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建築士になる方法

2010年12月26日作成

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目次

はじめに

私は1級建築士の資格を持っていて、建築士のための資格学校でアルバイトをしていたこともあります。建築を勉強したり、建築の仕事をしている人は、ぜひ取っておきたい資格だと思います。

今回は建築士になる方法を紹介します。

建築士の受験資格を取ろう

まず、建築士には、1級と2級があります。1級のほうが設計できる建物の規模が大きく、建築をする人なら、1級を狙いたいところです。また、無難に2級の試験を取ってから、1級の試験を受ける人が多いです。

1級建築士試験の受験資格

  • 大学の建築や土木課程修了+実務経験2年以上(大学院卒業で代用可)
  • 3年制短大の建築や土木課程修了+実務経験3年以上
  • 2年制短大(又は、専門学校)の建築や土木過程修了+実務経験4年以上
  • 2級建築士+実務経験4年以上

2級建築士試験の受験資格

  • 大学(又は短大、専門学校)の建築課程修了
  • 大学(又は短大、専門学校)の土木課程修了+実務経験1年以上
  • 高校の建築や土木課程修了+実務経験3年以上
  • 建築に関する学歴なし+実務経験7年以上
実務経験は、設計事務所、住宅販売メーカー、工務店、ゼネコンなどでの設計や施工に関係する業務経験で得られます。

建築士の試験を受ける

建築士の試験は年に1回あります。通常、インターネットによる申込が4月、受験場所における申込が5月にあり、7月が学科試験、そこで受かった人が10月の製図の試験を受けることができます。

例年、製図の試験の合格発表(つまり、建築士に合格)の発表は、クリスマス前にあり、合格した人には、クリスマスプレゼントのように感じると言われています。

学科試験に受かった人は、その年の製図試験に落ちても、もう一度学科試験を受けずに次の年に製図試験を受けることができます。この学科の試験に受かり、一度製図の試験に落ちている人を角番と呼ぶことが多いです。

建築士の学科試験に受かろう

学科試験は、1級が計画、環境・設備、法規、構造、施工の5科目で、2級が、計画、法規、構造、施工の4科目です。

学科の試験は、ほとんどの受験生が資格学校に通いますが、過去問を丁寧に何回も繰り返して覚えれば、独学でも合格はできます。

ただし、法規だけは、法令集を持ち込むことができるので、あらかじめインデックスをつけたり、線を引いたりしておかないと合格は難しいです。線の引き方などは、建築士の対策本に載っているので、その通りに書きましょう。

学科試験に合格できるかは、時間を取れたか取れないかが境目です。建築の仕事をしている人は残業も多いので、なんとか勉強時間を確保するようにしましょう。

製図試験に受かろう

あらかじめ課題が出されているのが製図の試験です。本番では、その課題に沿って、細かい条件が出され、時間内に設計して、平面図や立面図(断面図)などを描きます(2級は矩計図も)。

製図は正直、独学で合格するのは難しいです。資格学校に通うのをお薦めします。いくつかの課題を予想問題として練習し、採点のポイントなども教えてくれるので、いい対策になります。

資格学校をお薦めと書きましたが、学校を休むとしつこく電話がかかってきたりするので、上手く距離を取って、付き合うようにしましょう。

こうして、学科と製図の試験に合格し、登録が終われば、無事に建築士の仲間入りです。

おわりに

建築士はよく「足の裏のご飯粒」と言われ、取らないと気持ち悪いけど、取っても食べられないという意味です。

確かに、独立する人は少ないですし、多くの人は取ってからも会社や事務所に勤めていると思います。手当てが少し上がるぐらいですが、資格があると、周りに信用されますし、自分の自信にもなります。

できれば、若くてよく覚えられるうちに取っておきたい資格です。

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  • 20101226032149

本記事は、2010年12月26日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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