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「フッ素」と「セラミック」ってどう違う?フライパン加工の種類と特徴

2017年05月23日作成

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フライパンの中には、表面に特殊な加工を施してある製品があります。大きく種類を分けると「フッ素加工」と「セラミック加工」の2種類です。これらのフライパン加工にはどのような特徴があるのかご存知でしょうか?

料理道具屋「飯田屋」の6代目・飯田結太さんに、フライパンの加工の種類と特徴をお聞きしました。

目次

フライパン加工の種類

フライパンの加工は、基本的に「フッ素加工」と「セラミック加工」の2種類です。

お馴染みの「テフロン加工」は、実はメーカーが商標登録した呼び名。アメリカのデュポン社のフッ素樹脂で加工したものだけが「テフロン加工」になります。それが一般的にも浸透していって、「フッ素加工」とほぼ同義に使われるようになったのです。

ほか大理石を使った「マーブル加工」や、人口のダイヤモンドを使った「ダイヤモンド加工」などがありますが、これらはまた別の会社が作った「フッ素加工」になります。

飯田さん「メーカーによって、フッ素加工の層の数や、どんな材質を中に練り込んでいるかなどの違いがあります!」

フッ素加工とセラミック加工の特徴

使いやすく、失敗が目立たない

「フッ素加工」や「セラミック加工」に共通したメリットは、やはり料理がしやすいことです。食材がフライパンにこびりつきにくいので、少しの油でも調理できますし、火加減の調整もしやすいので、加工がある程度調理の失敗をカバーしてくれます。

飯田さん「フライパンについた汚れが落ちやすく、お手入れも比較的簡単。料理初心者の方や、料理が苦手な方におすすめです!」

「フッ素加工」は熱に弱い

一般的に、「フッ素加工」の耐熱温度は、だいたい250~270℃が限界です。250℃というのは、フライパンを1分ほど加熱するとすぐに達してしまう温度になります。

フッ素樹脂は高温になると柔らかくなってしまい、ヘラなどでこすったときに剥げやすくなります。空焚きは厳禁なのはもちろん、火加減は中火以下で使用してください。

飯田さん「手入れをすれば多少は長持ちするので、フッ素加工フライパンを使うなら、正しいお手入れ方法を知っておきましょう!」

「セラミック加工」は耐熱温度が高い

「セラミック加工」は近年人気になっている加工で、フライパンの表面をセラミックの薄い膜で覆う加工です。

「セラミック加工」は、耐熱温度が400℃と高いのが特徴になります。ただし空焚き厳禁で中火以下で使用するのは「フッ素加工」と同様です。

飯田さん「耐用年数で比較すればフッ素加工のフライパンとそれほど変わりません。1年程度で買い換えが必要になります」

アルミフライパンと相性がいい

基本的に、「フッ素加工」や「セラミック加工」が施されているフライパンは、アルミ製がほとんど。一部ステンレス製もあります。アルミは表面がザラザラとしているため、表面がつるっとしているステンレスに比べて、加工が多少剥げにくくなっています。

飯田さん「同じ価格で同じ加工が施されたアルミフライパンとステンレスフライパンを比べるなら、アルミフライパンを買った方が多少は長持ちするということになります。フライパン選びに迷ったときはぜひ参考にしてください」

料理がラクになる加工フライパン

コーティングされたフライパンは、加工の耐用年数が短いというデメリットがあるものの、油の使用量を減らすことができ、毎日の料理をより楽ちんにしてくれます。その点を重視する方はぜひ加工フライパンを使ってみてくださいね!

取材協力

飯田結太さん
大正元年に創業された料理道具店「飯田屋」の6代目。料理グッズは8500アイテムを揃え、フライパンだけでも150種類、卵焼きサイズのフライパンも合わせると200種類も取り扱っている。客層は料理人から主婦まで幅広い。個人的にもフライパンを60枚も所有し、日々試している。

さらにフライパン関連のnanapiレシピを知りたい方はこちら!

(image by PIXTA123)
(image by nanapi編集部)

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本記事は、2017年05月23日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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