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安い自費出版本の作られ方

2011年01月14日作成

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はじめに

写真は、筆者が自費で作ってみた本です。そのスペックを紹介しますと、

体裁/単行本(ソフトカバー・B6判)
本文/モノクロ文章
ページ数/252ページ
初版部数/300部

ISBNコードがついた本なので、同人誌や私家本とは異なり、普通の書店での販売や購入も可能です。

気になる制作費用は、宣伝や献本の雑費も含めて、約46万円です。以前は、同スペックの本を作るには100万円ぐらいはかかると言われていました。

一体、どこで50万円もの費用を浮かせれるようになったのでしょう?

今日の出版物制作事情

理由は、パソコンとインターネットの目覚ましい発展です。

パソコン技術の発達はDTP(コンピュータを使った編集作業の事)を完全なものに高め、インターネットの普及は著者と編者(出版社)との連絡に費やされる雑費や時間を著しく削ってしまいました。

従来の校正作業

特に影響を受けたのが、校正刷りの過程です。

一冊の本が出来上がるまでには、まず完成品に書き写された原稿に不首尾がないかどうか、念入りにチェックをする必要があります。

この作業を校正と呼ぶのですが、従来の製本方法では、校正をする為には、版下(印刷する為の原稿)を実際に印刷してみて、刷りあがったものを見ながら、校正する必要がありました。

印刷する以上は、印刷の雑費もかかりますし、紙代だって必要です。刷りあがった見本を著者にチェックしてもらう為には、著者の元へ送って、確認後に返してもらう配送費用だってかかります。

なおかつ、校正は二回以上行なうのが通常です。

しかし、DTPとインターネットを活用しますと、これらの校正にかかる費用や手間をほとんど省略してしまえるのです。

DTPとインターネットを使った校正

DTPで作った版下は、印刷せずにパソコンの画面でチェックや修正する事が可能です。つまり、校正の為にいちいち印刷して「紙の状態」にする必要がないのです。

さらに、著者が、インターネット環境を備えたパソコンを持ってましたら、版下データをeメールなどで送って、チェックしてもらう事が可能です。校正の為の原稿配送費さえ安く済ませてしまえるのです。

おわりに

筆者の本は、このようなDTPを活用した製本方法で46万円という値段に落ち着きましたが、これはあくまで目安だと思ってください。

本の制作で一番費用がかかるのは、やはり紙代なのです。発行部数を減らせば、さらに費用は削れるでしょう。書店販売などのオプションが必要なければ、それらの手続きもしなければ、もっと予算は減らせます。

書店販売しないのでしたら、出版社じゃなくても、普通の印刷会社に制作を依頼してもいいので、製本だけなら、ずっと安く作ってもらえるかもしれません。

多少、DTPの心得があるのならば、版下すら自分で作って、持ち込みしてもいいのです。

どうぞ、皆さん、自分が一番納得のいく本作りを目指してくださいね。

本記事は、2011年01月14日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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