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実家がゴミ屋敷?高齢者が物を捨てたがらない原因と背景

2016年05月13日更新

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テレビで紹介されるゴミ屋敷。「よくここで暮らせるな」と思うほどですが、ゴミ屋敷に至る背景はさまざま。特に最近は親が住む実家がゴミ屋敷化していると悩む人が増えています。

今回は高齢者のゴミ屋敷の原因と対策をご紹介します。

実家がゴミ屋敷に…。その原因は?

久しぶりに実家に帰ってみたら、足の踏み場がない。その様子にがく然として親に対して思わず「何?これ!」「毎日何をしていたの!」と声を荒げたり、「これ捨てるよ!」と勝手に処分してしまったり。それがきっかけで親子けんかになり、果てには家庭崩壊を招くこともあるほどです。

まず高齢になってしまった親の住まいがゴミ屋敷になる原因を探ってみましょう。

気力の低下

若い頃はきちんと整理整とんしていた人でも、高齢になると何をするにもおっくうになってしまいます。特にひとり暮らしの場合は、掃除しなくても誰も困らないという気持ちが芽生えます。気力が失せてくるのが原因のひとつです。

身体的な原因

足腰が弱り、本やダンボール箱など重い物を持ち上げられなくなります。ゴミ出しも苦痛になり、最初は小さなゴミの山だったのが、次第に積み重なっていきます。

精神的な理由

周囲の人にはガラクタに見えるものでも本人にとっては大切な思い出の品というものがあります。特に高齢者は記憶力に不安が芽生え、ちょっとした新聞の切り抜きやメモまでもそばに置いておきたいという気持ちが働きます。

また、判断力が鈍り、捨てていい物とそうでない物を判別できないということもあります。

生きてきた証し

記念品や表彰状など過去の栄光は捨てられないものです。

もったいない精神

戦時中の物のない時代を生き抜いた世代にとって物を捨てるのは「もったいない」と考えます。「いつか使うかも知れない」という気持ちが働き、どんどん物が溜まって行きます。

勝手に捨てるのはNG~捨てるなら細心の注意を払って

上記のような理由で、高齢者のゴミはそう簡単には捨てられない物ばかりです。しかし、周囲の目から見れば「もう使わないでしょ!」と思いがち。特に親が入院している間に片付けてしまうと、退院後に「大切な物がない」と言って泣き崩れてしまうケースもあります。

そういった精神的なショックは「認知症」を引き起こす可能性もあるだけに、絶対に無理は禁物です。思い出の品やこだわりがある物は「この部屋にまとめておこうね」と納戸や片付け部屋を決めると良いでしょう。

また、「これはいつの物?」など親の思い出話や武勇伝を聞きながら一緒に整理すると、気持ちが落ち着いてきます。そして、「それ、もういいわ」とおっしゃってくださることもあります。

困った時はプロに相談を!

切っても切れない親子の関係であっても、しばらく会っていない間に見えない溝ができてしまうものです。また、早く片付けて仕事に戻りたいという気持ちがあるとなおさら強硬な態度に出てしまいます。それでは片付くものも片付かなくなってしまいます。

そんな時は私たちプロにご相談ください。弊社はゴミ屋敷片付けのプロとして多くのケースに対応してきました。特に実家のゴミ屋敷化に悩むケースは親御さんのお気持ちを最大限に尊重しながら、最善の策をご提案させていただきます。

二度とゴミ屋敷化しないために

どんな事にも原因があるものです。弊社ではどうしてゴミ屋敷になるのか、その原因を生活状況だけでなく、認知症やうつ病、ADHDなど精神疾患の面からも研究しております。

また、捨てるだけでなく、収納のアドバイスやその後ゴミ屋敷に逆戻りしないためのアフターフォロー(希望者のみ)も実施しております。

大切なのは「尊重」と「現実的な妥協」

上記で説明させていただいた通り、高齢者が物を捨てたがらないという現象には理由があります。その結果として実家がゴミ屋敷となって行くわけですが、親御さんのすべてを理解する必要はなく、良い意味で妥協も必要だということです。もし部屋の間取りに余裕があるのであれば、不衛生にならない程度の片付けを行い、それ以外はすべて残しておくというのも実は良い方法なんです。

あなたと親御さんにとって一番大切なのは何か?単純に部屋を綺麗にすることなのか?妥協してでも親御さんが笑顔で生活できることなのか?しっかりと見極めていきましょう。

(image by amanaimages)

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本記事は、2016年05月13日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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