生活の知恵があつまる情報サイト

nanapi

Icon wedding結婚

  1.  
  2.  
  3. 結婚前の新常識!?知っておきたい「ブライダルチェック」の基礎知識

結婚前の新常識!?知っておきたい「ブライダルチェック」の基礎知識

2015年11月17日作成

 views

「ブライダルチェック」という言葉を聞いたことがありますか?

最近はTVドラマや雑誌などのメディアで取り上げられることも多く、耳にすることも増えましたが、正直なところどんなものかよくわからない…という人も多いのではないでしょうか。

ブライダルチェックとは、一言で言ってしまえば結婚を控えている人・そう遠くない将来に結婚を予定している人が受ける健康診断のこと。

少し前までは女性が受けるものと思われがちだったブライダルチェックですが、最近では男性の間でも徐々にその認知度が上がり、一部では「結婚前の男女の新常識」とも言われているんだとか。

今回は、そんなブライダルチェックについて詳しくご紹介します。

目次

ブライダルチェックの基礎知識

そもそもブライダルチェックとは?

ブライダルチェックとは、結婚や妊娠・出産を意識し始めた人がこころと体の準備をするために受ける検診のこと。

公的な制度や定義はなく、現在の自分の健康状態や、性感染症や婦人科系疾患など妊娠・出産に影響がある疾病の有無をチェックするための検診を医療機関が一つのパッケージプランにしたものを指します。

受ける時期は?

「ブライダル」という名前の通り、結婚を控えている人・遠くない将来に結婚の予定がある人が受診することが多いのですが、特に受けるべき時期というのは決まっていません。

一つのタイミングの目安としては、「いつか子供が欲しいな」と思ったとき。結婚後や、もちろん結婚の予定がない人でもOK!最近は自分の健康状態を知るための婦人科検診の入門編として受診する人も増えてきているようです。

女性だけが受けるものなの?

「ブライダルチェックは女性だけが受けるもの」と思われがちですが、実は男性にとっても大事な検査。最近では男性のためのブライダルチェックを行っている病院も徐々に増え、その認知度も上がってきています。

少し前までは、不妊の原因は女性にあることが多いという間違った認識が広まっていましたが、最近の統計において不妊の原因の男女比がほぼ5:5であることが明らかになっています。

将来、子どもが欲しいと思うカップルはもちろんですが、結婚前にお互いの身体の状態をわかっておくことで、これからの自分たちの生活を考える良いきっかけにもなるかもしれません。

最近ではカップルで一緒に受診できるようなプランがある病院もあるようですので、是非パートナーと一緒に受診してみてはいかがでしょうか。

どこで受けるの?

女性の場合は産婦人科やレディースクリニック、男性の場合は泌尿器科や性病科''で受けることができます。

また、忙しくてなかなか病院に行く暇がない!もしくは、近くにブライダルチェックを行っている病院がない!という場合には簡易検査キットを使って自宅でも行える「郵送検診」を活用するのも一つの手です。

気になる費用は?

ブライダルチェックは、保険が適用されない自由診療のため、その費用も少々お高め。受診する病院や検査内容によっても大きく異なりますが、大体2万円~5万円(郵送検診の場合は1万円~2万円)が相場のようです。

具体的な流れ

ブライダルチェックの内容は病院によって違いますが、基本的には以下のような流れで行うことが多いようです

1.問診

事前に記入した問診表をもとに、以下のような項目についてお医者さんと面談を行います。

  • 月経関連(初潮の年齢・月経周期・最終月経日など)
  • 結婚の予定
  • 妊娠・出産経験の有無
  • 流産や人工中絶の有無
  • 既往歴
  • アレルギーや持病の有無
  • 夫や近親者の健康状態(特に糖尿病・高血圧・遺伝病の有無など)

問診の状況によっては、その後の検査内容が変わってくることもあります。自分の身体について気になること・不安なことがあれば、遠慮なくお医者さんに質問をぶつけてみましょう。

2.血液検査

母子感染や流産・早産のリスクに繋がる病気がないかを調べるために、以下のような内容の検査を行います。

  • 血液一般検査(貧血など)
  • 血液型検査(ABO型・Rh型)
  • 風疹抗体検査
  • B型肝炎・C型肝炎ウイルス抗体検査
  • 感染症検査(HIV・クラミジア抗体・梅毒など)

この中でも、必ず受けておいた方がいい検査の一つが「風疹抗体検査」です。

実は風疹は、妊娠中に感染すると、赤ちゃんに先天性風しん症候群 (CRS)と総称される障がいを引き起こす可能性がある怖い病気。特に昭和54年4月~62年9月生まれの人は小さなころに予防接種をしていない可能性が高く、抗体がないことが多いので注意が必要です。

妊娠を希望している女性を対象に無料で風疹抗体検査・予防接種を実施している自治体もあります

3.尿検査

腎臓病や糖尿病、膀胱炎などの病気がないか検査します。いずれの病気も妊娠することによって悪化したり、赤ちゃんい影響が出る恐れがありますので、もし疑いがあった場合には妊娠前にできるだけ改善・治療しておく必要があります。

4.内診・分泌物検査

外陰部や膣内の状態を視診でチェックした後、子宮や卵巣の状態を調べるために触診を行います。また、検査項目によっては子宮の入口に綿棒のようなものを軽くこすりつけて細胞を採取したり、分泌物(おりもの)を採取することもあります。

5.超音波検査

膣内にグローブと呼ばれる細長い超音波器を挿入して、子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣腫瘍など主に子宮・卵巣に関する病気がないかを調べます。また、子宮や卵巣のカタチや大きさ・状態に異常がないかも同時にチェックします。

受ける前に知っておきたいこと

検査項目・費用は必ずチェック!

ブライダルチェックは、公的な制度や定義があるわけではない自由診療です。病院やクリニックが独自のパッケージプランを作るため、その検査内容や費用もまちまち。中には、あれこれオプションをつけた高額なプランをすすめてくるビジネス目的の病院もあるようなので注意が必要です。

また、もともとパッケージプランやオプションに組み込まれている検査の中にも、乳がんや子宮頸がん、風疹抗体検査など、自治体などの補助が受けられる項目が含まれている場合もあります。

自分に必要な検査がきちんと組み込まれているか、値段は適正かどうか、他で受けたものと重複している検査はないか、など受診前にHPなどでしっかりとチェックして、自分に本当に必要なものを見極めておくことをおすすめします。

ブライダルチェックと不妊検査は違うよ!

よく誤解されることも多いのですが、ブライダルチェックは、妊娠したときに困るような病気や将来的に起こりうる問題がないかどうかを調べるための検診であって、不妊の原因を調べるための不妊検査とは別のものです。

妊娠するかどうかは、カップルの男女それぞれの要因のほか、体質的な相性のような要素も関係しますので、ブライダルチェックで問題がなかったからといって、必ずしもすぐに妊娠できるとは限りません。

あくまで、「結婚や妊娠前に備えるアドバイスを受けるための基本的な検診」くらいのイメージをもったうえで受診することをおすすめします。

妊娠はまだ…という人はレディースドックもおすすめ

女性特有の病気を調べるという点では、人間ドックに婦人科検診(子宮がん・子宮頸がん・乳がん検診など)が加わった「レディースドック」というものもあります。

もし、妊娠は考えていないけれど結婚前に自分の身体のこと・女性特有の病気の有無などを詳しく知っておきたいという方は、検査項目をチェックしたうえでどちらが自分に合ってみるか比較検討してみるのもおすすめです。

ブライダルチェックは自分の身体を知るための第一歩

普段婦人科検診を受けたことがない人にとって、内診や超音波検査を含むブライダルチェックを受けるのはとても勇気がいることでしょう。

ただ、このブライダルチェックによって見つかる疾患の多くは、内診や超音波検査をして初めてわかる子宮筋腫や子宮内膜症、性感染症のクラミジア感染症といった病気なのだそうです。さらに検査を受けるまで無自覚・無症状だったという人も少なくないんだとか。

最近では、女性医師が担当してくれるクリニックや病院も増えてきています。怖がらずにちょっとだけ勇気をだして、一度受診してみてはいかがでしょうか。

もし、女性医師をご希望の場合には予約時に必ずその旨を伝えておくことをおすすめします

(image by amanaimages1234)

この記事で使われている画像一覧

  • 9b8fcbc2 4ad3 4898 9f6f 4fdee2d6be1e
  • 08106d28 a660 43b6 80f3 5e91662db8d5
  • 6647cab6 9f6c 40ba 8fe9 29378f53517a
  • 56fde420 0043 4355 9a40 6c59a6e77103

本記事は、2015年11月17日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

編集部ピックアップ

編集部おすすめ期間限定のPRコンテンツ

もっと見る