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生垣に植えたいカナメモチの育て方

必ず植えたほうが良いものとしてカナメモチをオススメします。

カナメモチは、主に「生垣」として利用することの多い庭木です。常緑樹として一年中、葉っぱが生い茂っています。新芽は真っ赤に生えてきます。

緑色と赤色の両方を楽しめる、見た目にも鮮やかな庭木です。

ポイント1 手をかけただけ立派に育つ

カナメモチの特徴は、手をかけた分だけ、立派に育ってくれることです。

剪定時期は厳密に限定されることがないので、基本的に気がついたときに剪定できます。

気がついたときに剪定できるということは、あわてて「今のうちにバッサリ剪定しなくては」と焦る必要がないということになります。

ですから「ちょっとづづ剪定」するのがオススメです。ちょっとづつの剪定だから、見た目にも自然な風情を保ちやすいのです。

 剪定のコツ

上のほうを「強く」、下のほうを「弱く」。それが剪定のコツです。

具体的に言うと、「上のほう」の「新芽が天に向かってどんどん伸びていく部分」は、思い切って剪定したとしても、どんどん新しく育ってきます。枝も葉っぱも、成長が早いです。

その一方で、「下のほう」は、どうしても葉っぱが混み合いやすくなってしまいます。葉っぱが混み合ってしまうと、風通しが悪くなりますよね。だからといって強く剪定してしまうと、下のほうは成長が遅いのです。

上のほうは日当たりが良いので、成長も早くて、枝も太くなりやすいのです。下のほうは、上に比べると日照量は減りますから、伸びるスピードや太くなるスピードが遅くなってしまうのです。

剪定のコツは、「上は強く」、「下は軽く」です

ポイント2 カナメモチの育て方

新芽は真っ赤に燃えるような葉っぱです。勢いも強くて、本当に美しいです。日当たりの良い生垣には、まさに最適な植木です。

真っ赤な葉っぱのうちに、伸びの「速い」「強すぎる」部分を剪定します。いきなりバッサリせず、見た目にわからないくらいづつ剪定します。

葉っぱの色が落ち着いてきたら緑色に変わります。緑色に変わったら、育った部分を挿し木にすることもできますし、ここで形を整えるように強めに剪定してもOKです。秋に土用芽が出て再び真っ赤になります。

 剪定時期

それでも「オススメの剪定時期」があるので、簡単に説明します。冬の寒い時期、1月~3月は剪定しません。

春、夏、秋、に剪定しましょう。

あまり手をかけたくないというひとでも、7月の「新芽が伸びて成長がいったん落ち着いた頃」と、11月の「土用芽が伸びた頃」には剪定しておくことをオススメします。

 病気

ゴマ色斑点病にかかるときがあります。黒い斑点の模様に葉っぱが変色してしまい、そのままにしておくと葉っぱが無残に枯れてしまいます。

見かけたら、葉っぱそのものを「半分に切る」などのように、斑点の部分を落としてしまいます。

 植える場所

日当たりの良さと、風通しの良さが大切です。道路に面した場所、建物のすぐ脇よりも、建物から離れた場所、庭と道路の境界区域が植えるのに適した場所です。

ゴマ色斑点病になってしまう原因は「日照不足」と「風通しの悪さ」ですから、カナメモチは日当たりのいい場所で育てるのが理想的です。
カナメモチは自分で増やしていけるので、新たに苗を買うことなく、日当たりの良い場所で挿し木から育てていく楽しみを味わえます。

生垣に利用される理由のひとつに、「道路に面していると日が当たりやすい」という要素もあります。建物と建物に挟まれた場所だと、どうしても日陰になってしまい、日照不足になりがちです。

混み合ってきたら剪定して風通しを良くしましょう

ポイント3 増やし方

カナメモチは挿し木で増やせます。春から初夏にかけて新芽が出てきますので、その新芽部分の成長が止まった夏に、新芽部分のところを挿し木に利用します。

剪定のさいの枝を、ペットボトルで水栽培しておいて、発根したら土に植えるという方法もオススメです。

成功率は高くありませんが、根気よく続けると良いでしょう。失敗しても当たり前という軽い手気持ちで、どんどん挿し木に挑戦するのが成功へのコツです。

カナメモチは頻繁に少しづつ剪定するほど美しく育ちます。剪定のたびに、枝が手に入るわけです。これを、そのまま挿し木に利用して「根が出たらもうけもの」というくらいの軽い気持ちでいるほうが良いと思います。

オススメは、トロ箱に挿し木用の土を入れて、そこへカナメモチを挿しておく方法です。水はあげすぎないようにします。

カナメモチは自分で増やしていけるので、新たに苗を買うことなく、日当たりの良い場所で挿し木から育てていく楽しみを味わえます

おわりに

カナメモチの色鮮やかさは、本当に美しくて素敵です。日当たりと風通しをよくすれば病気も予防しやすくて、毛虫の被害も少ないです。

育てやすいのに、見栄えがいいカナメモチ。ぜひ、日当たりの良い場所で育ててみてください。

(Photo by 水風 島)

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