生活の知恵があつまる情報サイト

nanapi

Icon cook料理

  1.  
  2.  
  3.  
  4. 緑茶は食べるのが今のトレンド!食茶の基礎知識とレシピまとめ

緑茶は食べるのが今のトレンド!食茶の基礎知識とレシピまとめ

2015年06月23日作成

 views

「夏も近づく八十八夜〜♪」という歌が懐かしく思い出される新緑の季節。新茶は摘まれてから7月末〜8月初旬ごろまで市場に出回り、その爽やかな風味で私たちに夏の訪れを感じさせてくれます。

そんな夏の風物詩、緑茶ですが、最近は飲むだけでなく「食べる茶葉」もじわじわ注目を集めていることを知っていますか?お茶を沸かすとお茶殻が出ますが、それを料理に利用してしまうというあまり馴染みのないお茶の活用方法です。

お茶にはカテキンなど健康によい成分がたくさん含まれていることも有名です。お茶だけでなく茶葉ごと体に取り入れて健康体を目指しましょう。

目次

食べるお茶って何?

食茶の歴史

お茶は日本では平安〜鎌倉時代にかけて「飲み物」として渡来しました。食べものとして広がりを見せたのは江戸時代です。奈良の茶粥、沖縄ぶくぶく茶、出雲ぼてぼて茶などの茶粥として庶民の間に広まっていきました。それ以外にも蕎麦の生地に抹茶を練り込んだ茶そばが高値で取引され、人気を集めていたそうです。

「茶葉を食べる」という行為は中国の故事にも登場します。神農(医薬と農業の神様)が野山の草を食べられるかどうかを判断しており、毒にあたった際には茶葉を噛んで解毒した、というものです。貴重な薬草として扱われていたことがうかがえます。

そんな故事もあり、中国、台湾では茶葉を使った料理は昔から食べられていました。「龍井蝦仁」というエビと茶葉の炒めものや、「純菜魚元湯」という茶葉入り魚団子のスープなどの郷土料理が有名です。それらの他にも最近では茶葉を利用したお菓子・飲み物が増えてきたようです。

なぜ食べる?

緑茶はさまざまな健康・美容効果が期待される飲み物です。

しかし、緑茶には飲むだけでは摂取できない栄養素も含まれています。緑茶の栄養は水溶性と脂溶性に分けられ、後者はお茶殻に栄養素が残ってしまうため飲むだけでは摂取できないのです。

お茶では摂取できない栄養成分を摂取することができるのが「食茶」。緑茶を飲み、その茶葉を食べることで栄養素を丸ごと摂取できるのです。水溶性と脂溶性の緑茶の成分は以下のように分けられます。

水溶性 カテキン、ビタミンC、カフェイン、アミノ酸、糖質
脂溶性 ビタミンE、ベータカロチン、食物繊維、ミネラル、葉緑素、カテキン(一部)

1日3gで健康に!

カテキンの有効摂取量は1日1g。茶葉6gの中に含まれるカテキン類が0.8gほどなので、1日6gの茶葉を食べ、その上1〜2杯の緑茶を飲めば有効摂取量と同じほどの量が摂取できます。ちなみに茶葉6gは大さじ1杯分ほどです。

ただし、お茶に含まれる栄養を余すところなく摂取するのが食茶の目的であり、必ずしもその栄養はお茶からのみ摂取するとは限りません。毎日食べるのであれば、6gの半分の約3gを食べることを考えましょう。

緑茶に含まれている成分がすごい

緑茶のパワー、その秘密は含まれているさまざまな成分です。カテキン以外にもたくさんの健康にいい成分が含まれているので、ここではそれらがどんな働きをしてくれるのかを紹介します。

カテキンのすごさ

緑茶といえばカテキン、というぐらいのカテキン推しですが、以下のような効果が期待されています。

  • 血中の悪玉コレステロールの低下
  • 体脂肪低下作用
  • ガン予防
  • 抗酸化作用による老化防止
  • 虫歯予防・抗菌作用

カテキンだけでこれだけの効果が見込めるとは驚きですね!健康だけではなく、ダイエットや美容にも効果が期待されているカテキンは積極的に摂るべきでしょう。

特にその強い抗酸化作用については大学、病院など多くの機関で研究が進んでおり、ガンや心臓病の危険を減らせることが実証されています。

その他成分のすごさ

苦味、渋み、うまみなどの深い味わいを感じられる緑茶はその成分もさまざまです。期待されている効果には以下のようなものが挙げられます。

  • カフェイン:覚醒効果、持続力増加、など
  • アミノ酸(テアニン):リラックス効果
  • ビタミン:疲労回復、生活習慣病予防、情緒安定、皮膚の健康維持、など
  • フッ素:虫歯予防
  • ミネラル:生態調節
  • サポニン:抗菌・抗ウイルス作用

ちなみに、カフェイン、テアニン、アルギニンは一緒に摂取すると運動能力が上昇する効果があると考えられています。運動後の疲労度が低下する効果が見込まれているそうです。

茶葉を使ったレシピまとめ

お茶を飲むのに比べると少し苦味が強いですが、その苦味、渋みが体にいいんです。とはいえそのまま食べるのも辛いですよね。ここでは茶葉を使ったレシピを紹介します。

緑茶の佃煮と茶飯

うまみの多い新茶から海苔を連想し、そこから佃煮という発想に至って生まれたレシピです。茶葉のほろ苦さが残る佃煮と、あっさりしつつほんのり甘みのある茶飯の素朴な味わいが後を引きます。

緑茶のさっぱり冷麺

氷出しの緑茶を使用した冷麺。トッピングの高菜漬けに茶葉が使用されており、ナンプラー、黒酢の風味が合わさってして漬物っぽい風味を醸し出しています。カリカリに炒めたひき肉と茶葉の相性がよく、ご飯のお供としてもリピート確実です。

スープにも氷だし緑茶が使用されています。夏バテに負けないようにこの冷麺を食べて元気を出しましょう!

茶葉入りつくね

ハーブ入りのソーセージのような感覚で楽しめるつくねです。茶葉の他にも大葉が入っており爽やかさ倍増。甘辛い照り焼きはお弁当のおかず、ビールのおつまみにぴったりなので色んな場面で重宝しそうですね。

抹茶のティラミス

ティラミスといえばココアが定番ですが、抹茶味はまた違ったおいしさがあります。抹茶独特のほろ苦さとマスカルポーネの濃厚さによって味に奥行きがでています。和風なので小豆をサンドしても合いますよ!

食茶が楽しめるレストランまとめ

現在、お茶が入った料理が楽しめるレストランも増えてきているようです。プロの味を楽しんでみてはいかが?

GEEN TEA RESTAURANT 1899(いち・はち・きゅう・きゅう) OCHANOMIZU

住所 東京都千代田区神田駿河台3-4
営業時間 (モーニング)6:30~11:00/(ランチ)11:00~15:00(カフェ)14:00~17:00(ディナー)17:00~23:00
定休日 なし

2014年、御茶ノ水にオープンした緑茶レストラン。産地にこだわったお茶、そしてそれを使用した料理が目玉です。ちなみにオススメ料理は「抹茶ぽてとサラダ」。お芋に抹茶が練りこまれて緑色になっているのが特徴です。

味処 丸尾原

住所 静岡県牧之原市西萩間1151
営業時間 (昼)11:00~14:30/(夜)18:00~21:00
定休日 年末年始(12/29~1/3まで)

お茶の産地といえば静岡県。茶葉を練り込んだお蕎麦やそうめん、茶葉の佃煮、お茶っ葉のふりかけ、などなど。これぞ産地というお茶づくしのメニューを堪能できます。古き良き古民家風の店内で料理をお楽しみください。

茶葉まで食べてより健康に!

緑茶は健康によい成分がたっぷりのスーパー飲料です。お茶として飲むのもいいですが、それだけではその豊富な成分をすべて摂取することはできません。茶葉まで食べてさらに健康になりましょう!

(image by 写真AC1 2)
(image by amanaimages)

この記事で使われている画像一覧

  • 484fd227 1d3e 471b 95d4 86e84b68f54d
  • Ca5cdcf8 b2c0 4d77 ad6b 986219a06d91
  • 36573caf c50c 4889 b49f a637f55d860b

本記事は、2015年06月23日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

編集部ピックアップ

編集部おすすめ期間限定のPRコンテンツ

もっと見る