo by 水風 島)

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