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プロに聞いた!全然家事を手伝わない夫が自ら家事をしたくなる発想方法とは

夫が全然家事を手伝ってくれない…妻ばかり家事を負担することに不満を抱えている夫婦は多いようです。夫を家事に協力的な家事メンにするにはどうしたらよいのでしょうか?共働きの家庭で家事をうまく分担する方法や、家事をしない夫をその気にさせる方法を、家事研究家である株式会社ベアーズの髙橋ゆきさんにお話を伺ってきました。仕事をしながら育児もしてフルタイムで働くママに限らず、全ての家庭で使えるテクニックです。

2015年11月30日作成

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総務省統計局から発表されている「平成23年社会生活基本調査結果」によると、1週間の間に男性が家事をする時間の平均は3時間半ほど、女性は24時間ほどと圧倒的に女性の負担が多くなっています。

まだまだ「家事は女がするもの」と思っている夫と、家事を手伝ってくれない夫に不満を抱えている妻では家事の分担が喧嘩の原因になりがち。夫が自ら家事を積極的に行ってくれる「家事メン」になってくれたら最高だけど……。

そこで今回は、家事代行サービスを手がけている株式会社ベアーズの専務取締役である高橋ゆきさんに「夫を家事メンに育てる方法」を伺ってきました。

家事が楽しくなる考え方って?

家事をする心の持ち方が空間にも影響する

夫が家事を全然手伝ってくれないと、ついイライラしてして怒りながら家事をこなすことになりがちです。家でダラダラしている夫を見ると、日に日にストレスが溜まってしまいます。

ところが、イライラした気分で家事をすると、家事もうまくいかないのだとか。

髙橋さん「当社にはホテル事業部もあるんですが、不思議なことに普段は完璧な仕事をするメイドさんが、お客様から『ゴミが残ってましたよ』『何かありましたか?』などと指摘をいただいたときは、だいたい体調が悪かったりプライベートで嫌なことがあったりしているんです」

その人の気持ちが家事の出来に関係してくるとは恐ろしい……。生活している人がトゲトゲした気持ちで家事をしていたら、その家の空気は間違いなく澱んでしまいそうです。

髙橋さんいわく、ふてくされて「なんで私がやらないといけないの」と思いながらやる家事と、楽しいと思ってやる家事では、体への負担や疲れ方も全然違うそうです。

自宅をパワースポットにしてみよう

家事を楽しく感じるなんてハードルが高そうですが、そのためには「こんな家だと幸せに過ごせる」という家族間の共通認識があれば良いそうです。

高橋さん「家は明日へのエネルギーをチャージする大事な場所であり、最強のパワースポットです。家が汚くて空気が澱んでいたら、運気は絶対に上がりません。空間のエネルギーは本当に大事で、家が汚いと子供やペットの健康状態や精神状態にまで表れます」

自宅がパワースポットとは……!確かに、帰ってくる度にテンションが下がる家と、いつも綺麗に片付いていてリラックスできる家では全然違いますね。

夫婦が協力して家を快適空間に変えよう!

「やらせる」のではなく「一緒にやる」のが前提

「家事をしない夫にいかに協力させるか」ということに妻の視点が向きがちですが、そもそも発想のスタートから変えた方が良いそうです。

髙橋さん「いきなり全否定になってしまいますが、夫に家事を『手伝ってもらう』という考え方は今すぐ捨ててください。家の空間エネルギーを作るのは、男も女も関係なく、お手入れする人の思想や心の置かれ方です。良い空間を作り出すためにみんなが主体となって一緒にやるという感覚で家事を捉えてみてください」

「夫に家事を手伝わせる」のではなく、夫婦で一緒に家族の空間を守るという意識に切り替えてみるのが大切です。

イヤイヤ家事をするのではなく「自宅をパワースポットに整えるための作業が家事」と考えると意識が全然違うものになりますね。夫だって、「手伝って」よりも、「一緒に家をいい空間にしよう」と言われたほうが、協力的になってくれるはずです。

家事の分担の話し合いの前にやっておきたいこと

家をパワースポットのような快適空間にするためには、夫婦で同じ目標を持って家を快適に保とうとすることが重要です。

髙橋さん「今、私が『ストロベリーアイスクリームを思い浮かべてください』と言ったら誰もがそんなに違うものをイメージしないですよね。濃い、薄いはあってもピンク色で、カップかコーンに入っていて…青や緑をイメージしたり、バケツのような大きさをイメージしたりはしないと思います」

しかし、家事は違うのだとか。

髙橋さん「家事ってみんな自己流でやってきて、それぞれが勝手に『これが家事』って思いこんでいるんですね。だから家事って何?と聞いたときに誰もが共通でぱっと答えられる家事のレベルや定義がないんです」

食器洗いひとつとっても、すぐに拭きあげて食器棚に片付けたい人と、食後はゆっくりしたいから翌朝まとめて洗えばいいやと考えている人では、「こうあるべき」の認識に大きなズレがあります。

それぞれ自分が正しいと思っているので、相手が自分の思い通りに動かないと不満が募ってしまうのです。認識が統一されるだけでも大分ストレスが減るのではないでしょうか。

思い込みが家事のムダを増やす

女性の方が真面目で責任感が強いので、家事に対して手を抜くことが苦手なようです。そのため、家でダラっとしている夫を見てイライラしてしまうことが多いとか。しかし、綺麗を保たないと思っているのは自分だけで、実は夫はそこまで思っていないかもしれません。

髙橋さん「妻側は毎日掃除しないといけないという思い込みがあっても、夫は別にお風呂掃除は月1でいいと思っていたりすることもあります。お互いが納得する頻度にすればいいだけなのに、自分で自分の首を締めてしまっているケースが多いですね」

夫婦の意見の折り合うところを見つけて掃除のサイクルをよく話し合うことが大事だそうです。その上で、家事を分担する「我が家の家事シェアリスト」を作ると良いそうです。

夫「洗濯は週末にまとめてやるよりも、毎日やる方が土日が有意義に使えるんじゃない?」
妻「うーん、でも平日はこれ以上家事をしたくないから、土日に2人で一気にまとめてやろう」

など、夫婦で話し合って無理のないペースを設定しましょう。これは掃除に限らず他の家事でも同じです。毎日手料理を作らないと妻は思っていても、夫は『無理するくらいなら外食でいいのに』と考えていて、話し合いをすることでアッサリ解決してしまうことも多いのです。

家事の分量を可視化すると共有しやすくなる

家事をうまくシェアするためには、どんな家事にどのくらい時間がかかっていたのかを書き出して見えるようにすることも大事だそうです。

髙橋さん「書き出してみると『これ全部やっていたの?』と夫が初めて家事の大変さに気がつくかもしれません。しかしそこで『そうよ、大変なのよ』と言って自分の大変さアピールを押し付けてはいけません」

ついつい日頃の不満が溜まっていると「私の大変さを分かってよ!」となりがちですが、そこはぐっとこらえて。

「この家事とこの家事をやってくれない?」と勝手に割り振るのもNGです。夫を家事メンに育てるためには、「家事会議で決めた理想の空間を保つにはどうしたら良いと思うか?」を夫に委ねて答えを探してもらいましょう。

ホワイトボードなどに書き出して、誰もが見える位置に置くことで家事のやり忘れが少なくなります。

夫に家事を覚えてもらうコツ

家事初心者へダメ出しはNG

実際に家事を分担していくにあたって、あまり家事の経験のない夫に家事を覚えてもらうにはどうしたら良いのでしょうか?

夫が家事に積極的になれない最も大きな理由は、妻からのダメ出しが多いことだそうです。

妻が夫に頼む家事のベスト3は、

  • 1位:ゴミ出し
  • 2位:洗濯
  • 3位:風呂掃除

だそうですが、比較的簡単なこれらの家事であっても、ダメ出しする妻があまりにも多いようです。

「なんでちゃんと分別して出さないの?」
「ちゃんと洗剤使わないから汚れが残ってるじゃない!」

などのセリフは、一度は言ってしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。それでは夫はやる気をなくしてますます家事から遠ざかろうとしてしまいます。

家事メンになる家 「どうしたらいいと思う?」と質問&解決型 結果に文句言わない 夫が試行錯誤して成長していく
家事メンにならない家 「これやっておいて」と丸投げの指示型 結果に文句を言う 夫がやる気を失いもうやらない
髙橋さん「男性の脳は問題を解決をすることに優れている脳なので、『掃除やって』という指示ではなく、『あの汚れってあなただったらどうやってとる?』などの具体的に質問を投げかけることが重要です」

夫を家事メンにするには「自分で考えさせる&褒めて育てる」のがコツだそうです。仕事に置きかえるとわかりやすいのではないでしょうか。新人がいきなり完璧に仕事ができなくても怒らないですよね。

「失敗して学ばせる」くらいの気持ちで見守ったり、夫がやる気や興味を持つような指導ができない自分の言い方を振り返ったりした方がいいのかもしれません。

失敗も成長の過程

髙橋さん「あとは、忍耐。料理や洗濯の1〜2回くらい失敗しても良いじゃないですか。毎日家事をやっている自分といきなり同じだけできる訳がないんです。やり方を見つけたらあっという間に出来るようになりますよ。取り組んでくれたことに感謝の気持ちを忘れずに、褒めて褒めて育ててください」

遠回りなようでも、家事への捉え方を変えることが夫を家事メンに育てる近道だとか。一度コツを掴んでしまえば、夫の方が創意工夫をして完璧な家事をこなすようになっていくそうです。

長い夫婦生活、一度夫を家事メンに育ててしまえばその後の家事がぐっとラクになりますよ。

夫の家事メン化計画は、「これやって」ではなく「どうしたら良いと思う?」と言い方を変えることから始めてみましょう!

取材協力

株式会社ベアーズ専務取締役 髙橋ゆきさん

香港滞在中に外国人メイドとの貴重な出会いがあり、帰国後「日本に家事代行サービス産業を創ろう」と合言葉に夫で社長の髙橋健志氏が起業。夫と共に、自宅兼オフィスの小さな清掃業からスタートした会社を社員数180名、登録スタッフ4400名の業界のリーディングカンパニーに育てる。2015年には世界初の家事大学設立、学長として新たな挑戦をしている。家事研究家、日本の暮らし方研究家としてテレビ・雑誌などで幅広く活躍するとともに、働く女性への講演も数多い。

家事代行ならベアーズ

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www.happy-bears.com

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本記事は、2015年11月30日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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