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心霊マニアが教える、ある意味オバケより恐い「ヤンキーが出る心霊スポット」

トンネル・墓地・廃墟・廃病院など日本全国には様々な心霊スポットが存在しますが、中にはヤンキーの方々の溜まり場になっている場所も多いようです。ただでさえおばけに対する恐怖で身を縮めているというのに、これ以上余計な恐怖は感じたくない!できることなら安全に(?)肝試しをしたいですよね。そこで今回は心霊スポット探検のプロ・てんぽうさんにヤンキーが出没しやすい心霊スポットや、万一ヤンキーと遭遇してしまったときの対処法まで詳しくお話を伺ってきました。

2015年09月24日作成

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皆さんには怖いものがありますか?僕にはあります。それはお化けです。物理攻撃が通じないからとても怖いです。

それなのに、いまも脈脈と受け継がれているジャパニーズカルチャー肝試し。怖いもの見たさとはこのことで、わざわざ自分から怖いものへとエンカウントしに行く風習が日本にはあります。僕には理解ができません。中でもカップルはひどいもので、心拍数と体の接触面積を増やすためだけに、飢えたハイエナのように心霊スポットに群がります。

しかしそんなときに、最も身の毛がよだつのは「おばけこわーい」ときゃっきゃうふふとしているところに「何見てんだゴラー!!」とヤンキーさんのドスの効いた声が響いてくることじゃないですか?ヤンキーはお化けと違い、物理攻撃が強すぎて勝てないからとても怖いです。しかも、やつらは群れでやってくる……怖いことこの上ないです。だって逃げられないですもん。

つまり、世の中で最も恐ろしいのは、「ヤンキーがたむろしている心霊スポット」ということ。

ということで今回は、肝試しにいったらチキンレースが始まってしまうようなところには行かないために、心霊スポット探検のプロ・てんぽうさんにヤンキーさんがたむろしている心霊スポットを紹介してもらいました。気をつけましょうね。

廃墟や廃屋は倒壊などの危険があります。もし行く場合は、てんぽうさんが実際に危険と遭遇したこちらのブログは絶対に事前に読んでおきましょう。

目次

ヤンキーにとってのお化けスポットとは?

お化けスポットと聞くと、トンネル・墓地・廃墟・廃病院・神社仏閣など、薄暗くて人気のないところが思い浮かびます。どれも人を遠ざける雰囲気を持っています。なぜ、そんなところにヤンキーが集まるのか疑問です。

てんぽうさん曰く、霊的な体験をするかしないかには個人差があり、同じところにいって霊を見る人もいれば、全くなにも感じない人もいるらしいです。ここに、「なぜヤンキーがお化けスポットに集まるのか」の答えがありそうです。

なぜヤンキーは集まる?

例えば、こんな光景を思い浮かべてみてください。

「おい和成(仮名)、あの廃墟に行こうぜ?お?ビビってんの?ビビってんの?俺はビビってねーよ」

ヤンキーというのは季節に関係なく肝試しをしているような肝試しのプロです。常に自分と他人の肝を試していないと、逆に肝が潰れてしまうような生き物です。だから、このような売り言葉を皮切りに、お化けスポットへの先駆者が現れることになります。

そして、ヤンキーは「ビビってる」or「ビビってない」の二分法において、自他の肝を試します。つまり、霊的な体験がなければ「ビビってない」、霊的な体験をすれば「ビビってる」ということになります。

ですが、ヤンキーの世界で「ビビってる」かどうかは沽券に関わる問題です。だから、お化けスポットの探検が終わったあとのセリフは火を見るよりも明らかです。

つまり

「「「「たいしたことねーな」」」」

と口をそろえて言うわけです。

だから結論としては、霊的な体験があろうとなかろうと、ヤンキーにとっての心霊スポットは「たいしたことない場所」になるわけです。すべてのお化け現象は「気合いのあるなし」によって説明され、たとえお化け現象と遭遇しても気合いで乗り越えたことになり、その危険性は全く見向きもされません。

だからこそ心霊スポットは「気合いのある俺達にふさわしい場所」となって、ヤンキーの格好のたまり場になってしまうのでしょう。

ヤンキーが集まるお化けスポットはどこに?

それでは具体的にヤンキーが集まるお化けスポットはどこにあるんでしょうか?てんぽうさんにいくつか紹介していただきました。

千葉県東金市:活魚

千葉県の中でも特に有名な心霊スポット。東金市に住む中高生ならみんな知っているというほどの知名度です。「東金 活魚」と検索をするだけで探検動画を簡単に見つけることもできます。

てんぽうさん「実際にヤンキー達による女子高生の殺害事件がありました。しかも、その後この廃墟に死体を遺棄したようです。以来、多くのヤンキー含む若者が絶えず訪れている場所です」

実際に殺人事件があった現場になぜヤンキーは集まるのでしょう。男の勲章でしょうか?わかりませんが、お化けよりもヤンキーに遭遇する可能性のほうが高そうなホラースポットです。

この章の冒頭で使われている写真が、活魚の様子です。

埼玉県入間郡:鎌北湖畔の廃墟

こちらもGoogleで調べるとすぐに出てきます。外見は洋館のようになっており、廃墟探検のスポットにもなっているようです。雨風に晒され、荒廃した洋館はそれだけで雰囲気があります。

てんぽうさん「通年を通してミニバンで大音量の音楽を鳴らしながら、たくさんの人が集まって騒いでいます」

しかし、かつての輝きを取り戻すかのように、今はヤンキーのたまり場と化しているようです。都心からも比較的行きやすいところですが、相手には車もありますから逃げるのは難しいはず。やめておきましょう。

神奈川県厚木市:恵心病院(取り壊し済)

日本最大級の廃病院との呼び声も高い恵心病院。幸か不幸かわかりませんが現在は取り壊されたようです。しかし、インターネット上で公開されている写真を見る限り、窓は打ち壊され壁はスプレーでペイントされており、ヤンキーが跋扈していたことが伺えます。

てんぽうさん「ここは市街地のど真ん中にあります。なので、昼夜を問わず多くの若者が集まってきていました。そのせいもあって、スプレー缶で病院中落書きがされ、内部が破壊されつくされていました」

手術が失敗して亡くなった人のお化けが出るという、ありきたりではあるけれど、それなりに怖い噂まで流れているのに、なぜ彼らは集まるのでしょうか?不思議です。

番外編:走り屋が多いお化けスポット

お化けが出るところというと山奥のうらぶれた廃屋などが思い浮かびます。しかし、山奥は走り屋にとっても格好のレーシングコースであるわけです。いわゆる「」というやつで、『頭文字D』のようなレースバトルが日夜繰り広げられているのです。

てんぽうさん「走り屋自体は心霊スポットには興味がないようですが、実際に多くのお化けスポットは峠と密接な関係があります。お化けスポットに多い廃墟や廃トンネルは山の山腹や頂上にあるからです」

別に走り屋がいたところで害はありませんが、レースに巻き込まれれば命の危険もあります。ということで、走り屋の多いお化けスポットも伺いました。

  • 徳島県鳴門市:ホテルニュー鳴門
  • 新潟県弥彦村:旧間瀬トンネル
  • 長野県松本市:人肉館(不審火による火災で半焼した)

これらに足を運ぶ際には、お化けとヤンキー以外だけでなく背後から猛追してくるハチロクにも気をつけてください。しかし、人肉館ってすごい名前ですね…。

ヤンキーが集まりやすいところは?

具体的にいくつかヤンキーのたまり場になっているお化けスポットを教えていただきましたが、日本は広く、お化けスポットの数も膨大です。これ以外にもヤンキーの根城と化しているお化けスポットがあるはず。なにか傾向はないのでしょうか?

てんぽうさん「走り屋と違い、ヤンキーは人が多く集まる市街地周辺の心霊スポットに集まります。自分のテリトリー周辺の有名な市街地にある心霊スポットです」

たしかに、ヤンキーに必要なのは社会の目から逃れられる隠れ家です。しかし、自分たちのテリトリーから遠く離れてしまえば、せっかくのたまり場も行き帰りで疲れてしまいます。だからこそ、「手軽に楽しめる」距離にある心霊スポットは、簡単にヤンキーの手に落ちてしまうわけです。気をつけましょう。

また、ヤンキーの特徴として、マーキングというものがあります。

てんぽうさん「(たまり場になっていると)一目瞭然なのはスプレー缶による落書きです。また、壁でも調度品でも何でも破壊されていることが多いです」

自分たちのテリトリーであるという主張が、落書き破壊行動という形で現れているわけですね。うっかり立ち寄ってしまった心霊スポットに、こういったマーキングの跡が見られたら、あなたの生命が物理的な危険に晒されているということです。すぐに立ち去りましょう。

ヤンキーと遭遇したらどうしたらいい?

どれだけ細心の注意を払っていても、出会うときには出会ってしまうのがヤンキーです。てんぽうさんほどの達人でも、過去に二度遭遇したことがあるそうです。

てんぽうさん「私が先に探索をしていたら、大音量の音楽を鳴らしたクルマが数台やってきたので、とっさにその場を離れ、裏山に隠れました。地元民が警察を呼んだりして大騒ぎになりましたが、結局騒ぎが収まるまで数時間も山の中に隠れてました」

お化けスポットというのは、幸いなことに廃墟や山中にあることが多いです。隠れるところには事欠かないというわけです。

てんぽうさん「先客がいた場合も含めとにかく近づかない、逃げるが勝ちですね」

歴戦の勇士てんぽうさんですらこう締めくくっています。相手は場馴れしている上に数的・地理的優位に立っています。しかも日常的に肝を試している。勝ち目なんてあるはずがありません。戦略的な撤退は恥ずかしいことではない。脇目も触らず逃げましょう。

ただし、注意しなければいけないことが2つ

1つは、ただでさえ怖いお化けスポットで数時間も隠れなければいけないということ。もう1つは、うっかり小枝なんかを踏んでしまい「なにやつぅぅぅう!!!!」とか言われないように注意することです。

それでもあなたは行きますか?

お化けスポットにいるのは、お化けかヤンキーです。人影が見えたら、この二択しかあなたの目の前にはありません。

まともな選択肢しかないのに、異性との親密度を上げるためだけにそんな危険を犯しますか?もし、それでも…!!というのなら、万全の準備と細心の注意、そして走って逃げられるような靴を装備して挑んでください。

取材協力

てんぽうさん:『心霊スポット研究所』というブログで、数々の心霊スポットの探検レポートを公開している。実際にお化けの撮影にも成功しており、ブログに公開されている。

(写真提供:てんぽうさん)

(ライター:渡邉悠太)

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本記事は、2015年09月24日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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