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  7. 創作文におけるセリフの書き方(括弧の使い方)

創作文におけるセリフの書き方(括弧の使い方)

2011年01月14日作成

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目次

はじめに

創作(小説・詩など)以外の文章ではあまり使う事がないのがセリフ(登場人物が喋った言葉)と呼ばれるものです。

小説を沢山読んでいましたら、その使い方や使い分け方などは自然に覚えてしまうものですが、いざ自分が書き手にまわるとなると、うまく使いこなせなくて、手が止まってしまう人もいるかもしれません。

基本

原則的に、セリフはかっこ(括弧)と呼ばれる記号の間におさめるのが常識となっています。

自分独自の文章ルールを編み出して、かっこを使わないセリフの書き方をしても構いませんが、読者の方がかっこルールに慣れてしまっている為、読者の読みやすさを考慮しますと、セリフは標準的なかっこルールで書いた方が無難です。

「 」-かぎかっこ-

普通に喋ったセリフは、この記号の中におさめます。

「おはよう」と彼は言った。

『 』-にじゅうかぎかっこ-

セリフの中に、さらにセリフが出てくる時は、この記号で書き分けます。

「太郎くんが『また遊ぼうね』と言ってたよ」と彼は教えてくれた。
セリフの中のセリフの中にさらにセリフがある場合は、再び、かっこに戻して、書き分けます。(例/彼は告げた。「次郎くんはこう言ってたよ。『「太郎くんとは遊ぶんじゃない」とママに言われたから、今日は行かない』って」)

( )-まるかっこ-

この記号は、文中に潜り込ませた注釈などを本文と区別させる時にも活用しますが、セリフがらみでは心の中で思った事(心の声)を書きたい場合によく使われます。

(なんだ、次郎は来ないのか)と僕は思った。

標準的な使用ルール

  • 文章の最後部には句点(。)を書き込むのが正しい文章ルールですが、セリフの場合は、逆に、セリフを閉じる直前の文章の句点は省略するのが一般的です。
「おはよう。今日も早いですね。」→「おはよう。今日も早いですね」
- セリフの前か後ろには、そのセリフを誰が言ったかを説明する文章を付けておくのが親切な書き方です。(でも、絶対ではありません)
「おはよう」と彼は言った。僕も彼に挨拶した。「おはよう」
- 下記のような書き方で、セリフを言った人物を説明するのは、脚本での表記方法です。小説では絶対に使っちゃダメだと言う訳でもありませんが、この表記法を小説で使うのを嫌っている人も多いです。
太郎「おはよう。今日も早いですね」

小技

多人数で喋り合うシーンを書いた場合、セリフのたびに<○○は言った。>という文章を書き加えてますと、<○○は言った。>ばかりになって、全体的に文章が平坦になってしまいます。

<言った。>という表現は、<告げた。><怒鳴った。><つぶやいた。>などの言葉に置き換えが可能ですので、セリフの内容によって、これらの表現を書き分ければ、セリフばかりのシーンでもメリハリを持たせれるようになります。

さらに、発言者の動作を<言った。>の代わりに使う事も可能です。

「僕は行かないよ」と次郎は首を横に振った。

おわりに

本来なら、小説なんて、一部の人間が職業や趣味として書く特殊な文章に過ぎませんでした。しかし、昨今では、ケータイ小説や電子書籍のブームにより、誰もが気軽に小説を書く事にチャレンジするようになってきました。

お粗末ながら、上記の解説が、そのような小説ビギナーの方たちの少しでもお役に立ちますように。

引用画像/「ケータイ小説なんていらない」

本記事は、2011年01月14日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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