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あなたは何を持っていく?IT企業に聞いた、空港での時間の過ごしかた

2015年12月04日作成

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旅行や出張で飛行機を利用する機会は、ひと昔前に比べてぐんと増えました。しかし、余裕をもって空港に到着したけれど、もろもろの手続きが終わった後、どう時間を過ごすか迷うこともしばしば…。いつもギリギリに着いている人でも、想定外の欠航などで空港に缶詰めになってしまうこともありえます。

よく空港を利用している人たちは、そんな時間をどのように過ごしているのでしょうか?今回話をうかがったのは、人気IT企業にお勤めの方々。空港でのおすすめの過ごしかたや、忘れられないエピソードなどについて、くわしくお話を聞いてきました。

ご回答いただいた企業はこちら

  • 株式会社シンクスマイル
  • Tokyo Otaku Mode Inc.
  • 株式会社ミクシィ
  • ヤフー株式会社
この記事では、各企業を50音順に紹介しています。

目次

株式会社シンクスマイル 五十嵐政貴さん

「したことない。をへらす」を経営理念に掲げる株式会社シンクスマイル。飲食店や美容系サービスなどを割引価格でお試しできる、「トラコレ」などのサービスを手がけています。取締役を務めていらっしゃる五十嵐政貴さん(以下、五十嵐さん)は出張でよく空港を利用されるのだそう。

五十嵐さん「空港は海外出張の時と遠方への出張、たまに旅行で利用します。国内で移動が2時間前後だと、個人的に新幹線の方が好きなので新幹線移動を選びます。国内出張は30分前、海外出張は1時間半前には到着するように行動しています」

過ごしかた

出張となると、趣味のものや仕事に関係ないものはあまり持ち込めなくなりますよね。タスクもあまり詰まっていないときは、空港での待ち時間をどう過ごされていますか?

五十嵐さん「電源のあるカフェや食堂で、充電しながら携帯やPCを利用しています。あとは、SNSで美味しいもの投稿を頻繁にしているので、短時間で食べることができるソフトクリームを空港内で探す旅に出てます」

ちなみに五十嵐さん必携グッズは、自撮り棒。ソフトクリームを食べている自分を撮るのに欠かせないのだそうです!

空港でのエピソード

また、五十嵐さんの空港にまつわる忘れられないお話がこちら。

五十嵐さん「空港についたら前の日の飛行機を予約していることに気づいて、尋常じゃないくらい焦ったことです。急いでVietnamへ行かなくてはいけなかったので、片道チケットだけを購入したのですが、往復チケットを持っていないとVietnamに入れないと言われ、さらに焦り搭乗を躊躇してしまったので、結局会議には間に合いませんでした。あとから確認したら、そんな事実はないとのこと…。
  
空港で言葉の分からないイミグレーションに捕まる恐怖にビビりました。パニックになったときでも、しっかり調べて対処することが必要だなと感じましたね。言葉の壁は自分が考えていたよりも恐怖です」

もし自分だったら…と思うと、背筋がすーっと寒くなりますね。英語が話せない人にとってはもちろん、英語ができても別の言葉で話されてはさっぱり訳が分かりません。海外に行くときは特に、知識をたくさん蓄えておいたほうがよさそうです。

Tokyo Otaku Mode Inc. 中田大樹さん

日本のポップカルチャーを世界に発信し、販売するTokyo Otaku Mode Inc.にて、北米Eコマースマネージャーを務める中田大樹さん(以下、中田さん)。北米オフィスはロサンゼルスにあるため、2015年だけでLAX(ロサンゼルス国際空港)と成田空港を3往復されたそう。「アメリカ国内出張含めて、年に10回ほど空港を使用しています」と語る中田さん。

中田さん「成田空港を使う場合は、渋谷―成田空港間のリムジンバスを使っています。LAX―羽田空港間も先日体験しましたが、都心へのアクセスがすごく良いのでビックリしました。
  
空港を利用するときは、国際線がほとんどなので、2時間前には到着するようにしています。特に、手荷物検査場が混むことが多いのと、空港で過ごすのが好きなので早めの到着を心がけています。羽田の手続きの速さは驚きました。ラウンジは、マイレージ会員なのでたまに使いますが、基本的には使わずに、空港で過ごすのを楽しんでいます」

過ごしかた

ラウンジはあまり使わないとのことですが、時間が余ってしまったときはどのように過ごされているのでしょうか?

中田さん「僕が好きなのは、飛行機の発着を眺めることです。『この飛行機はどこにいくんだろう』とか、『旅行から現実に戻ってきたひとが来た』とか、『どこの国からどんな人がくるんだろう』とか考えることもありますし、特に何も考えずボーッとすることもあります。
  
海外の空港では非常によく話しかけられるので、逆に日本の空港で外国人の方に話しかけたりもします。意外な発見があって楽しいですよ。日本を観光した人は総じて『綺麗な国だった』『ご飯が美味しかった』『京都がすばらしかった』と言うことが多いです。『嫌い』『不便だった』という言葉は聞いたことがないですね。
  
あとは、人を観察することも面白くて、ファッションを見たりもします。長距離フライトの場合、ラフな格好の人がもちろん多いですが、NY行きの便はみんなラフでもおしゃれだった印象です」

さすがはニューヨークといったところでしょうか。飛行機や利用客を心ゆくまで観察できるのは、空港ならではの過ごしかたですね。

おすすめグッズ

空港で時間を過ごすとき、おすすめのグッズについて3点教えていただきました。

中田さん「まずはノートとペンです。空港では長い待ち時間を過ごすことが多いので、意識的に書く時間を設けることがあります。普段の業務では、PCばかりで、書く機会がほとんどないため、書く時間を設けることは、頭の整理のいい機会になっている気がします。書く内容は大したことないですが、TODOリストの整理をしたり、やりたいことリストを作ったりもします。
    
写真が好きな人は、カメラもおすすめです。本格的なカメラではなく、スマホのカメラでも十分です。飛行機の写真を撮るなど、普段できないことをするほうが、空港がより楽しめると思います。
  
PC、スマホ、タブレットどれかは持っておきたいです。長いフライトの際は、出発直前のメールやSNSチェックが必須です。ブログを書いたりする時間にも有効だと思います。空港って、どうしてもワクワクしてテンションが上がってしまうので、ブログを書く心境としては結構ベストだと思います」

空港でのエピソード

最後に、空港や出張・旅行にまつわるお話を伺いました。

中田さん「到着の瞬間の匂いはその国を象徴するなと思っています。衝撃だったのは、インドのインディラ・ガンディー国際空港のカレーのにおいと、韓国の仁川国際空港空港のキムチの匂いでした。日本の空港は醤油の匂いがすると言う人がいるのですが、まだ感じたことはないです。
  
一番焦ったエピソードとしては、アメリカ赴任の際の、アメリカ入国です。正式なVISAを取得して入国したにもかかわらず、イミグレーションの担当がそのVISAを知らないという謎の事態。弁護士からの資料も全部見せたのですが、別室に連れて行かれました。『何をやるのか』『会社名は?』『なぜお前なのか』『VISAが切れたら帰るのか』『給与は受け取るのか』等、質問攻めに遭いました。いろいろと答えた後に、ボスっぽい人が来て『そのVISAは通していいんだよ』と一言添えると、今まで質問してきた人が『You can go』と即開放してくれました。特に謝罪などはなく、その適当さに驚きました(笑)俗にいう海外の洗礼を感じたのはいい思い出です。
  
苦い思い出としては、学生時代グアムに旅行した際に、荷物がなくなったことですね。洋服も水着も全部入っていて、調べてもらうと何故かサイパンにありました。かわりに僕の名前で何故か、ゴルフバッグが送られてきていました。今考えると、ゴルフをやりにサイパンに行ってたこの方も気の毒ですね…一日で運んでもらいましたが、対応が適当すぎて、当時外国の文化に慣れきっていなかったこともあり、カウンターで怒りましたね。一時間格闘して、洋服代金とパンツ代と歯ブラシ代とタクシー代金を保証してもらった覚えがあります。今、考えるとちっちゃいですね(笑)なぜか『旅行客だからってナメられたくない』と思っていました」

やはり利用客や荷物の扱いは、海外に出るとカルチャーショックを受けますね。入国で手間取ったり、荷物が思わぬ状態になってしまった人は少なくないはず。

中田さん「空港には『発見』というふだんは出会えないハプニングがあり、とてもおもしろいところだと思います。いつもと違う空間、という部分が大きいのですが、いろいろな国の人々が集まる面白さもあります。世界と直接つながっているところなので、グローバル感を味わえる場所でもありますね」

株式会社ミクシィ 橋本貴史さん

一大ムーブメントを巻き起こしたSNS「mixi」や、ひっぱりハンティングRPG「モンスターストライク」、子どもの写真や動画を家族だけに共有できるサービス「家族アルバム みてね」などで有名な株式会社ミクシィ。はたらく環境グループにお勤めの橋本貴史さん(以下、橋本さん)に空港の利用頻度を聞いてみました。

橋本さん「よく使う空港は羽田・成田で、最近は羽田を使う頻度が高いです。使用頻度は年に2~3回、多くて10回程度です。到着は国内1時間前・海外3時間前くらいを目安にしています」

過ごしかた

橋本さん「空港では航空会社のラウンジで過ごすことが多いです。スターアライアンスをよく使うので、国際線の場合はANAの国際線ラウンジや、UAのレッドカーペットクラブ等をよく利用しています。羽田は設備も新しくてきれいなのでおすすめですね。また、搭乗がギリギリにならないように、ラウンジの場所とゲートの距離感は、事前に把握しておくようにしています。特に海外の場合は、ラウンジの遥か彼方にゲートがあったりしますので」

下の画像は、橋本さんご提供のラウンジでの一枚。

カレーやお味噌汁、ビールもあり、バラエティーに富んだ食事がとれますね。作業に疲れたら滑走路を眺めて気分転換もできます。

橋本さん「ラウンジが一番落ち着くと思います。食事をとったり、シャワーを浴びたり、仕事やインターネットもできますし。
  
ラウンジ以外だと、買い物・レストランで食事・飛行機を眺める・トイレに行くくらいだと思いますが、香港やシンガポールのように大きな空港の場合、ターミナルごとに免税店のラインナップが変わったりするのでウロウロするのも楽しみのひとつです。特にシンガポールのチャンギ空港には、映画館や足つぼマッサージ、大きな滑り台などがあるので、見て回るだけでも刺激的だと思います。ただ『遠くに行き過ぎて、搭乗時間に戻ってこられない!』なんてことにならないようにだけ、注意が必要ですね」

海外には、「ほんとにここは空港?」と疑ってしまうようなところもありますよね。迷子にならないよう、やはり事前にゲートの場所や距離感をつかんでおくとよさそうです。

おすすめグッズ

こちらは橋本さんが実際に使用されているグッズ。

橋本さん「ラウンジでよく広げているのは、SHURE SE425、Kindle paper white、Anker PowerCore 20100、Laptop、スマホです。飛行機の中で快適に過ごす為のグッズだと、スリッパやイヤホンジャック変換コネクタなどもありますが、空港で快適に!となると、ラウンジで使っているグッズ達になりますね」

機内持ち込みには気を配っても、空港の待ち時間に手持ちぶさた…そんな経験がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

空港でのエピソード

最後に、空港にまつわるお話やエピソードについてうかがいました。

橋本さん「ビジネスクラスのフライトだったのに、ラウンジでお腹いっぱい食べてしまって、機内食が全く楽しめず後悔したり。これってあるある話ですよね…?そういえば、ラウンジにカバン一式忘れて飛行機に乗り込んだ事もありましたね。座席についてから『あれ?手ぶらだったっけ?』って。あと、自宅用に買ったバターをスーツケースに入れ忘れて、手荷物検査で引っかかり、バッグの中身を全部出してバターとバッグだけ預けに戻るなんてこともありました。…なんだか、恥ずかしいことばかり印象に残っています。
  
最近では、自動化ゲートの登録を済ませてImmigrationの行列に並ばなくてもよくなったことが嬉しいですね。日本だとそこまで長く待つことはないですが、香港などでは時間帯によっては長蛇の列になるので、とても役に立つと思います。加えて先日シアトルから米国に入国した際に、Automated Passport Controlを初めて使いました。日本語にも対応していて、便利だなと感じましたね」

ちなみにAutomated Passport Control(APC)とは、機械で入国審査の手続きを済ませられるサービス。パスポートのスキャンなどを自分で行うことにより、大幅に時間短縮につながります。アメリカ・カナダの一部の空港で導入されていますが、非常に便利なシステムですね。

ヤフー株式会社 永田真也さん

「Yahoo! JAPAN」アプリや「Yahoo!検索」など、数多くのサービスを提供するヤフー株式会社。開発部の部長を務めていらっしゃる永田真也さん(以下、永田さん)は、Yahoo! JAPANがベトナム・ホーチミンに設置した開発系の現地法人「Techbase VietNam(テックベースベトナム)」に赴任し、現地採用のエンジニア社員の統括などをご担当されています。

永田さん「ホーチミンのタンソンニャット国際空港をよく使います。空港は市街からも近く、また、近隣国へLCCで安く気軽に行けるので、週末にシンガポールやクアラルンプールへ遊びに行ったりもします。そのほか、出張で来る社員や遊びに来る家族の出迎えなどで、多いときには週に何回も空港に行くこともあります。国際線利用のときは2時間前には空港に行きます。チェックインの列が長かったり、出発便が多い時間だと出国審査に30分かかるときもあります」

過ごしかた

まずは空港での過ごしかたについてお話をうかがいました。

永田さん「シンガポールなどの大きな空港は全体がショッピングモールのようなので、早めに空港に行き、買い物や食事をして過ごすこともあります。タンソンニャット国際空港は日本の地方空港ぐらいの感じでお店の数も多くないため、空港での時間を楽しむというような使い方ではない気がしています」

タンソンニャット国際空港は2階建ての、比較的小規模な空港。登場する便や手続きだけでなく、空港の広さや入っているお店などについての情報も集めておくとより安心ですね。

おすすめグッズ

また、空港での待ち時間で調べものをするのも有効です。

永田さん「SIMフリーのスマホが欠かせません。待ち時間に、旅行先での空港からの公共交通機関の乗り方やプリペイドSIMの買い方を調べたりしています。モバイルバッテリー、充電器とコンセントの変換アダプタも必携です」

タクシーや電車、細かい地図など現地についてから手元で詳しく見たい情報ってありますよね。周辺機器も忘れずに準備しておくことで、外国でも自信を持った行動ができます。

空港でのエピソード

永田さん「タンソンニャット国際空港の到着フロアはお出迎えの人が多く、家族連れ、ホテルや企業の方、旅行ツアーのお迎えなど、たくさんの人たちが到着客を待ち構えています。待合はロビーを出た外にあるので、初めて来たときにはまず、熱帯の湿度と気温に加えて出迎えの人の多さで、まさにアジアの熱気を体感することになります。ちなみに旅行者の移動はタクシーがメインですが、空港で声をかけてくるのはボッタクリのことが多いので、気をつけましょう」

あなたはどんなふうに過ごしていますか?

役に立つグッズを持って行ったり、空港ならではの楽しみ方を発見したり。さまざまな人が行きかう場所にふさわしく、その過ごしかたもそれぞれでしたね。

また、空港にまつわるエピソードも、ヒヤッとするものから興味深いものまで、幅広いお話を聞くことができました。これもやはり、国内でずっと過ごしていては味わえない醍醐味のようなもの。

次に空港を利用するときは、ぜひ参考にしてみてくださいね!

(image by ぱくたそ)

この記事で使われている画像一覧

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本記事は、2015年12月04日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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