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これから動物を飼おうと思っている方々へ~保護団体から動物を引き取る際、事前に持つべき心構え

2011年02月04日作成

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目次

はじめに

現在、日本は空前のペットブーム。住宅街をちょっと歩けば、皆小さな犬を連れていたりしませんか?連れられている犬たちは皆、綺麗で可愛らしい洋服を身に纏い、高級ブランドの首輪やリードで歩いています。

しかし、このペットブームの裏に大きな影があることを皆さんはご存知でしょうか?

現在、全国で年間44万匹以上もの動物たちが殺処分を受けているといわれています。

原因は無責任な飼い主達の遺棄やその遺棄された動物たちが子どもを産み増えてしまったこと、無責任で無知なブリーダーにや劣悪な環境での販売行為を行うペットショップの増加等によります。

この44万匹という数の中には、「引越し」や「人間の方が高齢」、「飼いきれない」といった理由で飼い主自らが保健所に連れて行くケースが十数万匹も含まれています。

このような悲劇をこれ以上多くしてはいけないと、処分されそうになっている犬や猫を引き取り、その子を愛して最後まで育ててくれる新しい飼い主を探す保護団体やグループ等があることは皆さん少しでも耳にしたことがあるのではないでしょうか。

これから動物を飼おうかと家族で相談されている方はこちらの保護活動を行っている団体やグループからの動物の引き取りを考えてみることを、筆者自身も皆さんに心よりお願い申し上げます

では、そんな動物達の保護活動を行う団体・グループより動物を引き取ろうと決めた方やご家庭の方々に、団体やグループに連絡を取る前にしっかりと話し合っていただきたい・確認していただきたい心構えをいくつか挙げさせて頂きますので是非参考にして下さい。

1、最後まで共に過ごす覚悟がある

動物達は人間よりは遥かに短い一生ですが、それでも20年以上生きる子もいます。その「20年以上をずっと一緒に暮らす」という覚悟を持ってください。引っ越すから、世話が出来ないから、そんな理由で手放すことの無いように!

また、どうしても手放さなくてはいけない理由が出来た際には、きちんとした次の飼い主を見つける。これを覚悟してください。決して保健所に連れて行くことの無いようにお願いします。

2、動物を迎えることに家族全員が賛成している

動物と一緒に暮らす、ということは、あなたの家族もその子と共に暮らす、ということです。あなたが飼いたいからと言って、急に・無断で連れ帰ることの無いように。

まずは、動物達が御家族と共に楽しく暮らせる環境づくりをお願いします。

3、家はペット可住宅や一戸建てである

これは大前提です。ペット不可の部屋では動物は飼えません。

出来れば「広いお家」で、「その動物一匹だけで留守番」ということが少ないように配慮しながらの共棲をお願いします

4、完全室内飼いができる

犬も猫も皆室内飼いでお願いします。引き取った子も家族の一員である。この考え方を忘れないでください。ですので、もちろんケージやサークルの中に入れっぱなしの飼い方ではいけません。

5、その子にかかる一生分の医療費を捻出できる

毎年のワクチン接種・狂犬病予防

犬の場合は生後40日過ぎからパルボ、その3週間後に五種混合、そして1ヵ月後にもう一度五種混合を射ち、その後は毎年1回のワクチン接種となります。

狂犬病予防はワクチン接種とは異なりますので、上記したワクチンとは別に年1回、狂犬病予防の注射をして下さい。

猫の場合は生後8週頃に1度、12週頃にもう一度ワクチンを打ちます。その後1年に一度ワクチンを打つのが一般的のようです。

フィラリア予防

犬、猫共に5~12月まで月一回のフィラリア予防薬の投与、または注射を行います。

犬の場合、6ヶ月未満だと注射の方が受けられないようなので注意して下さい。

動物の医療費は基本高いことを心得ておく

まず、動物の医療費は基本高額だということを知っておいてください。最近はペット保険なんていうのも出てきましたが、良く解らないので我が家ではまだ検討すらしていません。つまり、まだ主流ではないということです。

何事も無く、健康で一生を過ごせるならその子にとってもとても素敵なことだと思いますが、そういう場合ばかりではないんです。

もともと病気持ちで普段から薬を服用している、つい最近まで元気だったのに急に病気になってしまった、若いときは元気だったけど老齢になって病気を発症した、事故に遭って半身不随に…等様々なことが起きるということを覚悟しておいてください

6、マイクロチップの装着・迷子札・鑑札を付けることをまず優先

脱走してしまったときのことを考えて、マイクロチップを付けて下さいと呼びかけている団体も多いです。マイクロチップまではいかなくても、首輪に迷子札を付けること等をまず優先しなくてはいけないことを心に留めておいて下さい。

また、犬を団体やグループ等から受け取ったら、お近くの役所へ行って登録をして下さい。

7、去勢・避妊手術を必ず受けることの承諾

これ以上悲しい思いをする子達を少しでもなくすために、去勢・避妊手術は絶対に行って下さい

去勢手術をすることによりその子は性格が大人しくなりますし、避妊手術を行うことによって子宮系の病気を防ぐことだって可能です。

メリットも沢山あるので、その子のことを考えるなら引き取ったら去勢・避妊手術をするように決めてから引き取りにいくことをお願いします。

8、逃走防止用の柵を設ける等して脱走を防ぐように家を改造

マイクロチップや迷子札が付いていたとしても、これらは必要になります。急に家から飛び出していってしまい、そのまま消息不明に・事故にあって…なんて話もよく耳にしますので、まずリードを付けて飼い主と一緒のとき以外は家から出ないようにすることを家族全員で徹底してください。

猫の場合も同様です。ただ、猫は犬よりも身軽ですのでそこらへんを考慮して他の飼い主さんたちや団体・グループ等の方々に話を聞きながら対策を練ってから引き取りに行って下さい。

おわりに

いかがでしょうか。新しい団体が発足・シェルターが出来てもすぐに満杯、一杯一杯になってしまうのが現状です。もし引き取ることは出来ないという方でも、保護活動をしている団体に寄付(お金以外にも、タオル・ペットシーツ・フード類などでも寄付は可能です)やボランティアをすることは可能なはずです。

少しでも興味を持っていただけましたら、保護団体やグループ等に連絡を入れてみる、HPを覗いてみる等してみて下さい。あなたにも何か出来ることがあるかもしれません。

最後に、先にも述べましたが、動物保護団体やグループ等はどこも、行き場の無い犬や猫でいっぱいです。場所が無いんです。お金だって足りないんです。くれぐれも自分の家で飼えなくなったからといって犬や猫を連れて行ったり、拾ったからと連れて行ったりしないようにお願いします

そういった子達は自分達の手で最後まで飼い主さんを見つけるようにお願いします保護団体やグループ等の譲渡会の会場に置いていったり、そこでボランティアをしている方の家の前に置いていくなんてことは絶対にしないで下さい

では、少しでも悲しい人生を送る犬や猫、その他の動物達が減ることを願って。

本記事は、2011年02月04日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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